Yossy流 ~楽しんでっか?~

よく食べ、よく飲み、よく遊べ!ときにマジメな、つれづれ日記(^o^)

究極の晩酌♪ (2/5)

2010年05月16日 | 晩酌&デザート

入手困難のプレミア焼酎『百年の孤独』、ついにゲット!森伊蔵・魔王と並んで“三大焼酎”と言われるそれ、たまたま通りがかった地元の某店で数量限定で販売していたのだ。でも、価格は本来の倍少々だが、それでも入手できたのは幸運だ!入手困難とはいえ、最近ではブランド品を扱う某・安売りの殿堂店でも売っていることは売っているが、¥14,000-というバカげた価格、これじゃあ買う気になれないよな…そんなわけで絶好のチャンスとみて、購入に踏みきった。           

琥珀色した麦麹全量の大麦焼酎、やや強めのアルコール分40%が喉にくる。熟成させたスモーキーな香りは、どことなくウイスキーチックだ。口に含めば、麦の香りが“ガツン!”と拡がる。中々どころではない。画像のような量でも、よく行く高田馬場の『行きつけ店』では1杯¥750~1,000、これを我が家でグラスを傾けることができるなんて、ボクも出世したもんだ(?)。遅まきながらの、自分へのBDプレゼントとしておこう。


新小岩・古代の湯 (1/31)

2010年05月15日 | おでかけetc

休日のお出かけも久方ぶり、葛飾は新小岩の『古代の湯(画像)へやってきた。予定を立ててくれたOちゃんに感謝!馴れない環境に身を置いてか、私生活ではなかなか落ち着くことができず…ボクとしては積極的に行動できなかった。徐々にではあるが、休日のお出かけも自分なりに計画できるような、かつてのような積極さが戻ることを願おう。

 

風呂の前に、ボウリングで軽く汗流す。            

施設内のボウリング場でひと汗。何年ぶりに投げるのだろう?幸先良くポンポンとストライクとるのは毎度のことだが、後が続かない。スペアをキメたところでも次の投球で3ピンか4ピンしか倒せず…効率悪いスコアメークも毎度だ。最低限のスコア100越えはしたものの、124だからなあ…最低でも140は行かないと。ストライクは少なくてもスペアを連発し、その次の投球もコンスタントに本数を倒していったミムさんを見習いたい。           

そう、この日はミムさんと久々の再会だ。しかし以前と何ら変わりなし…今回も「今年こそはゴルフセット買う」と言ってたが、ホントいつになったら買うんだ?

 

入浴者がいないのを確認して撮った!           

この茶色系の泉質、ナトリウム塩化物強塩温泉のお風呂だ。都内で出る温泉の大半は、しょっぱ系のこれで占められている。いろんな意味で心身バテ気味な今時分、露天風呂を独占して物思いに耽ると、やっぱり仕事のことが頭に浮かぶ。(仕事のことが)頭に浮かばなくなればホンモノなんだがなぁ。           

そう、「温泉に行ってきました」と言うものの、肝心の画像がなければ話は半減気味だ。いつの間にか、露天風呂にはボクひとりだけという状況になった。そんなチャンスは見逃しません、ロッカーからダッシュで携帯を持ってきて見事一枚ゲット!

 

いつ飲んでも湯上がりビールは最高!           

片岡篤史の実家バリの檜風呂で寛ぎ、頭は寒いが前身はポカポカの露天で気分よくなり、日頃の疲れを癒やせたところで乾杯!冬場はあまり飲みたいなと思わないビール、でも湯上がりのそれだけは別格だ。           

飲みながら各々の日々の仕事に話が及ぶと、やっぱり出てしまうのが愚痴だ。ちょうどこの頃は前頁で紹介した“バンブー”に『主任』という立場を悪用され、業務上の命令にかこつけて嫌がらせやパワハラめいた事を受け始めた頃、愚痴が出るのもなおのことだ。それぞれの愚痴や悩みを言える仲間が居るのはありがたいことではあるが、やはり言いすぎには気をつけたい。


栃木出張 (1/23)

2010年05月09日 | できごとetc

JR両毛線と東武日光線が乗り入れる栃木駅。高架化されてはいるが、駅前は少々…            

この日は夕方から職場の懇親会のため、はるばる栃木までやってきた。昼過ぎ(14:00)までは仕事、17:00からの宴まではどうやって時間潰そうか…越谷では時間潰せるところないしな…仕方なく先に現地入り。ただ、のんびり観光している余裕はない。

 

昔ながらの佇まいを残す栃木市内            

とりあえず寒空の中、駅周辺を軽く散策。こちらは東京近郊と違って大手喫茶店なんざ存在しない。時間の潰すことのできる町の喫茶店を探しに適当歩いた。川というよりは水路だろうか、その脇は石畳の道だ。『小江戸』という冠詞がつくように、蔵造りの建築物がありそうな…と思わせる街並みだ。後になってわかったこと、その蔵造りの街並みはもう少し先にあった。

 

さっそく『それらしい』喫茶店を発見!            

