「あかべこ」の洛中洛外日誌

京都に住む「あかべこ」の日記です。日々の暮らしをさらりとつづる日誌にするはずが、近頃、食べ物ブログ化してきました・・・。

「俄」 NIWAKA

2007-09-30 13:19:14 | 洛中での出来事
私、来月に入籍、結婚します。
まあ、2週間前に諸事情により話が急展開し、決まったもので、準備も何もかもが大変です。

で、昨日は結婚指輪を買いに行きました。
訪れたのは俄(にわか)京都本店。京都で生まれたアクセサリーメーカーで、婚約指輪や結婚指輪などには定評があります。私も友人に勧められて、俄で買うことにしました。今では関東や北海道、NewYorkにも出店しているらしいです。

 写真は「俄」のロゴと鴨川沿いにある「俄」本店(HPより拝借)。おしゃれな建物です。「俄」のリングはそれぞれ「月の雫」「双樹」「望月」など和名がついていて、その名前にも日本人の発想らしい由来があります。デザインなんかも、凝っていて、工芸品のような趣もあります。
私たちが選んだのは「水鏡」水のような透明感がある夫婦に、という意味があるらしいのですが、私の学者としての研究に、水環境の維持、というものもあって、ネーミングが気に入りました。
まあ、リングのデザイン等は、嫁さんが気に入ってくれたからそれでよいと思っています。

で、リング二つあわせて28万円也。

一生ものだし、あわただしく結婚が決まった分、エンゲイジリングも買ってあげられなかったので、奮発しました。

がんばりました。



スパイシーのスープカレー

2007-09-29 12:00:30 | 洛中食べ歩き/カレー
困ったときの食べ物ネタ二連発となってしまいました。

スパイシーと言えばカレーCoCo壱番屋とならぶカレーチェーン店。
味に贅沢は言えませんが、24時間カレーが食べられて、まあ、値段もそこそこ手頃。食事が真夜中にずれ込んだ時などに利用したりします。

そのスパイシーでスープカレーがメニューに加えられているのを発見。
ものは試しで食べてみました。
チキンスープカレーを注文。お値段780円。そこそこよい値段がします。

そして、スープカレーが出てきました。黒胡椒がたくさん浮いててよい感じ。
しかし、スープを一口飲んでみると、あまり辛くない。いや、そんなことよりもスープにとろみがあるではないですか。
これでは従来のカレーの味を十倍濃くして、そして水で薄め直したようなもの。
スープカレーは発祥の地札幌でサラサラ系カレーと呼ばれていた(わたしはそう呼んでいました。)ぐらいだから、とろみがあってはスープカレーと言いがたいなぁ。

他にも、スープに入ってるチキンがフライドチキンだったりもしました。。

まあ、チェーン店では仕方のないことかもしれませんが、もう少し根本的なところを改良してもらいたいです。

同じくカレーチェーン店のカレーCoCo壱番屋でもスープカレーはでているらしいです。。いずれ食べてみたいけど、あんまり期待はできそうにないなあ。

赤鬼軒

2007-09-28 02:13:47 | 洛中食べ歩き/ラーメン・中華そば
本日深夜一時ごろ、小腹がすいて、無性にラーメンが食べたくなりました。
そこで、下宿から自転車に飛び乗り三条へ。
前から興味のあったラーメン屋、赤鬼軒に行ってみました。

店内にはお客が2-3組。まあ、平日のこの時間なら、これだけ入っていれば十分なのかな。
そしてメニューを見てみると、ラーメンのほか、赤鬼ラーメンなるものがありました。見るからに唐辛子たっぷり。名物、と銘打たれていたので、早速この赤鬼ラーメンを注文(写真)。

この赤鬼ラーメン、麺はストレートやや細麺、スープは鶏がらベースの背油醤油だったように思います(私の独断と偏見による)。後はチャーシューと大量の赤唐辛子。

味は、ややあっさり過ぎるような気もします。味が薄いかな。もう少しスープに甘みがほしいです。スープに甘みが出ていれば唐辛子の辛さを逆に引き立ててくれたような気もします。
ただ、このあっさりラーメン、飲み会の後なんかに食べると、しつこくなくて良いかもしれません。


