これは手記です。どうしようもない話です。
ただただ、途方にくれてしまった。
久々に友人に会ったのに、どんより流れてしまうもの。
笑って、飲んで送ってやろうよ、ってふるまったビール。もしかしたら無神経に感じてしまった人もいたかもしれない。
本当にすいません。
でも、俺ららしく送ってあげたかった。タバコふかして酒飲んで、笑って。
時はすっかり、大学時代のようだった。久々の近況報告、友人の顔。
でも、最後に同級生だった子が対面後に慟哭するのだ。
そのとき「死」というものの薄皮程度を、自らなめた人間が感じさせられたもの。
そうか、これが「死」というものか。
この子達が共有して思い出話をしたくても、もういない。「過去」の人になってしまう。
もう笑いあうこともできない。もう、君はいないのか。
「長生きしてくださいね」と声をかけられた。
正直、自分にとってそれは「ペナルティ・ライフ」の宣告に近いものかもしれない。
でもほかの人たちに対してはそう思う。
20頃、死にたがってた子も今結婚して幸せな人生を歩き出そうとしていたりするのだ。
人生はそれでもすばらしいと誰かが証明してほしい。
まとまりないことだけど、なんだかそう思えました。
みんな、長生きしろよ