sujaku yuki

sujaku yuki

HARISS

2007-11-29 14:48:55 | Weblog
HARISSってどういう意味だろう、っていつも聞けないでいる。
そんな(どんな?)HARISSのワンマンライブに行ってきました。
ツアーから帰って来た日の夜だったので、起きたら取りあえず洗濯をして、ブログを書きながらCDで予習して準備は万端。
新しい靴を下ろしてライブへ向かう。
あんまり夜に下ろしちゃいけないんだろうけど、そういう気分だったんだからしょうがない。
東京での日々はもう始まってる。

熊さんと少しアルコールを入れて会場へ。
俺がライブで一番好きなのは登場シーン。
あのワクワクした感じはたまらないよね。

HARISSのメンバーが出て来た。
ワンマン独特の緊張感が漂っていて、つい24時間前の自分達のライブが思い出される。
ライブが始まってロックが転がり出したらもう止まらない。
俺の一番好きなMr.HOLSTEINという曲のベースラインが響く。
アキラさんの歌の調子もとても良いようだ。
何故だかお客さんが楽しんでくれてるのが自分の事の様に楽しくて、そんな事って中々ないよね。
左を見ると熊さんも相当楽しそうにしてる。

そして、アンコールのソロ回しには痺れた。
高橋さんは情熱と技術を持ち合わせた最高のドラマーだ。
セイジさんの顔で弾くギターも最高!
俺が言うまでもなく実際の技術も半端じゃなくて、初めて見た時はそのギターの上手さにマジで驚いた。
音楽で人前で遊べるって最高だ。

終演後、案の定靴擦れで足が痛かったけど、そんなのはどうでもよくなってた。

DOING IT RIGHT

2007-11-27 18:15:02 | Weblog
ツアー最終日、滋賀BLUE。
流石に疲れもピークだったけれど曲が進む毎に集中力が増してきて、ツアーで身に付けた底力が発揮された。
バンド自体もとても逞しくなってたし、お客さんもどんどん盛り上がっていって、ツアー中1番ライブらしいライブで良かったと思う。
呼んでくれたミヤコさん、BLUEの皆さんありがとうございました。

今回のツアーを通して、本当に色んな人に助けられてバンドをやれてるんだなとリアルに感じた。
色々とお世話になりました、感謝しています。
後、会場に来てくれたお客さんも本当にありがとう。
東京から九州や何かまで来てくれた人達もいて、とても心強かったです。
また皆の所に行ける様に頑張りたいと思います。


滋賀から東京への帰り道。
最初少しだけ運転して、後は夢も見ない程に深く眠ってしまって気付いたら東京に戻って来てた。
何も変わらない景色に少し違和感を覚えながら、途中コンビニにビールを買いに寄る。
久し振りにゆっくり見てみたら雑誌の所だけでも凄い情報量で、何だかツアーでその土地やその人の目の前で生で演るって事の大切さを改めて感じた。

コンビニからの帰り道、外には滋賀で見たのと同じ満月が出ていた。

SATISFACTION

2007-11-26 01:48:40 | Weblog
高知前日の夜、まだライブもやってないのに打ち上げの様に人が集まって来て盛り上がり、大体の会いたい人にはここで会えてしまった。
特に嬉しかったのはNANANINEが高知に来た時は本当にいつも良くしてくれた、EXITの出口さんに会えた事だ。
そこで高知と言えばヒロシかなと思い、出口さんと酔った勢いで電話。
すると案の定、次の日東京から6時間かけてギターを持って来てくれた。

本番当日、リハ終わりで高知に来たら必ず行ってたひろめ市場へ。
1人で行くのは何か変な感じだったけど、食べ物は相変わらず美味しかった。
5時半頃、ヒロシが高知駅に着いたので迎えに行く。
これまた偶然同じ日にライブだった愚息のライブを観に行く。
それこそ中村敦さんとオノちゃんは俺らが初めて音源を出したレコーディングやその頃のライブで凄くお世話になった人達だ。
ヒロシが今日東京から来たという話をしたら敦さんがいたく感動されて、ライブの1曲目にバンドマンセレナーデという曲を歌ってくれた。

自分等のライブ会場に戻ったら元STORMの勝君と桑名さんのバンドが丁度始まった!
勝君は俺がこのツアーで見た中で1番格好良いベーシストだった。
流石にあのaisolationの熊と一緒にやっていただけの事はある。
桑名さんのドラムも速くて格好良かった。
肝心のラストコーズのライブも大盛り上がりで、自分の地元かと思う程だった。

打ち上げも昨日に引き続き相当楽しくて、何故かヒロシとリョウジさんやラストコーズのメンバーが一緒に飲んでるのが面白かった。
最後はヒロシが前に高知に来た時に作った曲を披露して、きれいに締めてくれた。

人の温かさなのか土地の相性なのか、高知って何でいつもこう最高なんだろうって思いながら、大満足の2日間だった。
ウィー!