鶏がらベースの背油醤油、というのは京風ラーメンの代名詞らしいです。
私はあまりこの背油醤油のスープが好きではないのですが、京風ラーメンにこだわっている方は、一度食べてみてはいかがでしょうか。


紅葉の季節はまだまだです。

2007-09-27 08:03:40 | 独り言
残暑厳しかった今年の九月も、もうそろそろ終わり。
まだ日中、30℃まで気温は上がりますが、それでも夜は大分気温が下がってきてよく眠れます。
扇風機ももう少しで今年の任務終了かな。

秋といえば、紅葉。京都の紅葉は毎年見ても、綺麗だと思います。
でも、今年の秋は、気温の下がり方が相当鈍いらしくて、紅葉はあまりパッとはしないようです。
まあそれでも、今年もちゃんと一回はモミジ狩りに出かけることになると思います。

写真は今朝撮った、イチョウとソメイヨシノの様子。イチョウは少しずつ黄色くなりかけていますし、ソメイヨシノには黄色くなった葉がちらほら見受けられます。少しずつ、秋は深まっているようです。
しかし、秋の主役、モミジはしっかりとした緑色でした。紅葉の季節にはまだまだ早いようです。

スタイリッシュダイニング カウンター&カウンターチェア - インテリアうちずみ vol.4-

2007-09-26 08:52:04 | 家具を買うならインテリアうちずみ
今日は、私が壬生の家具屋、インテリアうちずみでアルバイトをする日です。
ということで、毎週水曜日恒例の、インテリアうちずみの(アルバイトの)お勧め家具紹介をします。

これまで、お部屋の収納家具について紹介してきましたが、今日はダイニング家具、カウンター&カウンターチェアを紹介します。

一家の食事スペース、ダイニングというのは、家族団らんの場でもあり大切な場所。食卓や椅子なども家族の規模に合わせたものが必要です。しかし、一人暮らし、あるいは夫婦二人暮らしといったときには、一般的な食卓は大きすぎて、逆にダイニングは必要以上に狭くなってしまいます。

そんな時、カウンター型のテーブル&チェアはいかがでしょうか。カウンターテーブルですと料理を載せるスペースが限られてしまいますが、しかし、少人数であれば特に問題とはなりません。むしろ、ダイニングの中に占めるスペースが一般的な食卓に比べても小さくて済みます。また、デザインもシンプル・スマートですので、ダイニングをスタイリッシュにすることができます。

また、組み立て式タイプのカウンターを用いますと、日ごろはカウンターを収納しておいて、ご来客時にサイドテーブル用として利用することもできます。ホームパーティーのときなんかは大活躍するのではないでしょうか。


カウンター&カウンターチェアは、スペースの大小にかかわらず、ダイニングに合った利用法が見つけられる、おしゃれで便利な家具だと思います。ダイニングスペースを機能的かつお洒落に、と考えておられるお客様、ぜひご利用ください。

インテリアうちずみではこのカウンター&カウンターチェアを定価の30-35%引きという特別価格で提供させていただいています。全国発送も承っております。ぜひぜひご利用ください。

売り上げ上がる→私の時給上がるかも?」大作戦に御協力宜しくお願いします.


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滋賀県琵琶湖 帰帆島

2007-09-25 08:14:25 | 洛外での出来事
三連休最終日だった昨日、滋賀県の草津市にある琵琶湖・帰帆島に行ってバーベキューをしてきました。

わたしの剣道の道場でお世話になっているKさんとそのご家族、友人のBBQに誘われてついていくことに。あさ九時に、山科の国道一号線沿いにある肉店「山村屋」に集合。この山村屋、初めて言ったのですが、BBQ用の肉の品揃えもよろしく、またミノ、てっちゃん、センマイなどのいわゆるホルモンも充実。ハツや生レバーなんかもあって、家でちょっとしたお酒の当てに買って料理してもよいかな?
でも、山村屋のある山科は、私の住む左京区から遠いし、車がないと厳しいですね

