2023年度の入試のテーマは「ふと自転車を止めて」
京都工芸繊維大学のような国公立の理系大学は、美大・芸大入試に見られるような与えられた題材を精巧に描く鉛筆デッサンを求めている訳ではありません。
もちろん、正解はないので模範解答というようなものも存在しません。
過去問でも予想もつかないような問題が出されたりして、受験生の方は随分頭を抱えていることと思います。
出題された問題の意図を正確に読み取り、相手に伝えるという表現力を鍛え、立体感やパース、陰影、質感などの最低限の描写力があれば、試験時間は短いものの誰しもが十分に向き合えるものとなっています。
やはり普段から色々なことに意識して過ごすのと何にも触れずに過ごすのとでは、思考の奥行きがまったく違ったものになると思います。
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