松山ギター小僧

2007-11-23 21:16:44 | Weblog
起きて、熊家で朝ごはんを頂いてサロンキティへリハへ。
セッティングが終わってバンド全体の音出しまでちょっと時間があったんだけど、その間も熊さんはずっとギターを弾いてる。
多分昔から変わらないんだろうなぁ。
とか何とか思いながらリハが始まった。
調子は上々、音も良い。

本番前、7、8年前にNANANINEが初めて県外でやった時からお世話になってる藤本さん(今は八木さん)が二歳になる娘を連れて遊びに来てくれて、色々と話をする。
昔は色んなバンドの世話で大変だった藤本さんが、今は1人の女の子のお世話に奮闘してる。
その姿が何だかとても微笑ましかった。

本番は気力充分パフォーマンスも良くて、数こそはそんなに多くはないけれどお客さんも最高に盛り上がってくれた。
音楽も結局は1対1だから、その人が心から盛り上がってくれたか、自分がどれだけ楽しめたかしか無い。
アンコールがやれなかった事だけは残念だったけど、それもまた次来れる様に頑張ろうという気持ちに繋がれば。

ライブも終わって熊さん家に帰って作って貰ったおでんを食べながら4人で家飲みをして、何だか正月みたいにコタツでゆっくりして満たされていった。

Tumbling Dice

2007-11-22 17:38:59 | Weblog
ストーンズに戻って来ました。
岡山本番の日、リハまで時間があったんで茶店でツアー中買ったCDを聴きながらブログを上げたりする。
こういう時間は言いようのないとても幸せな時間だ。
周りから聞こえてくる岡山の人の喋り方は福岡と大阪の間って感じで何か良い。
2時間位いたけどそれでも時間が余ったんで近くの岡山のHMVへ。
これがマズかった。
よくお店周りで来てたなぁとか思いながら色々と試聴していると案の定良いのが沢山ある。
ツアー中は音楽ばっかやって感覚が冴えてるからいつもより敏感にキャッチしてしまう。
格好良いとか、参考になるとか、これで一曲出来る!とか思ったら買わない訳にはいかない。
お金は無い。
けどここをケチっても音楽家として先がないからしょうがない。

一番惹かれたのはREMのライブ版でEVERYBADY HURTSのイントロの大歓声とサビの大合唱は店の中なのに本当に泣きそうになってしまって、聴くのを止めざるをえなかった。
メチャメチャ買いたかったけど流石にDVD付きで五千円は出せずいつか必ず買う事を心に誓った。

前の日移動日でしっかり寝たおかげで体調も良くて調子も良い。
ツアーはその日の体調によってやり方を変えたりして、それが面白かったりする。
一回たりとて同じライブなんてない

この日も相当寒くて、外のストーブで指だけはなんとか温めてステージに臨む。
ペパーランドのステージは何か好きだ。
地元のパンクバンドの人達と一緒だったんでパンクスのお客さんも多く、ツアー中1番熱いライブになった。

終わってすぐの移動だったけど、前日も合わせてとても良い時間を過ごせたと思う。
松山の熊さんの実家へ着いて皆で家飲みして、客間に布団を敷いて貰って眠った。

写真はペパーランドのストーブと熊さんの実家の犬のマルです。

HERE TODAY,GONE TOMORROW

2007-11-20 14:55:35 | Weblog
次はラモーンズです。
北九州ライブの日、集合まで少し時間があったので、昔よくヒロシと行ってた新天町のCD屋に行ってスピッツと福岡のメロディックシーンで人気のバンドのCDを買った。
スピッツは群青って曲がストーンローゼズやキュアみたいで格好良くて、丁度気になってたんだ。

小倉に着いてリハーサルスタート。
今回俺らを北九州に呼んでくれたニセケラさんが既にエアギターでノリノリで、もうそれだけで来て良かったなって気持ちと、最高のライブをしてやろうって気持ちが湧き上がる。

その気持ち通り本番は後半戦1番の出来で、思いに応える事が出来たと思う。
確かにライブ3連チャン&移動の疲れはあったけど、そういう時でもステージ上では集中出来る様になってきた。
それは凄く良い事だ。

その日のライブは俺が福岡に居る時からよく一緒にやってたファズピックスってバンドも出てて、打ち上げもとても楽しく過ごせた。
どうやら来年から東京に出て来るらしくて、そしたらまた一緒にやれたら良いね。
そんな事ででもお互いにまた頑張れる気がする。
九州で育って大事なもんを見付けてそれを持って勝負に出てる。
同じ様な仲間が居るだけでどれだけ心強い事か。

岡山へはニセケラさんがラストコーズの為に作ってくれたライブの転換中用のCDを聴きながら向かった。
俺らの好きな曲がいっぱい入っててかなり上がった、本当に色々とありがとうございました。
そして九州2日間お手伝いをしてくれたカワハラさん、いつもありがとう。
また九州でライブが出来る様に頑張ってきます。

