日記

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福島原発へ、瓦礫撤去作業(友人の話)

2011-03-29 13:07:50 | 日記
友人K君が「福島原発へ、瓦礫撤去作業」に行っています。

K君の友人M君から届いたメールをシェアさせていただきます。

以下

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福島原発へ、瓦礫撤去(手作業)に行っているK君と電話で話を聞いたので、連絡します。

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福島には緊急車両のステッカーを貼ったレンタカーでスタジアムまで行きました。

そしてバスに1時間くらい乗って、原発に行きました。

作業は、原発の復旧作業ですが、
原発を冷やすホースがあるため、
作業車両が行けない事からガラ(瓦礫)を撤去して道を作っています。

そのため屋外作業です。

着ているのは普通の防護服で特別製ではありません。

泊まっているのは、免震重要棟で床に寝ています。

お風呂もないから3日入ってないです。

後、着替えもないから着替えてないと言っていました。

食事はカロリーメイトと野菜ジュース、
缶詰め1個と、ごはん1パックです。

足りないから3日で作業員が交代する時に差し入れを持ってきてもらい、
食べていると話してました。

外で働いているから、
毎日被爆の数値が上がっていると話をしていました。

非常に劣悪な状況で働いています。

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何とかしてあげたいと思いました。

東京電力に抗議電話でもしようと思っています。


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以上ここまで。


普段あまりテレビを見ませんが、
今回はそれなりに見ました。

ブログやツイッターで言われているような、
悲惨な状況は映像では見ることはできません。

なぜなら放送できないから。

そしてカメラマンすら入っていけないような場所がまだまだあるから。

そんな中、働いている、生きている、生きようとしている人たちがいる。

こんな過酷な中ででも、
使命感をもち働いている若者がいるのです。

べつにだから自粛しようとかそういうのではなく、
そういう人たちが「いる」という事実を知った上で、
想像した上で僕たちがしなければいけないことはなんなのか?

今できることはなんなのかを感じてほしいんです。

ある人は募金かもしれない、
ある人はボランティアかもしれない、
ある人は想い、祈ることかもしれない、
ある人は今の生活のままかもしれない。

ただ、そういう人たちが「いる」という事実、
そして、そういう人たちががんばっている姿を想像してほしいのです。