あ~〇でした!

藍 義啓(アイ ヨシヒロ)の日々・日常・・・!

シンプル・・・

2011-06-26 | パントマイム

   

        ~6~

          【シンプル】

     ①単純なようす。簡単。

             ②素朴。質素。

     ここ数年暮らしを“シンプル”にという事が注目されているとか

       ‘断捨離’をやり厳選されたシンプルな暮らし・・・

           ま~、とても良い事だし憧れる~

  スポーツ観戦しててももっとシンプルやれば良いのに思える場面に遭遇したり・・・

音楽や服なんかも複雑なのも良いがやはりシンプルなモノは日頃からまたずっと長く付き合える~

  ・・・・・・などなど“シンプル”って何だか良いイメージがある

 もちろんマイムでも同じでシンプルなのが一番だと僕は思う。

というより長くやるにしたがってより洗練されシンプルになっていくものだ。

始めの頃はあえて複雑にやってみたり、他がやってないモノをと無理にひねったりと考えがちだが・・・

結局のところを色々とやりつくしてもっともシンプルに、単純にした方が良いという事に気が付く・・・

   それで良いのだと思う。

     いや、それが良いのだと僕は思う。

 その過程プロセスが重要で結果は余り問題では無い~

  動ける人が動かないのと動けない人が動かないのとでは全く違う・・・

まだこれからの人達はもっともっと馬鹿みたいに無駄に動いて欲しい~と切に願う

頭から最短コースや近道をしないであえて遠回りをして欲しい~

無駄な中に新たな発見があるし、それが後あとの財産になって来るし、何よりもパントマイム発展の為には欠かせないだ。

やる前から決めないで欲しいし、変にコンパクトにまとまって欲しくない・・・

しかし、これだけ情報が溢れ返る時代だと何でも直ぐに手に入り、ついつい頭でっかちになりやすいが・・・

      『百聞は一見にしかず

   行動あるのみ。とにかくやってみる~

   きっと、その先にあるモノだと思います。

  シンプル・単純なモノほど難しい

   でも洗練されたモノは美しいし~・・・

    だからとても憧れるし・・・

     よって、そこを目指すのであろう

 いつしか使いこなせたり似合う様になりたいモノです~

  しかしながら、それにはまだまだ程遠い現実~

       てな事で続きはまたm(_ _)m


カテゴリー・・・

2011-06-18 | パントマイム

 ~5~

  【カテゴリー】

 物ごとの概括的分類。領域。部門。範疇。

    【ジャンル】

  ①種類 ②芸術・文芸の種類・様式。

     【グループ】

    仲間。集団。

       【分類】

    種類・性質などによってわけること。

         【種類】

      いろいろのたぐい。

 

 ジャンル別やグループに分けたり又、その中でも何とか系の何とかなど事細かに分けるは几帳面な日本人特有であろうし・・・

分ける事である種何処に属していると認識する事で何かしらの安心感を得ているのだろうか?