『金谷ホテルベーカリー』、これに惹かれてしまった。かの有名な日光金谷ホテルのそれだ。きれいなお店で、のんびりできる感は十二分!店のオバチャンも「ごゆっくりどうぞ」っぽい感じだ。ボクらは日頃、忙しない空気の中で生活しているから、栃木の“おっとり”さは新鮮だ。

 

  

特製のカレーライス(左)と、デザートのミルクティーのゼリー(右)がついて¥700。           

ほどよい辛さで、かつ甘みも感じるGOODな風味のカレーライス、量も適度だ。スプーンには『KANAYA』と刻みも入っている。ちなみに栃木(県)は、ご飯の量で客をもてなす風習があるようだ。昨夏、現職場の面談帰りに石橋駅前の喫茶店でカレーライス食べて帰ったことがあったが、ふつうに注文したのが『大盛』が出てきた。おいおい、大盛なんか注文してないぞ!って思ったんだが、こちらでは大盛が『ふつう』なのだ。

 

駅構内の居酒屋にて懇親会が始まる           

切実な願いは、もうちょい都心寄りで開催してほしいところだ。百歩譲って小山または栗橋あたりか?栃木じゃあ帰りが大変だ…。下っ端がゼイタクをヌカしているが、本院(壬生)とボクの居る越谷、日光の3事業所が集まるには、やはり栃木がベストなようだ。

 

ボクを支えてくれる上司に若手           

まずは軽く自己紹介。「課長をはじめ、(課長)補佐、若手と他部署の方々に支えられていて、今の自分がある」ことも忘れずに話した。まだ入社3ヶ月なもんで、ビールとグラスを持って改めてあいさつ、とにかく飲んだ飲んだ!本院の方々にはいくらか面が割れていたので、話はスムーズだった。ハイになったところで、同じくハイになった本院の課長さんがボクに、「あのバンブーはどうなんだい?」と聞いてきた。それを待ってました!ではあるが、言葉を選びつつ、“名ばかり主任”であることを遠まわしで伝えた。後日そう聞かれたことを補佐に報告したところ、「(本院の)課長も、いい加減なヤツだって分かってんだよ」と。

 

経理課懇親会、盛り上がった!           

みんなハイになって二次会に参加。一次会では姿が見えなかった、いや視界に入らなかったバンブーがまだ居やがった…。まあエラそうに「飲め!」なんてヌカしてビールを注ぎやがる。「結構です」って断ろうかと思ったが、イヤイヤ飲んだわ。バンブー菌でも入ってたか?それが原因で潰れてしまった。その後、ボクは若い衆に駅前のビジネスホテルに担がれた。こんなつもりじゃなかったけど、これも経験だ。翌朝4:30に目覚め、寂しく5:00の始発電車で帰った。


うまいラーメン (1/17)

2010年03月30日 | らーめん

TAKA宅で“新年会”があった帰りに有志募って立ち寄った、京王線国領駅前の『熊王』。マック先生もイチオシの熊王、数年ぶりの来店だ。ラーメン雑誌ではランキングされない(=おそらく取材拒否?)、知る人ぞ知る名店だ。学生時代、うちの兄貴にはじめて連れてってもらって時は「な~んだ、ふつうのラーメン屋じゃん」なんて思ったら…店構えはいかにもだが、ふつうじゃないんです!味が。ひとたびそれをくちにすれば、それは虜になる味だ。かつて調布で不動産屋として馳せた頃、物件の下見中に行きまくったことを思い出す。

 