Mixed Emotions

2007-11-19 20:36:01 | Weblog
実家から車で発声がてらLINKを歌いながらライブハウスに向かう。
喉の調子は8割位。
まぁ、どうしても消耗戦になっちゃうね。

福岡はいつも色んな思いがあり過ぎて、集中力を欠いてしまう事が結構あるんやけど、今回は大丈夫だった。
疲れから来る?ど忘れが少しあったけど、ライブ全体を通してよく集中して出来たと思う。
福岡の皆にちゃんと音楽家としての姿を見せられたのが何よりも嬉しかった。
バンドも最後までしっかりライブをやりきって、福岡に来たかいがあったと思う。

ライブ後は例によって友達や地元のバンドマンの所を飲み歩き、最後は高校の時からの友達で今は福岡でバンドをやってる奴の家に上がり込み部屋飲み。
元が友達じゃなかったら絶対に干渉しない様なバンド話をした。
他人だったら特に気にしないんだけどね。

それぞれに音楽にかける思いやバンドに対するスタンスがある。
ただ、俺が福岡ライブをやって思ったのは、自分がやる事で周りの人が笑顔になれるかどうかが一番大切なんじゃないかって事だったよ。

Stealing My Heart

2007-11-17 04:45:03 | Weblog
神戸終わって福岡への移動中に書いてます。
早くもストーンズタイトルシリーズ第2段。
楽しいからこのツアー中は全部誰かの曲名からブログのタイトルを拝借しようかなぁ。
因みにこの曲も2002年当時のローリングストーンズの新曲で最高に格好良い曲です。

神戸は短い滞在時間だったけど充実した時間が過ごせた。
それは勿論ライブが良かったからなんやけどね。
来てくれた皆さんありがとうございました。
皆のおかげで良いツアー後半の初日になりました。

自分の目標としてた事も大体出来てたし、何よりも自然に楽しめた。
何かに心を奪われて夢中になれる瞬間はいつも最高に気持ち良いね。
ライブ中そんな事がふと頭をよぎって、そう感じれてるのがとても幸せな事に思えた。

一体あと何回そんな瞬間を感じられて、いつまでその夢中になれる物を追い求め続ける事が出来るんだろう。
まぁ別に心奪われるもの、夢中になれる事だったら綺麗な景色だったり人だったり、それぞれに何でも良いんやけどね。
俺は専ら音楽です。


夜が明けたら本当に数年振りの地元福岡でのライブです。
俺が今だに夢中になり続けている音楽を、元気で演っている姿を見て貰えれば、それだけで良いと思います。

DONT STOP

2007-11-16 16:27:31 | Weblog
ツアーの移動中に聴くためにローリングストーンズのCDを中古で買った。
だからこんなタイトル(しかも超良い曲)。
ツアー後半戦も今日から9日間で7ヶ所あるし、確かに止まってる暇なんて無い。
ついでにDAVID BOWIEも買ったんだけど、何でBOWIEとストーンズなのかという話はまた次の機会にするとして、ストーンズのCDを選んでいて思ったのはどれもジャケットが凄く格好良いという事だ。
今更ながら流石だなぁとビックリした。

しかも曲名も格好良いのが多いんだよね。
またブログのタイトルで拝借しそうだから例は挙げないけど、曲名やバンド名が格好良いかどうかってのは最近の俺の中ではかなり重要だ。
曲名が格好良いと実際に曲も格好良かったりする。
まぁ、見た目とかもそうだけどバンドの意識ってのは色んな所に出るんだね。
そうやってバンドを見てみるとまた新たな楽しみ方が出来そうやね。

何だかまた長くなりそうだからここら辺にして、とにかく移動中のCDも買ったしリハもバッチリで準備は万端!
後は皆の前でロックンロールを鳴らすだけだ。

It's Only Rock'n'Roll!!

blinkers rhythm

2007-11-14 21:08:53 | Weblog
俺の原チャのウインカーはヘンテコなリズムを刻む。
普通ならカチッカチッとかいいそうなもんやけど、俺のはツッツッタンツカツカツンタンみたいな感じ。
信じて貰えそうにないけど本当にドラムみたいなリズムを刻むんよ。

そう言えば、チャーベさんもドラムのツネさんと一緒に車とかに乗ってると、このウインカーの速さだったらbpm120位だよね、とかいう会話をよくするって言ってたなぁ。
まぁウインカー1つとってみても人によって色々な感じ方があるんだね。

それは今回のツアー先ででも度々思う事だ。
久し振りにお世話になってた人達とかに会うと、その変わらない姿勢や愛情の深さに驚かされる時がある。
それは別に俺に対してのって事じゃなくて、その人達に元々ある自分のやってる事に対する愛情の深さ。
それぞれがそれぞれのリズムとテンポで暮らしている。

最近の自分の周りのテンポはやたらと速いような気がする。
今はまだ、リズムともつかない様なヘンテコなリズムかも知れないけれど、その内また懐かしいリズムを刻む人達と同じ時間を過ごせたら良いな。