
いよいよシーズンも大詰め。優勝争いやプレーオフが注目の的となってますが、その影で今年も多くの選手が球界を去ります。
その中の一人、ロッテの初芝清選手。つい先日友人と初芝談義で盛り上がったのでこの事について書きます。
千葉の現人神、初芝清。ロッテ暗黒時代を支えた長距離砲ですが、彼には様々な伝説があります。
「初芝ブリーチ伝説」ある日美容院に行った初芝さん。「たまにはブリーチでもどうです?」と言われ、意味もわからずうんと答え、金髪に。子供大泣き。
「初芝メジャー挑戦」イチローがメジャー行きを決めた際にそのことを紹介する記事に初芝の写真が。なぜか初芝、なぜ初芝。
「ロッテ初芝“頑張りすぎて”抹消」守備練習中、原井の痛烈な打球に逆シングルで飛びついたが取れず、グラウンドに寝そべって悔しがっていた。…とそこに渡辺正の打球が飛んできて、初芝の右ひじを直撃。あえなくケガで2軍落ちとなる。山本監督一言「アホ!!」
そのほかにも数々の伝説…。面白い記事をコピーします。
偉大なるファンタジスタ初芝清先生は1967年2月26日東京都でお生まれになりました(埼玉県富士見市でご生誕との説もあります)。幼少の頃から類稀なる野球の才能を発揮、名門二松学舎大付属高校に入り、2年時からエースで4番となります。しかし、2年時は不祥事による出場辞退で甲子園への道を断たれ、3年時は東東京大会4回戦で春の選抜優勝校岩倉高校をご自身の逆転ホームランと好リリーフで下し、決勝まで進出しながらも、日大一に1-3で敗れ、あと一歩で甲子園出場を逃されます。高校卒業後は社会人の東芝府中に入社され、野手に転向。その強打で決して名門とは言えなかった当時の東芝府中を3度都市対抗へと導かれたのでした。
88年の都市対抗予選で与田(NTT東京→89年中日ドラフト1位)から放ったホームランの凄まじさについて、当時東芝府中に勤務していた日没閉門氏(競馬ライター)はこう騙って語っています。
「今まで見たアマチュア選手のホームランの中で一番凄かった。与田もプロに行く選手だと思ったが先生は明らかにその上を行っていた」
同年のドラフトでロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)から4位指名を受け入団。2年目に18本塁打を打ち、レギュラーの座を掴むと、1992年の千葉移転後はコンスタントに二桁本塁打を放ち、90年代を通じて打の主軸として活躍されます。 95年には打点王を取り、99年にはシドニー五輪アジア地区予選で全日本の4番もお務めになりました。年間を通じた成績だけ見ると、意外と平凡に見えるかもしれませんが、シーズンが押し迫った9月以降の打棒の凄まじさはもはや神の領域に達しています。特に相手チームの優勝がかかった試合での先生は世界一のスラッガーと言っても過言では無いでしょう。マジック1でマリーンズと対戦するチームはことごとく初芝先生の強打の前にその野望を断たれたのでした。先生の打棒はシーズンが終了に近づくに連れて迫力を増していきます。例年ほとんど試合がないのですが、10月だけの成績をとると明訓高校時代の山田太郎に匹敵するような成績を残しています(やや誇張)。正に日本のミスター・オクトーバーと呼ぶべき存在と言えるでしょう(嘘)。
このように押しも押されぬ日本を代表するスラッガーとして評価を高めたためか、イチローがメジャー移籍した際には、ESPNが間違えてイチローの特集記事に先生の写真を掲載してしまうという珍事件も起こりました。(ひょっとすると、あれは単純なミスではなく、アメリカが欲しているのはイチローじゃなくて初芝先生だというメッセージだったのかもしれません)。
しかし、先生が千葉ロッテマリーンズファンから愛されているのは、それだけが理由ではありません。近年、加齢による衰えもあってか、先生の成績は今ひとつ振るいません。 2004年はわずか61試合の出場に留まり、サードのレギュラーの座も、若い今江に奪われつつあります。