ふつうの醤油ラーメンだが、味は…            

いたってシンプルの醤油ラーメンだが、中央の木っ端の葱が濃厚な鶏がらスープに広がり麺にからむ!自家製メンマも懐かしの味だ!かいわれ大根が品切れし、水菜に替わっていたのが少し残念だったな…。もっと欲張れば、ニンニクを入れると究極なラーメンになるんです!身体の芯からポカポカになる半面、芯からニンニク臭がするため、翌日に仕事が控えている場合はNGとしておこう。           

次に行くときは、翌日も休日という日に行ってみよう!『イリダイ』(ニンニク入り大盛)がオススメだ。


賀正、2010年 (1/1)

2010年03月23日 | できごとetc

2010年も、ここ高麗神社からはじまる。大鳥居手前の甘酒屋が俺を呼んでいる…            

遅まきながらの日記更新である。仕事が変わって3ヶ月が過ぎようとする元旦、この日まで月日が経つのを何と長く感じたことか…そんな年末年始休暇を満喫中の初詣、毎年恒例、埼玉は飯能の奥に鎮座する高麗神社へ参拝だ。奥武蔵の山々の麓に位置するここは零下4℃!クルマを降りれば武蔵野・小金井と比較して明らかに寒いのがわかる。

 

5:00、参拝客は例年より多めに感じた           

リーマンショックの影響をうけた2009年、日本も不況以上に不況だったのは記憶に新しい。不況の時こそ参拝客が多いというが、高麗神社も例外ではなかった。これも恒例のお賽銭、“555”や“777”といった縁起担ぎの金額を例年は用意していたが、今年は『自己投資』の意味も込めて、思い切って1,000円を賽銭箱へ。

 

毎年買い物に悩んでる、連れのいとこ           

お守りの買い物、これまた忘れてはならないもの。実家と我が家には『家内安全』のお札、家族には『交通安全』お守りをクルマの台数分買っていった。兄にも仕方なく買ってやった。「おい!(=うちの兄)お守り買ってきてやったんだから、早く就職祝いのヴィトンの定期入れ、いつプレゼントしてくれんだ!」           

ここで買った古いお札&お守りも忘れずに焚きあげてもらうこと、これもまた大切なことだ。

 

実家バルコニーより眺望、新年初富士           

雲ひとつない新春の空、彼方に富士山が今年も雪化粧。「不安があるけども、今年もよろしゅう頼んます!」、実家に戻ってきてからの、もうひとつの参拝である。


移籍後、一ヶ月経過 (11/10)

2009年11月09日 | できごとetc

わが母校の関連施設で勤めだして一か月、社会人では初めて経験する経理事務、よくある一般企業のそれとは同等な部分もあるが内容は奥深い。医療が絡んでいるので大変だ。医療現場の仕組みそのものを知らない世界で仕事してきたオレ、やることなすこと聞くこと全てが初もの、先輩や上司がやることを傍で見て聞いて質問して。それにPCの操作は、オレが今までやってきた以上のレベルでの作業、パート契約で勤めてる女っ子にPC操作や伝票処理方法を聞いたりetc、ノートにはメモったことがギッシリ!それは現在も続いており、「日々勉強」だ。          

今オレが在籍している課、それなりに細かいことばかりでかつ面倒なことを押しつけられがちな課のようで、上司からは「イヤなことはいっぱいあるけど我慢な」と言われたが、確かに『耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び』のことは経験した。それはほんのプロローグにしか過ぎないが、新卒で入社した某社のように、数字悪い→休みなし→安月給&ボーナス0→クビみたいな世界を経験してるだけ、その『我慢』は、いくらかはラクかもしれない。           

何も知らない世界で働くことが決まり、その時から“やるしかないねん!”という強い気持ちをもち続け、それは今の自分の支えである。この先もそうなるであろう。慣れないことだらけで精神的に疲れる日々が続いているが、上司をはじめ、行き来ある他課の課長に色々気にかけてもらってることは大きな大きな励みだ。

 

 

毎日の昼ごはんは、上司らと食事に出かけている。越谷イチオシの洋食屋でのひとこま。           

昼の時間しか営業していない洋食屋『マルシェール』の一品、ハンバーグシチュー(拡大画像)、すっかり気に入ったランチだ。このあたりの店は都内の店よりもボリュームがあるようだ、中華料理の某店はふつうが大盛だから参っちまう。こんな毎日腹いっぱい食べてたら、いつか太りそうだが…。

 

TAKAさんがオレを後押ししてくれた            

時は戻って10/10、『転職祝』ということでTAKAさんが新居に招いてくれた。嫁さん手料理のチンジャオロースに手巻き寿司、あさり汁と豪勢に、かつおいしくいただきました!白線流しも映ってるのはうれしい!           

