中国、運搬ロケットの海上打ち上げ試験に成功
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黄海海域で行われた海上打ち上げ技術試験(2019年6月5日撮影)。(c)Xinhua News
【6月5日 Xinhua News】中国は5日午後0時6分(日本時間同1時6分)、黄海海域で運搬ロケット「長征11号」を用い、技術試験衛星2基と商業衛星5基を打ち上げた。衛星は無事に予定軌道に投入され試験は成功した。中国が海上で運搬ロケット打ち上げの技術試験を行ったのは今回が初めて。
北京に初の「自転車専用道路」 シェア自転車の駐輪場も
【6月5日 CNS】中国・北京市にこのほど、初めての自転車専用道路が開通した。
この自転車専用道路は、沿線約1万1600人の通勤需要者を直接カバーできるものとして、地下鉄13号線・回竜観駅と関連地区の交通圧力を緩和し、地域のクリーンな「お出かけ環境」を改善できるものとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News
仏政府、ゴーン氏を告訴の構え ルノー不正支出疑惑で
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保釈され、東京拘置所を後にする日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(2019年4月25日撮影、資料写真)。(c)Behrouz MEHRI / AFP
【6月5日 AFP】フランスのブリュノ・ルメール(Bruno Le Maire)経済・財務相は5日、仏自動車大手ルノー(Renault)が、計1100万ユーロ(約13億円)の不正支出疑惑をめぐり、前会長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告を告訴する見込みだと語った。
ルノー取締役会は4日、同社と日産自動車(Nissan Motor)が実施した内部監査の結果、両社がオランダに設立した合弁会社「ルノー日産BV」(RNBV)で、日産前会長でもあったゴーン被告が絡む1100万ユーロの不審な支出が見つかったことを明らかにしていた。
日産での不正行為などをめぐり、昨年11月に東京で逮捕されたゴーン被告にとって、仏政府が後ろ盾となる新たな訴訟はさらに頭痛の種となるだろう。(c)AFP
授業料は「プラごみ」で、インドの学校が画期的取り組み
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インド北東部アッサム州パモヒにある学校「アクサル・フォーラム」で、プラスチックごみを授業料として提出するために並ぶ子どもたち(2019年5月20日撮影)。(c)Biju BORO / AFP
【6月5日 AFP】インド北東部アッサム(Assam)州の学校が、授業料無償化の条件として児童らにプラスチックごみを収集・持参させるというプラごみ問題に対する新たな取り組みを実施している。
州都ディスプール(Dispur)郊外にある学校「アクサル・フォーラム(Akshar Forum)」に通う児童・生徒110人は毎週、自宅とその周辺から最多で20個のプラごみを集めて、学校に持参しなければならない。
このプロジェクトを立ち上げたのは、パルミタ・シャルマ(Parmita Sarma)さんと米ニューヨーク出身の夫のマジン・ムフタル(Mazin Mukhtar)さん。シャルマさんは「アッサム州各地で、プラスチックの使用が横行している」とAFPに語った。
ムフタルさんによると、同校の授業料は昨年まで無料だったが、保護者らにリサイクル活動への参加を呼び掛けても耳を傾けてもらえなかったため、プラごみを「授業料」とする制度の導入を決めたという。
ムフタルさんは、「本校でわが子に無料で勉強させたければ、授業料としてプラスチックを持たせるよう(保護者に)伝えた」と語った。
児童らがプラごみを求めて家々を回ることで、地元のプラごみに対する意識も高まっている。
収集されたプラごみは、学校で有効活用される。児童らがペットボトルの中にポリ袋を詰めて「エコれんが」をつくり、それを使って新たな校舎や屋外トイレ、小道を建設している。
こうした作業を担当する子どもには、賃金も支払われる。これは子どもを地元の石切り場での労働から引き離し、教育を受けさせるという同校が掲げるもう一つの目標とも一致する。