それでも、マリーンズの本拠地千葉マリンスタジアムで、初芝先生以上にファンに大きな拍手を持って迎えられる選手は他にいません。
一打逆転というチャンスで代打に初芝先生の名前が告げられたときのスタンドのどよめきと声援。それは「一発逆転打を頼むぞ!」という期待を込めた声援だけでないことは確かです。
先生は外の変化球を当てるのは巧いのですが、足が遅いため併殺打が多いのが欠点です。ここぞというチャンスに併殺打を打つことが多いのも、先生の特徴です。スタンドのファンは皆それを知っています。だからどよめきが起こるのです。そして、期待に応えて(?)見事併殺打を打つと、スタンドからは罵声よりも大きな笑い声が聞こえて来るのです。
また、181cm 95Kgというプロフィールを見てもわかるように、先生はちょっと太ってらっしゃいます。あまり俊敏な動きは得意ではありません。なので、守備は少し苦手です。ポジションはサードですが、基本的に先生の守備範囲はサードベース際1mくらいの範囲で、あとはショートの小坂選手がカバーします(小坂選手は日本一勤勉なショートです)。
マリンスタジアムは風が強いのでファウルグラウンドに打ち上げられたフライは風に流され予期せぬ方向に舞います。それをドタバタとした足取りで追いかける初芝先生の姿はこの上なくキュートです。先生はフライを捕るのがことのほか苦手でいらっしゃるようで、自分で捕りに行かれるとよく落とされます。ということで、大概の場合は小坂選手がカバーすることになります。偶に小坂選手を制して先生がファウルフライを見事キャッチしようものなら、スタンドからは割れんばかりの大歓声が沸き起こります。このマリンスタジアム独特の風に舞う華麗な舞は、マリーンズのサードベースマンの一子相伝の芸として後継者の今江選手にも受け継がれているようです。
こういった数字には表れない部分も先生の魅力の一つなのです。先生が一部のファンから親しみを込めて「ファンタジスタ」と呼ばれる所以はそんなところにあります。
とまぁよく言えば人間味あふれる、悪く言えばただのネタ芸人初芝神。何故出生地がはっきりしないのでしょうか。これはかの田○ま○しと同様です。
よくよく考えてみると、
守備範囲の狭さ、ネタ芸人、鈍足=今岡
シーズン終盤の強さ=大豊
いじられキャラ=藤本
体型=中込
スタンドから笑い=石毛
とこのようにまとめてみるだけでどれほど偉大な人物であるかがわかります。
それでもファンにこよなく愛されているのは事実、ある種のカリスマです。実力があってもファンに愛されない選手も少なくない今日で、ここまで引退を惜しまれる選手も珍しいと思います。
ロッテには初芝、黒木と二人のカリスマがいました。そのうちの一人の引退…。世代交代の結果、ロッテは強さと引き換えに偉大な選手を失うことになりました。
ですがいつかは初芝さんはロッテに帰ってくるでしょう。その前に選手として有終の美を飾ってもらいたいですね。まぁ日本シリーズはタイガースが勝ちますが。。
明日からタイガースは宿敵虚人と聖地・甲子園で2連戦!!落合ふくし軍団がここに来てゴキブリのような粘りをしているので甲子園での胴上げは難しいかも知れませんが、願いがかなうのならば…。堀内は無駄な抵抗を止めて桑田を先発に。
p.s 本日阪神本社および阪神百貨店の株が村上ファンドによって大量取得されたことが明らかになりました。おそらく条件のいいほうに売却するでしょうが、ある説ではあのクサレ堀江がタイガース買収(他にもカープ)を狙ってると言われています。タイガースを野球に関係のない素人に、しかも金儲けに利用されるのは個人的には許せません。考えたくありませんが、最悪の事態が現実となったとき、阪神ファンは黙っていませんよ。