いや~、この週はホント大変でして…『引き継ぎ方法』に問題があったとは思うが、それでも何もできない非力な自分に悔しくて、独り家で泣きべそかいた時間もあった。そう大変な週を見越してか、一席を設けてくれて、労ってくれて、さらに勇気をくれた友、それによって少しは堂々としてられるオレになったかな?その後は。なんというか、目に見えない『パワー』をもらってきた。           

育った街・武蔵野に近いところで生活できる喜びは、“エスペランサ”の時よりも強く感じている。またよき友ともいつでも会える環境で暮らせてること、ホッとできる要因だ。そういったことにはナイーブなオレである。


2009年の旅 Final~おみやげ~ (9/23.30)

2009年11月01日 | おでかけetc

北海道は札幌みやげの『花畑牧場』生キャラメルと、神戸は岡本みやげの生チョコを旅の終わった翌日の9/23に実家に届くようにしてもらった。ときおり都内デパートの『北海道物産展』なるもので、困難とはいえ入手できるようになった田中義剛氏プロデュースのそれ、お口の中に入れた途端に「ジュワ~」っと溶けてまろやかな味が口いっぱいに拡がるそれは、ミーハーでないお母ちゃんも“虜”にしてしまった一品だ。オレが買ってきてやったんだ、感謝しろよ~

 

 

左:花畑牧場の生キャラメル(プレーン) 右:石畳の街・岡本をイメージした詰め合わせセット            

モンロワールの生チョコはロイヤルミルクティーと抹茶(画像)の板タイプ、オレンジとストロベリーのキューブタイプの組み合わせで、オリジナルの『岡本詰め合わせ』ができる。季節によっては栗や芋、レモンetcさまざまな味のものが発売されるのはうれしい。はじめて選んだオレンジ、ピールをちりばめているのがセンスを感じる!札幌で、神戸で、甲乙つけがたいおみやげを買ってくることに成功した。

 

トワイライトエクスプレス乗車の思い出品            

乗車することが決まってから予約した乗車記念オルゴール。伊勢丹の包みに入って俺んちに9/30届いた。製作は京都の伊勢丹がJR西日本より受けているようで、モノは確かだ。乗車区間に乗車日、部屋番号にネームまで入った乗車証、写真は何を入れてみようかな~迷うところだ。           

オルゴールのねじを回すと『いい日旅立ち』が流れ、乗車後数週間たった今でも札幌~大阪間の旅を思い出す。やがては札幌(大阪)出発後と大阪(札幌)到着前に流れるピアノverのそれがCD等で販売開始してほしいなぁ。


2009年の旅 第9章~帰京の途~ (9/22)

2009年10月31日 | おでかけetc

再び大阪へ、建て替え工事の進む『うめだ阪急』。建て替え後は『阪急阪神百貨店』となるようだ。            

新大阪駅へ向かう前に降り立った大阪(梅田)、次に来るときは『うめだ阪急』も立派に建て替えが済んだ頃だろうか?JR⇔阪急の乗換通路が建て替え工事の影響で連休明けから閉鎖になるとかで、警備員がその呼びかけに必死になっていた。来年やってきた時には、大きく様変わりしていることを大いに期待する。

 

 

大阪といえばコレか?阪神名物『いか焼き』と、どいつもこいつもこれを求めアホみたいに並ぶ            

きのうの新世界の帰りに寄ろうと思った阪神百貨店、地下食品館で阪神名物いか焼きをおやつに食べていく。画像のネギ入り『和風デラ』、¥210-とは安いもんだ。それを「30枚買うて帰る」というバッチャン、なんだか知れた生活してるな~おそらくは阪神電車沿線の住民だろう

 

昨日飲めなかった“みっくすじゅーちゅ”           

いか焼きを食した後は、もうワンフロア降りた地下2階の阪神電車改札口すぐにある『梅田ミックスジュース』スタンドへ。¥140-という値段のせいで、ごらんのように人だかりが絶えない!キーンと冷えたシンプルな一品(画像)、これはうまい!というわけで2杯飲んで帰った。ちなみに、阪急梅田駅構内の喫茶店『neko』というところでもミックスジュースは飲めるが、常に混雑していて¥700-!来店客は圧倒的に女性が多いお店だった。

 

