今年の交流戦は、今までの対西武から一新、対千葉ロッテということで千葉マリンスタジアムへやってきた。ウチ(阪神)と同様にロッテも人気球団、チケット取るのも大変のようだ(=実際大変)。以前から入会してた『ぴあ会員』の先行抽選で見事チケット入手!一般発売日で購入してたら、そらもう遅い。
メルヘンチックな京葉線(海浜幕張駅)
千葉マリンスタジアムは、東京駅から蘇我ゆき京葉快速で30分、海浜幕張駅が最寄り。降り立つや、“We love,love,love Love MARINES~♪ We…”、JR東で流行りの、ご当地発車メロディーが使われている。乗客の大半は『FUJIKAWA 22』や『JOHJIMA 2』といった、AWAYのウチが圧倒的に多かった。ちなみにボクは『SAKURAI 51』である。
“そうだ、京都行こう”キャンペーン中
スタジアムの外は出店がたくさん!試合前にガッツリ食べれる。ロッテを応援してるJR東海が、京都から舞妓さんを呼び寄せて何やらイベント中だ。ロッテのマスコットと背番号69のマーフィー投手も一緒に参加している。
『来季監督候補』の木戸克彦コーチ
レフトスタンドの前から6列目、しかも角席ということで上等な席だ。ここならよく見える!人工芝の緑が眩しい。その中、あれはウチのゴリラいや浅井良(#8)がフリー中だった。同じ背番号8、ロッテのほうはゴリでおなじみの今江敏晃選手、ウチに欲しい選手のひとり、5年前のシリーズではチンチンにやられた記憶が新しい。観客席に伸びるリボンビジョンには、『六甲おろしの大合唱は東京ドームでやって』ってロッテファンからのお願い(?)が。いっつもやっとるわい!ウチのトラッキー(画像)も選手に帯同、コマネチとかして何かくだらねえことでもしようってか?この場に入れない、いわば出禁のマスコットもいるみたいでっせ~。
先頭の西岡剛に対するスタンリッジ
阪神の先発はスタンリッジ、ロッテは渡辺俊介。デーゲームの外人先発ってあまり信用できないんだよな…成績云々より、KOされてる傾向にあるのが自分のデータだ。
タイガース:6鳥谷・4平野・8マートン・DH金本・5新井・3ブラゼル・2城島・9桜井広大・7林威助
マリーンズ:6西岡・5今江・4井口・3金泰均・7大松・9サブロー・DH福浦・2里崎・8岡田
以上がスターティングメンバー。そう、『四番 指名打者金本』、この場内アナウンスって響きよかったよ~皮肉なことに金本がスタメンレフトから外れて以来、勝ち数が増えてんだよね。目を覆うあの守備&あの弱肩を間近で見ないで済むのは何と気がラクか。
ピョンピョンとび跳ねるライトスタンド
「ラ~ララ~ラ~ラ~ラララララ~ラ ツヨシ! ラ~ララ~ラ~ラ~ラララララ~ララ Let's Go! ララララ…スピードスタア! ララララ…ツヨシ!ニシオカ!♪」、ロッテの応援はサッカーチックで超かっこいい!ところであんなにピョンピョンとび跳ねて疲れないかい?
6/13現在、ロッテの1番西岡剛 .350 HR7にひきかえ、ウチの1番鳥谷敬 .255 HR6…こんなに差があるんだなぁ。
無駄な四死球で崩れたスタンリッジ
スタンリッジは初回から制球難、ランナー溜めては大松・井口・金泰均にタイムリーを浴びて4回7失点でKO。「ファイト、ファイト、スタンリッジ」の声援も届かなかった。スタンははっきり言ってナイター向き、相変わらず出来の悪いピッチングコーチのボケ苦墓、投手陣個々の見極めがなってない。っていうかマウンドの端に苦墓が居るではないか!苦墓、お前はベンチから一切動くな!動くとロクなことない。
帽子をとって声援にこたえるブラッズ
まあやられてばかりではない。5表、5点ビハインドから飛び出したブラッズ選手の、右中間スタンドに飛び込む反撃の狼煙となる19号2ラン!
ホ~ムランブラッズ~Let's Go~Let's Go~Let's Go~(ラララ) ホ~ムランブラッズ~Let's Go~ ホ~ムランブラッズ~♪ せんこぉ~み~せろ~ね~らえじょ~がい~グレ~イト~パワ~ブラッズ!フル スイング~♪「ブ~ラッズ、ブ~ラッズ!」
(閃光見せろ 狙え場外 グレイトパワーブラッズ フルスイング)
そのあとに今日スタメン起用の林威助のタイムリーで2点差まで詰め寄った。
これも楽しみのひとつのジェット風船
関東では千葉マリンくらいしか飛ばせなくなった7表“ラッキーセブン”のジェット風船、昨年は新型インフルの影響で自粛を強いられ、なんだかふぬけな感じだった。6裏ツーアウトからは、ごらんの通りスタンドがカラフルに染まる。全てタイガースファンだ。
つ~よい、つ~よい、阪神タイガース
(前奏)強い、強い、阪神タイガース♪ 六甲颪に…、昨年はこう歌える成績ではなかったが、今年は歌ってもいいだろう。とりあえず六甲颪の大合唱が始まった。ちなみに前席の彼(画像左)が着てるユニの右袖に注目、それは『讀賣禁止』ワッペンです。絶賛発売中とか?
ヒュ~っと一斉に大空へ舞い上がる
あまりきれいな光景とは言い難いが、これができることに感謝したい。関東地区でジェット風船可は、ここ千葉マリンと西武ドームしかないのだから。
同点に追いついてから、球児の登板
4回終わった時点で2-7という、敗色濃厚スコアを林威助の4打数4安打の活躍と、グラブに入れながらの失策もあり、小林宏之のワイルドピッチもあって9回に同点に追いついた。裏の守りからは守護神・藤川球児をマウンドに。
結果…この人にサヨナラ本塁打被弾
しかし延長10裏、球児にとっては2イニング目、この回先頭の井口資仁選手が球児の投じた初球、151km/hのストレートを狙い撃ち!右中間スタンドにサヨナラホームラン。4時間51分という長かった試合に決着がついた。井口レベルの大物に打たれては、自分含めて納得いった阪神ファンも多かっただろう。球児被弾という、めったに見れない光景を見れたのも、これまた収穫(?)だ。あえて言うなら、18安打して負けるというのはいかがなものか?
2010セ・パ交流戦 千葉ロッテVS阪神4回戦(ロッテ1勝3敗) 30029人
タイガース 101 030 102 0 8
マリーンズ 230 200 100 1x 9
勝:小林宏(2勝1敗11S) 渡辺俊、古谷、内、伊藤、薮田、小林宏-里崎
負:藤川球(2勝1敗13S) スタンリッジ、上園、川崎、西村、渡辺、藤川球-城島
本塁打:【神】ブラゼル19号(5表2ラン=渡辺俊)
【口】井口5号(10裏ソロ=藤川球)