その中の一人、ロッテの初芝清選手。つい先日友人と初芝談義で盛り上がったのでこの事について書きます。
千葉の現人神、初芝清。ロッテ暗黒時代を支えた長距離砲ですが、彼には様々な伝説があります。
「初芝ブリーチ伝説」ある日美容院に行った初芝さん。「たまにはブリーチでもどうです?」と言われ、意味もわからずうんと答え、金髪に。子供大泣き。
「初芝メジャー挑戦」イチローがメジャー行きを決めた際にそのことを紹介する記事に初芝の写真が。なぜか初芝、なぜ初芝。
「ロッテ初芝“頑張りすぎて”抹消」守備練習中、原井の痛烈な打球に逆シングルで飛びついたが取れず、グラウンドに寝そべって悔しがっていた。…とそこに渡辺正の打球が飛んできて、初芝の右ひじを直撃。あえなくケガで2軍落ちとなる。山本監督一言「アホ!!」
そのほかにも数々の伝説…。面白い記事をコピーします。
偉大なるファンタジスタ初芝清先生は1967年2月26日東京都でお生まれになりました(埼玉県富士見市でご生誕との説もあります)。幼少の頃から類稀なる野球の才能を発揮、名門二松学舎大付属高校に入り、2年時からエースで4番となります。しかし、2年時は不祥事による出場辞退で甲子園への道を断たれ、3年時は東東京大会4回戦で春の選抜優勝校岩倉高校をご自身の逆転ホームランと好リリーフで下し、決勝まで進出しながらも、日大一に1-3で敗れ、あと一歩で甲子園出場を逃されます。高校卒業後は社会人の東芝府中に入社され、野手に転向。その強打で決して名門とは言えなかった当時の東芝府中を3度都市対抗へと導かれたのでした。
88年の都市対抗予選で与田(NTT東京→89年中日ドラフト1位)から放ったホームランの凄まじさについて、当時東芝府中に勤務していた日没閉門氏(競馬ライター)はこう騙って語っています。
「今まで見たアマチュア選手のホームランの中で一番凄かった。与田もプロに行く選手だと思ったが先生は明らかにその上を行っていた」
同年のドラフトでロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)から4位指名を受け入団。2年目に18本塁打を打ち、レギュラーの座を掴むと、1992年の千葉移転後はコンスタントに二桁本塁打を放ち、90年代を通じて打の主軸として活躍されます。 95年には打点王を取り、99年にはシドニー五輪アジア地区予選で全日本の4番もお務めになりました。年間を通じた成績だけ見ると、意外と平凡に見えるかもしれませんが、シーズンが押し迫った9月以降の打棒の凄まじさはもはや神の領域に達しています。特に相手チームの優勝がかかった試合での先生は世界一のスラッガーと言っても過言では無いでしょう。マジック1でマリーンズと対戦するチームはことごとく初芝先生の強打の前にその野望を断たれたのでした。先生の打棒はシーズンが終了に近づくに連れて迫力を増していきます。例年ほとんど試合がないのですが、10月だけの成績をとると明訓高校時代の山田太郎に匹敵するような成績を残しています(やや誇張)。正に日本のミスター・オクトーバーと呼ぶべき存在と言えるでしょう(嘘)。
このように押しも押されぬ日本を代表するスラッガーとして評価を高めたためか、イチローがメジャー移籍した際には、ESPNが間違えてイチローの特集記事に先生の写真を掲載してしまうという珍事件も起こりました。(ひょっとすると、あれは単純なミスではなく、アメリカが欲しているのはイチローじゃなくて初芝先生だというメッセージだったのかもしれません)。
しかし、先生が千葉ロッテマリーンズファンから愛されているのは、それだけが理由ではありません。近年、加齢による衰えもあってか、先生の成績は今ひとつ振るいません。 2004年はわずか61試合の出場に留まり、サードのレギュラーの座も、若い今江に奪われつつあります。