西の玄関、東海道新幹線の新大阪駅           

シルバーウィークも大詰め、ここから出る人&ここへ帰ってくる人がごった返す新大阪駅新幹線改札前。数日とはいえ、しばらく留守にしていた東京、ようやく『東京』という表示を見た時は正直ホッとした。このホッとした気持ちを味わえるのも旅の醍醐味だろう。

 

 

帰りの東海道新幹線、なんだかアヒルがアヒルになりそこなった(?)マスクの『700系』ひかり号           

新大阪17:13発の『ひかり526号』で帰京の途につく。昨年の旅からはジャスト1時間遅い新幹線での帰京だ。名古屋までの各駅と豊橋、新横浜、品川に停まって東京へ(画像)。グリーン車に陣取りながら、デジカメの画像を見て2009年の旅を振り返る。東京から札幌、札幌から大阪・神戸、神戸から東京へ、移動距離は何千kmだろうか?この2009年の旅、豪華寝台列車『トワイライトエクスプレス』に乗車して感動の旅ができたことは、先々も思い出深い旅となろう。

 

 

2010年はどんな旅をするのだろう?まもなく仕事する環境が一変する時を迎えようとしている。2010年度は新しい職場で、どのような休暇が与えられ、どのようにオレが活かすのか?今までとは違う旅になりそうな予感だ、2010年は。


2009年の旅 第8章~神戸散策~ (9/22)

2009年10月31日 | おでかけetc

翌朝はどんより曇り空。神戸大丸のある一角は『旧居留地』と呼ばれ、宿泊先もその一角だ。          

江戸時代末期の安政時、日米修好通商条約によって兵庫(神戸)・横浜・新潟・函館・長崎の5港が開港し、鎖国政策にピリオドを打つきっかけとなった。また開港によって日本人と外国人との紛争を避ける意味で、居留地政策がとられるようになり、いい意味では便利な政策だったが、治外法権を存在させるきっかけとなった。つまりそれは後々に『不平等条約』で苦しむ原因ともなった。

 

ハーバーランドの対岸、メリケンパーク           

『メリケン』、つまりアメリカンがなまってついたと言われている。むかしの日本人は英語の発音がちんぷんかんぷんだったらしい?アメリカン→アメリケン→メリケンって流れだ。メリケンパーク、通称メリケン波止場にやってきた。

 

 

震災メモリアルパークにて。5:46を指している(左) 風化させてはならぬ、震災が遺した爪痕(右)           

1995.1.17、阪神淡路大震災で目を覆うほどの甚大なダメージをうけた神戸の街、メリケン波止場も例外ではない。ごらんのように岸壁が崩壊、波に晒されている。あれから14年ほど経った今、街は元気に復興を遂げたが、それを風化させてはならない!痛々しい爪痕を目の当たりにし、大地震への備えなるものをシッカリ学びたい。

 

JR神戸線元町駅舎、いたってシンプル           

隣の三ノ宮駅前に比べると賑やかさもひと段落、ここは東京駅から延々と伸びてきた東海道本線の終点手前の駅でもある。

 

しにせ、にしむら珈琲店で腹ごしらえ。           

異人館に通じる北野坂の手前、中山手通の『にしむら珈琲店』でハブ・ア・ブレイク。昭和23年に創業という老舗、日本ではじめてストレートのカテゴリーをつくったという。「神戸に行ったら一度は行きなさい」と、コーヒーにうるさいパートさんからの勧めを信じ、大手喫茶店では味わえないコーヒータイムをとことん堪能だ。

 

2度目の朝食?『朝食セット』をチョイス           

早お昼の『朝食セット』。サラダまで付いてちょうどいい量だ。見た目以上の厚みとボリュームがあるトーストサンド、これまた大手喫茶店のそれとは格段に違う美味しさだ。そして薫り高い、濃厚なオリジナルコーヒーとはこのことか?コーヒーにはオンチなオレでも「ひと味もふた味も違う!」とわかる。豆挽きのイラストの書かれたコーヒーカップ(画像)にも老舗のこだわりが伝わってくる。にしむら珈琲店を勧めたパートさんにオリジナルコーヒーを挽いてもらったのをお土産に買って帰ることにした。

 

おみやげは『さんちか』で十分揃います           

阪神電車の三宮駅に直結している『さんちか』、古くからの地下街で多数店が軒を並べる。ここからそごうに入って土産物を物色、今年は風月堂の『神戸ぶっせ』を職場に買ってってやる。

