経過をおさらい
昨年11月末→カテーテル3回目の手術。6年ぶり。1、2回目にやってもらった病院とは異なる病院。慢性心房細動が治る。薬は6種類から4種類に減る。
今年3月→慢性心房細動に戻る。電気ショックで治った状態に戻す。薬は4種類から5種類に
今年5月→慢性心房細動に戻る。再び電気ショックで治った状態に戻す。薬は5種類から6種類に
今年7月→経過良好。
今年10月→経過良好だが薬が6種類から7種類に増える。
本日12月20日→経過良好
カテーテル手術で私が聞いた話は、心房細動発覚から1年以内なら治る確率は90%。1年以上放置すると50〜70%。私は2年放置していた。1回目で治らなかった人も2回目やると半分位は治る。3回目をやる人もいる。簡単に話すとこんな感じだったと思う。
1回目のカテーテルは術後3日で元に戻り、2回目は術後翌日に戻りその病院は3回目は意味が無いと言った。
6年後、会社の健康診断で問診時に、3回目のカテーテルを偶然すすめられ、偶然知り合った医者の紹介で今の病院に出会う。
伝えたいポイントは、2年放置して、2回カテーテルを受けてダメだった人間が、6年間慢性心房細動の状態で途中心不全にもなったのに、6年後、3回目のカテーテルで1年間なんとか正常を維持できたということ。
途中慢性心房細動に2回戻ったが、今の医者は諦めずに向き合ってくれたということ。今の病院にもっと早く出会っていればまた別の道があったかも知れないということ。
諦めた病院は名医がいる病院として雑誌で紹介されていた病院。今の病院はその雑誌には載っていなかった病院。情報は、必ずしも正しいものばかりではないということ。
偶然でも名医と出会うということはとても幸運なこと。諦めない心は必ず実を結ぶなどということは絶対ないし、現に私は諦めていたが、それでも心の片隅に願っていることは叶う時があるかもしれないということ。
たまたまかもしれないし、全ての人に希望を持たせるようなことは言いたくないが、
同じ病気で辛い思いをしている人が、偶然この記事を見て、何かを感じてくれてそれがその人にとって良い方向に繋がれば、私が書いた日記もほんの少し意味があると思う。
なんで放置してたんだ?とか、自業自得だとか言われ続けた私に向き合ってくれた、さいたま赤十字病院の先生の判断と行動に心から感謝致します。1年間ありがとうございました。そしてさいたま赤十字病院を紹介してくださった先生にも心から感謝致します。
いつまた悪い状態に戻るから分からないけど、この一年間は宝物でした。