以下、思い出した中桐雅夫の詩「きのうはあすに」(詩集『会社の人事』所収)から抜粋。人をしのんでいると、独り言が独り言でなくなる。きょうはきのうに、きのうはあすになる。どんな小さなものでも、眼の前のものを愛したくなる。でなければ、どうしてこの一年を生きていける?