 

 

石畳の街・岡本。JRと阪急に囲まれた地域の街並み(左)と、阪急を渡った山側の街並み(右)           

その後やってきた石畳の街・岡本、関東でもいくらか知れた甲南大学の最寄りだ。ここも毎年の“帰神”時には立ち寄っているが、本格的に街を散策してみよう。阪急神戸線の踏切を越えて山側へ踏み入れる。高級住宅街の緩やかな坂道が延々と続く、想像どおりの街並みだ。

 

 

中腹の岡本八幡神社、境内へは階段をさらに登らねば(左) 。登った先の朱塗りの社殿(右)           

山の中腹、天上川沿いに佇む岡本八幡神社。境内に通じる階段の脇にはケヤキの巨木が!小さい神社ながらも、その社殿の造りは立派だ。ここでちょうど海抜70mくらい、岡本の駅前が海抜20mほどだから、けっこう登ってきた!

 

 

近所の岡本公園(岡本梅林公園)、住宅街で観梅を楽しめるのは自慢か?一度観てみたい!           

『梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波』とうたわれるとおり、梅で有名な岡本。菅原道真公ゆかりの『飛梅』をはじめ、150本もの梅が毎年2~3月中旬に花を咲かす

 

六甲山の高台、公園から市街地を眺望           

眼前には高層タワーもなく、恰好のビューポイントとなる岡本梅林公園。梅を見るも良し!市街地を見渡しながら一息つくも良し!海抜90mからの眺め、東灘区の住宅街を眺望しながらその先のポートアイランドを望む。

 

高台から一気に下る川を渡る阪急電車           

閑静な住宅街には、さらに奥の山から下ってきたと思われるハイカーの姿もあった。川幅の狭い天上川に沿って歩き、阪急神戸線をくぐり抜けると、そこは行きつけの店などが立ち並ぶ駅前周辺だ。その天上川、夏場の夕立ち時は一気に増水するという恐ろしい一面ももっているようだ。数年前、餌を求めて川に降りたウリ坊が取り残されて右往左往というニュースも記憶に新しい。

 

街の小さな憩い場、岡本南(桜守)公園           

なんだか屋敷跡っぽい感じの公園、笹部新太郎という明治の植物学者の邸宅跡を神戸市が買収して市民の憩いの場に整備したそうで(画像)、天然記念物の『ササベザクラ』ほか、限られた敷地の中で多くの桜が来年春の開花を待っている。ちょいと寄り道をしてみた。

 

毎年の行きつけ、『モンロワール』本店           

神戸に行ったらココは必ず立ち寄る、いつしかそんな式が出来上がってしまった。今年もチョコレートハウス『モンロワール』の本店で生チョコを土産に帰京だ。関東では青山(表参道)と麻布十番に直営店ができたが、数ある生チョコを自分なりの組み合わせでセットできるのは、ココ岡本の本店だけだ。こればかりはクール宅急便で送らなければ、早く帰って絶品の生チョコを食べたい!

 

岡本からは阪急電車。梅田ゆき特急           

長旅も最終章、最後の訪問地・神戸をあとに帰京の時間がやってきた。まずは大阪(=梅田)までは乗り慣れた阪急神戸線の特急電車で岡本駅から20分。夙川、西宮北口、十三と停車して終点梅田へ。8両編成のうち、後寄りの車両はウレシイ転換式ボックスシート車両!予想だにせぬ出来事に少し儲かった。           

来年もこの地にやってくるだろう、何ら変わらぬ岡本で在ってほしい。


2009年の旅 第7章~三宮・元町~ (9/21)

2009年10月19日 | おでかけetc

三宮の街に今年もやってきました!昨年は“訪神”と表現したが、今年は“帰神”か?           