そんなこんなで、山村屋でお肉を買い込んで、いざ琵琶湖へ。(たぶん草津市?)帰帆島のキャンプ場が今回のBBQ会場でした。
帰帆島は、草津市から見て、すこし琵琶湖に入ったところにある島で、橋を通って車で行き来できます。汚水処理場や、水質浄化センターなどがある、人工的な雰囲気のある島ですが、そのなかにキャンプ場も整備されています。BBQ用のかまどみたいなのもしっかり用意されているし、車からの荷物の運搬用にリアカーも貸してくれます。
休日なのもあってか、キャンプ場は満杯。もちろんキャンプ場は有料なんですが、それでも人気があるらしく、予約は必須なようです。

BBQで十分すぎるほどお肉を食べて、途中先輩の子供の遊び相手をして、と時間を過ごしてゆき、午後3時にお開き。車で帰洛中に夕立に見舞われ、よい時間に撤退したなと思いました。

近頃、飲酒運転の取締りおよび罰金が厳しくなり、昨日のBBQでもドライバーすなわちお父さんたちはお酒を飲みませんでした。お父さんたちがお酒を飲まない、ということはつまり誰もお酒を飲まない、というわけで、ほとんど飲酒なしのBBQでした。まあ、当たり前のことだし、しかたないよね。お酒抜きでもBBQは楽しかったしね。


そして、今朝。しっかり昨日のお肉が胃に残っていて、胃もたれです。
お酒のまず、夜ご飯も控えめにしたのですが、やっぱり胃にきました。
胃腸薬飲んでおけばよかったと、いまさらながら思います。

(写真は帰帆島より草津市方面を望んだもの.
帰る直前に撮影したのですが、今にも雨が降り出しそうな空模様。実際に、それから間を置かず雨が降り出しました。)


たくみ

2007-09-24 07:19:48 | 洛中食べ歩き/ラーメン・中華そば
ブログのネタの無いときの食べ物ネタ、これが定番になりつつあります。

百万遍の交差点を西へ、今出川通りと鞠小路通りの交差点に、「たくみ」はあります。夜の11時ごろに「たくみ」を訪れると満席であることもしばしばで、この地域ではなかなかの人気店です。


「たくみ」のラーメン、「たくみラーメン」(写真)は豚骨ラーメンで、スープはあっさりだけど甘みもあります。メンはストレートな細メンで、スープともよくあっていると思います。また、「たくみチャーシューメン」は薄手にきったチャーシューがスープ一面に広がっていて、なかなか豪勢な感じがします。

ひとつ注文があるとすれば、ラーメン中にたくさん入れてくれるネギ、このネギもたくみラーメンをおいしくする要素のひとつなのですが、そのネギの温度が低すぎて、表面のラーメンのスープの温度も下がってしまっていることがたまにあります。何とかならないかな?

「たくみ」は、私のラボから近いこともあって、私がもっとも訪れているラーメン店であることは間違いありません。

また今週もお世話になることと思います。

スープカレー チャーリー&ブラウン

2007-09-23 03:34:35 | 洛中食べ歩き/カレー
叡山電鉄一乗寺駅付近、曼殊院道沿いにある「チャーリー&ブラウン」でスープカレーが食べられるということを聞いたので、早速行ってみました。

行ってみると、確かにメニューに「薬菜スープカレー」シリーズがありました。しかしメニューには、スープカレーの他にも、日替定食、てんぷら定食、などもあって、どうやら「チャーリー&ブラウン」は、スープカレー専門店ではなくて、定食屋さんとして営業しているようです。
まあ、スープカレーが食べられればそれで満足だったので、とりあえず「チキン入り薬菜カレー」を激辛で注文しました。¥880也。
しばらくして、ポテトサラダがまず、出てきました。普通のサラダでしたが、カレーだけではなくサラダも出してもらえるのは、野菜不足ぎみの私にはありがたいと思いながら頂きました。
続いて、主役、スープカレーの登場。
見た感じは、オーソドックスなスープカレー。一口スープを口の中に入れてみて、辛さはぜんぜん足りない。これで激辛?といった感じだったのですが、お店の人が「お好みの量加えてください」と唐辛子系の粉末を添えて出してくれたので、これをふんだんに加えてようやく納得の辛さになりました。
 

