ツアコン コボレ話 その３９ ツアコンの相部屋

今回は添乗員の相部屋。
以前に添乗員部屋は　汚くて・狭くて・・という部屋に泊まらされるってことを書きましたけど、今回はまたその添乗員部屋の別のお話。

ホテルが忙しい時（ピーク）の時って　どうしてもお客さんの宿泊優先で　添乗員の部屋は後回しになってしまいます。
で、どうしても添乗員用の部屋が無いときは　ホテルの別館とかに　回されて・・・っていうのがあるんですが、それでも部屋が無い場合　添乗員は　他の会社の添乗員との相部屋になるのです。

添乗員はホテルに入ると宴会の打ち合わせ・宴会と済ませると　ヘトヘトになって部屋に帰ってきます。一人部屋だと　何も気にしないでそのまま寝ることができるのですが、添乗員の相部屋だと大変。
添乗員が連れている団体によって　宴会の終了時間も違えば　朝食・出発時間も違います。だから　ホントもう気を遣うというか・・・。
気の知れ合った仲間とホテルで相部屋になるというくらいの　気の使いようではない辛さがあるというか・・・。

まっ添乗員の相部屋というのはデメリットだけでは無いのですけど・・・・。

メリットとして添乗員同士の情報交換ができるんですよね。
新しくできた　観光地・ホテルの話なんかも　情報として入ってくるし、業界の話も聞ける。
そういう情報って　やはりプロが見た目で　聞けるから　旅行情報誌の何百倍もの価値があるし。
あとは、夜食の交換（笑）
添乗員によって　湯沸かし機とカップ麺とか　自前で変わった夜食を持って来ている人もいたりで・・・。（普通なら旅行には持ってこないよね）

結構　相部屋になると　気は遣うけど、他の会社の添乗グッズとか個人的なグッズなんかも見れたりして　結構面白いんだよね。