それでも、マリーンズの本拠地千葉マリンスタジアムで、初芝先生以上にファンに大きな拍手を持って迎えられる選手は他にいません。
一打逆転というチャンスで代打に初芝先生の名前が告げられたときのスタンドのどよめきと声援。それは「一発逆転打を頼むぞ!」という期待を込めた声援だけでないことは確かです。
先生は外の変化球を当てるのは巧いのですが、足が遅いため併殺打が多いのが欠点です。ここぞというチャンスに併殺打を打つことが多いのも、先生の特徴です。スタンドのファンは皆それを知っています。だからどよめきが起こるのです。そして、期待に応えて(?)見事併殺打を打つと、スタンドからは罵声よりも大きな笑い声が聞こえて来るのです。
また、181cm 95Kgというプロフィールを見てもわかるように、先生はちょっと太ってらっしゃいます。あまり俊敏な動きは得意ではありません。なので、守備は少し苦手です。ポジションはサードですが、基本的に先生の守備範囲はサードベース際1mくらいの範囲で、あとはショートの小坂選手がカバーします(小坂選手は日本一勤勉なショートです)。
マリンスタジアムは風が強いのでファウルグラウンドに打ち上げられたフライは風に流され予期せぬ方向に舞います。それをドタバタとした足取りで追いかける初芝先生の姿はこの上なくキュートです。先生はフライを捕るのがことのほか苦手でいらっしゃるようで、自分で捕りに行かれるとよく落とされます。ということで、大概の場合は小坂選手がカバーすることになります。偶に小坂選手を制して先生がファウルフライを見事キャッチしようものなら、スタンドからは割れんばかりの大歓声が沸き起こります。このマリンスタジアム独特の風に舞う華麗な舞は、マリーンズのサードベースマンの一子相伝の芸として後継者の今江選手にも受け継がれているようです。
こういった数字には表れない部分も先生の魅力の一つなのです。先生が一部のファンから親しみを込めて「ファンタジスタ」と呼ばれる所以はそんなところにあります。
とまぁよく言えば人間味あふれる、悪く言えばただのネタ芸人初芝神。何故出生地がはっきりしないのでしょうか。これはかの田○ま○しと同様です。
よくよく考えてみると、
守備範囲の狭さ、ネタ芸人、鈍足=今岡
シーズン終盤の強さ=大豊
いじられキャラ=藤本
体型=中込
スタンドから笑い=石毛
とこのようにまとめてみるだけでどれほど偉大な人物であるかがわかります。
それでもファンにこよなく愛されているのは事実、ある種のカリスマです。実力があってもファンに愛されない選手も少なくない今日で、ここまで引退を惜しまれる選手も珍しいと思います。
ロッテには初芝、黒木と二人のカリスマがいました。そのうちの一人の引退…。世代交代の結果、ロッテは強さと引き換えに偉大な選手を失うことになりました。
ですがいつかは初芝さんはロッテに帰ってくるでしょう。その前に選手として有終の美を飾ってもらいたいですね。まぁ日本シリーズはタイガースが勝ちますが。。
明日からタイガースは宿敵虚人と聖地・甲子園で2連戦!!落合ふくし軍団がここに来てゴキブリのような粘りをしているので甲子園での胴上げは難しいかも知れませんが、願いがかなうのならば…。堀内は無駄な抵抗を止めて桑田を先発に。
p.s 本日阪神本社および阪神百貨店の株が村上ファンドによって大量取得されたことが明らかになりました。おそらく条件のいいほうに売却するでしょうが、ある説ではあのクサレ堀江がタイガース買収(他にもカープ)を狙ってると言われています。タイガースを野球に関係のない素人に、しかも金儲けに利用されるのは個人的には許せません。考えたくありませんが、最悪の事態が現実となったとき、阪神ファンは黙っていませんよ。
村上ファンドは選手の年俸を上げてくれるだけでええわ(笑)あとは首をつっこまないで。。