スープカレーの具は、鶏肉、にんじん、ブロッコリー、ジャガイモ、これらが一度、素揚げした状態で入っていました。これにゆで卵。非常にオーソドックスです。しかし、これらの具に加えて、大根が入っていたのにはびっくり。その味はまさに、おでんのなべ底大根。和風出汁がしみこんだような感じがして ひょっとして大根だけ他で炊いたのをカレーに入れたのか、などと思ってしまいました。大根は意外とおいしいです。おいしいけど、カレーがカレーではないような感じになってしまいました。カレーうどんのカレーのような感じ。

カレーうどんは日本人の発明だろうけど、カレーに和風だしを入れて、そしてうどんにかけるという発想はすごいね。また、これがおいしいのだから、すばらしい。このカレーうどんのノウハウがこのスープカレーにも生かされているのかな?

でも、スパイシーな、辛いスープカレーを期待した私には、和風うまみたっぷりのスープカレーはちょっと残念でした。


ちなみに話はそれますが、この「チャーリー&ブラウン」では、ほかにもトンカツ店も今出川通り沿いに出しており、また、「ラウンジ・チャーリー&ブラウン」なるものも、このたび一乗寺で発見しました。
看板に描かれるキャラクターが同一なので、経営母体は同じだと思われます。左京区白川・一乗寺エリアではかなりの勢力をもつ、外食産業グループ?なのかもしれませんね。

天寧寺

2007-09-22 09:09:52 | 洛中での出来事
寺町通りを北上し鞍馬口通りに行き当たる、そのちょっと手前に天寧寺はあります。

天寧寺は曹洞宗のお寺。天正年間だから、ちょうど戦国時代に会津から現在の地に移ってきたようです。

こう言っては失礼かもしれませんが、天寧寺は、観光都市京都でも、あまり知られていないお寺です。しかし、剣道をされている方、あるいは剣豪小説なんかを好んで読まれる中には、この天寧寺をご存知である方もいらっしゃるかと思います。

天寧寺は、鹿児島の豪剣としてしられる、「示現流」の発祥の地とされています。
示現流開祖の東郷重位は、若かりしころ、この天寧寺の僧であった善吉和尚から示源流を伝授されたそうです。津本陽さんの「薩南示現流」によると、善吉は、重位に、庭掃除用のホウキで示源流の形を示したらしいです。

のちに重位は、善吉より授けられた示源流をもとに独自に工夫を凝らし、「示現流」として流派を確立したようです。

善吉が重位に示源流を教授したお庭も、今は面影はありません。ただ、善吉のお墓は今もこの天寧寺にあります。

写真は、天寧寺の山門。別名額縁門といわれているらしく、山門を通して見える比叡山の姿が美しく、まるで額縁にいれられた絵のようだといわれてきました。

この日もこの額縁門からの比叡山の姿はきれいでしたよ。たぶん、今も昔も変わらない景色なんだと思います。でも、比叡山の遠景をカメラに綺麗に収めることはできませんでした。かなりの高性能カメラでなければ難しいかと思います。

祇園新橋 早朝の京都の風景

2007-09-21 05:40:32 | 洛中での出来事
京都は150万人を超える大都市。加えて、いつも観光客で賑わっています。ですので、京都中いたるところで活気があふれています。しかし、観光客の人も寝静まり、飲み明かす人々も帰宅してしまった、早朝、このときは京都が唯一静かな姿となるような気がします。

私は科学に携わる仕事をしているため、帰宅時間が早朝になってしまうときがよくあります。こんなとき、たまに自転車で京都の町を散策してみると、京都の違った雰囲気を楽しめたりします。

今日も仕事終わりが朝4:30。せっかくなので祇園まで自転車で行ってきました。
写真は、祇園新橋(新橋通)から東山が日の出前にうっすら染まるところを写したものです。なかなかよい写真が撮れたと思っています(自画自賛).
祇園新橋は、現在も営業しているお茶屋や割烹などが立ち並ぶ、京都らしい雰囲気を持つところとして、昼も夜も観光客や芸者遊びをする御大尽で賑わっています。
しかし、早朝はこんな落ち着いた、そして威厳ある雰囲気なんですね。
きれいな景色を楽しめて、早起きならぬ、「夜更かしは三文の得」でした。