粟島名物わっぱ煮

わっぱ煮作りを伝授

磯から流木と玄武岩の丸い石を拾って火をたきます。新鮮な魚を串にさして焼きます。だんだんと石が真っ赤に焼けてきます。

魚が焼けたら、わっぱに魚と味噌を入れてお湯を入れます。お湯は観光用です。元々は粟島の磯にはとこでも清水が出ていましたのでそれをわっぱに入れました。

真っ赤な焼けた石を入れます。グツグツ沸騰してきます。火傷には注してください。わっぱから味噌汁かあふれ出るようだったら薬味のネギをいれます。７月の石鯛のわっぱ煮は新タマネギが最高です。でも魚の単価が高いので８００円食べるのが難しい。

酒を入れて味を調えます。わっぱ酒は真っ赤な石を直接入れないで水にいったん入れてから入れてください。沸騰してアルコールが飛んでおいしくありません。

最後秘訣です。石を取り出し再度真っ赤に焼けた石をいれます。このときは味噌汁がこぼれないように注意してください。
わっぱ煮の一番おいしい時期は９月下旬のアブラッコがいいです。魚の黄色い油が出てなかなか冷めません。食べてから最後に一匹の魚の骨を取りご飯を入れて、石を入れて雑炊を作って食べると最高で～ス。

わっぱ煮魚ランキング
一般用はメバルorアイナメ＋カワハギ
ランキング１　９月下旬から１０月下旬のアブラッコだけのわっぱ煮
ランキング２　６月下旬のフグと白子が入ったわっぱ煮
ランキング３　８月下旬から９月下旬のウミタナゴのわっぱ煮
ランキング４　８月のアワビのわっぱ煮(30年前に何回か食べましたが今は難しい）
ランキング５　６月から７月上旬のイシダイのわっぱ煮
「なかなか食べられないからおいしいのでしょう」