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鉄道、登山、動物、植物、グルメ、歴史、名所、読書といった内容で、焦点の定まらない内容となってしまうかも😅

天妙国寺、品川寺、海雲寺、海晏寺

2022-09-04 20:55:00 | 東海道
京浜急行線、青物横丁駅近くのお寺を、四つ。江戸方面から天妙国寺からです。

創建

1285

山号

鳳凰山

宗派

顕本法華宗

本尊

三法尊


顕本法華宗 鳳凰山 天妙国寺は、日蓮大聖人の直弟子である天目上人によって、弘安8年(1285年)に創建されました。

その山号は、堂宇建立の際、天より鳳凰の羽が舞い降りてきたという逸話に由来しています。 また寺号は、『妙法蓮華経』の力をもって国家安穏を祈るという意味を込めて、はじめ「妙国寺」と名づけられ、のちに「天妙国寺」へと改称されました。

当寺を語る上で欠かせないのが、徳川将軍家との深い関わりについてです。
天正18(1590)、徳川家康公が江戸入府の際、一夜の宿とされたのが、まさに当寺でした。


次に品川寺です。ほんせんじと読みます。

創建

806810

山号

海照山

宗派

真言宗醍醐派

本尊

水月観音


東海道に面した品川寺(ほんせんじ)は、平安時代前期に開創され、「品川」の地名の由来となった品川区で最古のお寺です。本尊は水月観音(非公開)。東海七福神の毘沙門天を祀っています。

入口にある大きな銅造地蔵菩薩坐像は「江戸六地蔵」の一つで神田の鋳物師 太田駿河守正義の作。東京都有形文化財に指定されています。


その隣に、海雲寺があります。

創建

1251

山号

吟山

宗派

曹洞宗

本尊

十一面観音


禅、曹洞宗、龍吟山海雲寺は建長3(1251)僧不山(そうふざん)によって開基、はじめは庵瑞林(あんずいりん)といい、海晏寺(かいあんじ)境内にあって臨済宗でした。


慶長元年(1596)海晏寺五世分外祖耕大和尚を開山とし曹洞宗に改められ、寛文元年(1661)海雲寺になったもので、ご本尊十一面観世音菩薩を安置し、ご尊像は建長3年創立当時、仏師春日の作といわれています。また、鎮守として千躰三宝大荒神王を祀ります。

荒神堂に祀られている千躰荒神は江戸時代よりかまどの神様、台所の守護神として多くの人々から信仰されています。毎年3月と11月の27.28日に行われる千躰荒神祭では、荒神堂の中で一日中護摩が炊かれ、お札が授与されます。この日は、境内から青物横丁駅まで、露店が軒を連ね大勢の参拝者で賑わいます。お釜の形をした「釜おこし」が名物です。




境内にある、平蔵地蔵といいます。かつて、ここの地の3人連れの乞食のうちの平蔵が、多額のお金を拾って、落とし主に返した際、当然のことをしたとの理由で謝礼の小判を受け取らなかったことから、分け前をあてにしていた仲間から殺されてしまいます。これを聞いた落とし主が平蔵を供養したとの逸話があります😥

最後に、海晏寺です。

創建

1251

山号

補陀落山

宗派

曹洞宗

本尊

聖観音菩薩

海晏寺は建長3年(1251)に北条時頼が、鎌倉 建長寺の蘭渓道隆を迎えて開いたと伝えられるお寺です。

創建当時は臨済宗の寺でしたが、戦乱による焼失ののち天正18年(1590)に曹洞宗の寺として再建されました。江戸時代には紅葉の名所として有名で、歌川広重らの浮世絵にも数多く描かれています。

墓地には岩倉具視、松平慶永(春嶽)、由利公正など幕末・明治期に活躍した人々の墓所があります。


ちょっと、入りにくい雰囲気です😅


紅葉の名所なのです🍁



おしまい😄








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