神戸の中心部・三宮駅前の街並み、それとすぐ間近に迫る六甲山との組み合わせはもう見慣れたもの、「ようやく着いたなぁ~」だからこそホッとする。新世界と比べて空気が軽い軽い♪、東男にとって、関西では大阪よりも神戸の方が水が合う。

 

JR神戸線『新快速』、三ノ宮まで22分          

大阪16:00発の播州赤穂ゆき新快速電車、毎度の12両編成ではなくて短い8両編成の新快速、そのせいで車内は混雑していた。座り慣れた扉付近の補助イスに陣取り大阪を出発、再び淀川を渡ると水の都ともお別れだ。この先は尼崎・芦屋と停車して16:22三ノ宮到着。          

そういえば環状線の鶴橋駅から近鉄奈良線~阪神なんば線ルートで三宮に通じるという新たなルートが半年ほど前に開通したのは当然知っていたが、それはまたの機会に使ってみたい。

 

三宮センター街を抜けると隣の元町だ           

昨年泊まった『三ノ宮ターミナルホテル』は満室、駅構内とあって利便性抜群だったのに…あぁ残念。隣の元町でももちろん不足ナシ!高架下のピアザKOBEルートではなく、たまには三宮センター街を歩いて元町入りだ。

 

今年の神戸滞在は『東急ビズフォート神戸元町』           

中華街の南京町に隣接、東口メインゲート『長安門』(画像)が目印の『ホテル東急ビズフォート神戸元町』に到着。数か月前にオープンしたばかりで、リラクゼーションに重きを置いたモダンな造りのビジネスホテルである。

 

 

ゆとりある室内に広々ベッド、シャワールームがWCから独立!多機能シャワーもありがたい!           

通常だと¥14,000-/1泊のようだが、調べ方がうまかったのか、“なんとかプラン”なるものを見つけて¥9,100-朝食付とはありがたい!ベッドも1,400mm幅なので旅の疲れもとれそうだ。8月の初めに予約着手したんだが、すでに空き室が僅かだったのを覚えている。そういう時は何時だろうが電話して直接空き確認したうえで予約するのが策か?オレはそうする。

 

ハーバーランドよりメリケンパーク眺望           

昨年は思わぬ体調不良で行くことのできなかった『神戸ハーバーランド』、今年はリベンジのつもりでやってきた。ポートタワー(左)にホテルオークラ神戸、そのオークラの足下緑に光るは海洋博物館(中)、そしてかまぼこ型した神戸メリケンパークオリエンタルホテル(右)の“3点セット”を海とあわせて一枚、これぞ定番の風景だ。もうちょい暗くなるのを待ってシャッターを押すべきだった…後悔先に立たず。

 

 

今年もやってきました『ゲンジ』、昨年紹介し損ねた貴乃花親方に旭天鵬関のサインもバッチリ           

三宮の『グリル末松』も良いが、量もあってそこそこの値段で食せる『ゲンジ』になるかな~迷った時は。今回も新規開拓せず、お気に入りでの夕飯となった。これでいいのだ!ようやく紹介できる“不惜身命”、貴乃花親方のサインが旭天鵬関のそれと並んで飾ってある。なんだか『ゲンヅさんへ』になってまっせ~親方。

 

 

メニューもワンパターン!恒例の200gハンバーグ定食(拡大画像)と、デザートの自家製ババロア            

ほかにもメニューはいろいろあるんだが、「美味い!」と思ったものばかり注文を繰り返すワンパターンなオレ、もちろん昨年も同じものを食した。昨年と違うところは自家製ババロアを食後に追加したところか?それにしてもだ、丁寧にこねてくれるハンバーグは何ておいしいのだろう?中からジュワ~っと肉汁が出るではないか!このデミソースがたまらなく好きだ。なぜか洋食器に入れてみそ汁を出す、そこが“ミソ”?しっかりとダシが効いていておいしい!          

今年はモヒカンをやや抑えめにして黙々と厨房で調理する、内藤剛志似のおなじみのオッチャンとメッシュを抑えめにしたおかみさん、「ありがとう」のひと言&発音は何年も変わってない。むしろそれが聞けることがうれしい!“帰神”した際は、もう外せない店である。

 

 

『立喰本舗元町店』。食後に立ち寄って一杯やり、少しつまむのもなんだか恒例化してきそうだ。            

またまたやってきた『立喰本舗』、昨年は明石漁港昼網の太刀魚に歯応えのあるタコ刺をいただいて、明石に行くのに予習ができた店だった。今年は三陸で獲れたサバ刺で一杯やっている。脂がシッカリ乗ったサバ、在庫していたのをオレが独り占め!その付け合わせの焼酎は、指宿の吉永酒造の芋焼酎『利八(拡大画像)』。疲れていたのか、稀な一品なのにふつうに美味しく飲んでしまった…もったいない。           

昨日の今頃はダイナープレヤデスで一杯やってたんだろうな~、そう考えると大変に長い1日となった9/21、自室に戻って寝支度してすぐに床についてしまった