ムフタル氏は、「わが校の保護者のほとんどは、子どもを学校に通わせる余裕がない」「困難だったが、保護者を動機づけることで、子どもを学校に呼び戻すことに成功した」と語った。(c)AFP/Anup Sharma
オリエント急行の豪華客車を復元、線路を走る日は? 仏
【6月5日 AFP】約1世紀にわたり仏パリとトルコ・イスタンブール間を走行し、1977年に姿を消したオリエント急行(Orient Express)の豪華客車が復元され、先月、7両がパリ東駅(Gare de l'Est)に展示された。
だが、復元された列車が再びパリ・イスタンブール間を走行するかどうかは、現在のところ未定だという。
ペピ氏は、「客車の状態や運行再開の条件、欧州の安全基準への適合性などを調べる必要がある」「現在は技術的な作業を行っており、夏には前向きな決定ができればと考えている」と述べた。(c)AFP/Jean LIOU
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
捜してます、ダウン症の息子救った恩人 パスモに千円を寄付して助ける。
東京有数のターミナル・JR池袋駅で5月末、ICカードの残高不足で電車に乗れず困っていたダウン症の少年(16)がいました。そのとき手をさしのべてくれたのは、見ず知らずの高齢の男女。「恩人」を捜している少年の母親に経緯を聞きました。
東京都足立区に住む福田恭子さん(59)の長男は都内の特別支援学校まで電車で通っている。自営業の福田さんは普段、学校まで付き添って送り迎えをしている。
いつもより授業が短かった5月29日。福田さんは、授業が終わる午後2時半を少し回ったころに迎えに行った。
ところが――。長男の姿はすでになかった。
いつも出会うのは学校と駅の途中の道。「私を待てずに先に帰ってしまったのかな」。そう思いながら、午後3時過ぎに帰宅した。だが、長男はいなかった。
区内にある中学校の特別支援学級に通っていたころは1人でバス通学できていた長男。3年生だった昨年、「学校に行きたくない」と言い始めた。理由は分からなかった。
そこで、昨秋から登下校の付き添いを始めた。この春、特別支援学校の高等部に進学してからも付き添いは続けてきたが、決まった道のりなら電車やバスも1人で大丈夫だった。長男は本屋やおもちゃ屋が大好きで、一度立ち寄るといつも2時間くらいは出てこない。そこで、2時間だけ待ってみることにした。
午後5時過ぎ。まだ帰って来ない。
自宅や最寄り駅に近い商業施設を捜すことにした。夕食の準備もしなくてはならない。立ち寄りそうな商業施設などを回りながら、買い物もした。でも、いない。だんだん周囲は暗くなってきた。
「そろそろまずいな」。そう思い始めた午後7時前、買ったものを置くために自宅へ戻った。階段を上っていると、普段と変わらない長男の姿があった。
「路上ライブの音楽がすごかったよ」。手に持ったチラシを見せられた。ほっとしつつ、「どこに行っていたの」と聞くと、「池袋」と答えた。
池袋駅は通学路ではない。池袋から帰るには、電車の乗り継ぎも必要だ。そんな経路も理解して電車に乗れるようになったのか、とうれしく思ったが、なぜ池袋だったのか。
「お母さんがいると思った」と長男。そこで気がついた。学校の授業がいつもより短かったこの日、福田さんは独り言のように「いつもより時間があるから、池袋の美容室に行こうかな」とつぶやいていた。それを覚えていたらしい。
池袋に着くと、路上ライブの演奏をしていたという。長男は音楽も大好きだ。思わず聴き入って、母親を捜す本来の目的を忘れてしまったようだ。
交通系ICカード「PASMO」の残高も気になった。数日前に見たとき、残金はわずかだった。どうしたのだろう。「男の人にもらったよ」。後で残高を確認すると、見知らぬ人から千円をもらいチャージしていた。
どんな人なのか、詳しくは覚えていない。名前も聞いていなかった。「おじいさんがお財布から千円札を出してくれた」。横には「おばさんもいた」。夫婦だろうか。もらった際には、お礼も伝えられなかった。
翌朝、福田さんはツイッターにことの経緯を投稿した。
「無事チャージして帰宅することができました。ご連絡先もわからず、こちらにて失礼致します。ご厚意ありがとうございました」と書き添えた。投稿は瞬く間に拡散し、4日までに2万回以上リツイートされている。福田さんは言う。「できることなら、直接会って、お礼を伝えたいんです」
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*いい美談話になり、胸が熱くなりました!
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