また発信側も頭に別のコトバを足して他との差別化をする者もいたりと・・・

何とも笑える話で面白い。

コトバのマジックを巧みに使いヒット商品を沢山たくさん生み出す事もあるが

表現に関してはちと勝手が違う様にも思える

それはマイムの世界とて同じで「なんじゃそりゃ~」と文字だけ見ると笑えるのも多々ある。

きっとどうでも良いのだろうが・・・

うさんくささがプンプンで・・・

それはそれでポイントなのかもしれないな~

ただコトバのイメージはとても強く実際観るとどうしてもマイナス方向に働く

ヒドイ時は見切られてしまう~

やっぱり客は馬鹿じゃない~

だから極力シンプルにするに限るし

    『シンプルが一番~』

実力があるのならかえって謎が多い方や、極力説明が少ない方が観る側が色々と考えてくれるし求めてくる・・・

そういう部分はホント必要で・・・

それは内容とて同じ事・・・

仕事上、自分もパントマイムとはいっているが出来ればメジャーになれば名前だけで行きたい。

勿論、理想論ですが~・・・

実際問題、ジャンルや分類なく素直にその人の創った世界として観れば良い事だし

演者もそういうスタンスでやって貰いたいもの~

ただ色々と絡んでくるとそういう訳にも行かないのかな~・・・

   ホント純粋でありたいね~

という訳でまた。


ヒョウゲン・・・

2011-06-13 | パントマイム

   ~4~

 「表現」について・・・

  ひょうげん【表現】を辞書で調べてみた。

 内面的・主観的なものを絵・記号・ことばなどにあらわすこと、また、そのあらわされたもの。表出。

     と書いていた~

 パントマイムに置いて表現をする為に一番必要なのは表現したい具体的なモノが有るか無いかで、これはマイムに限らず全てのモノに共通であろう。

もちろん漠然としたモノであっても問題ないが具体的な形にするまでに膨大な時間・稽古量が必要になってくる。

 また何度かある程度創り慣れてくると一人でも全く大丈夫だが始めの内はなるべく指導者・協力者いた方が直よいだろう。

パントマイムは基本一人芸なので独りでコツコツと地道にやるのが得意または好きな方が向いていると思われる。

自分自身としっかり真正面から向かい合う為、自分自身について様々な発見や驚きがありそれが独創的なセンスの部分に繋がって行く。

 しかし、そういうのが苦手な方が多いみたいで・・・

 与えられたモノを器用にこなすのはとても得意なのだが(国民性かな~・・・)

 「何でもいいですよ、自由にやって下さい。」というとからきし駄目な人がまだまだ多いのも事実~・・・

 確かに前にも述べたが“自由”ほど難しいものもないが・・・

やはり日頃からそういう習慣・稽古をあまりしてないからだろう。

自分が受け持つ学校のクラスやワークショップなら必ずそういう所を徹底的にやるのだ・・・

    とにかく時間がかかる~・・・

・・・又、生徒との根比べにもなってくるので消耗も激しいが、とても贅沢で有意義な時間だ~

自分も師匠や先生・先輩などにありがたくその様な指導して貰って現在が在るのだろう。

しかし、この世界に踏み込む迄その様な指導を受けた事が無い

  とても大切な部分なんだが・・・

・・・そういう話しなって来ると指導者や今の教育の在り方の問題にもなってくるのでこれはまた別の機会に・・・

もちろん前にも話したが具体的に形に起こせるテクニック・技術が必要なのは当然の事で・・・

  やはり基本は大切って事で続きはまた~


コトバ・・・

2011-06-08 | パントマイム

  最近思う事・・・~3~

       「言葉」について・・・

  ことば【言葉】を辞書で調べてみた。

  ①人が音声や文字で意志を伝える表現活動。言語。

    ②「てにをは(付属語)以外のふつうの意味のある単語。

      ③話。文章。

        ④単語。語。

          ⑤話の内容。

       ⑥ある意味をあらわすもの。シンボル。

    ⑦いいかた。口ぶり。

   ⑧物語や小説で、人のいうことばのまましるした部分。

⑨かたり物・うたい物で、ふしをつけずに話をするようにかたる部分。

                   ・・・と書いてあった

  前回に続き言葉についてである

  こういう仕事をやっているせいか

どんどん言葉がシンプルになり擬音化して行く

ただでさえ言葉のボキャブラリーやストックが少ないのだから大変~

僕の演出やワークショップを何度か受けた人はわかるでしょうが

言っている事が良く解らない。

書いている文字が何だか解らな~い・読めない(これは字が下手だからだ、ペン字習えよって感じ)

理解に苦しむ方々で一杯で・・・

「・・・2~3年は受けないと藍さんのコトバは理解出来ない~・・・。」

とよく言われる

もっとも、その手の才能があれば今のこの様な仕事をしてなかったであろうが・・・

今ではすっかり「見て・・・」と言って動いて伝達する様になってしまった。

身体表現のモノなのでストレートに体を使って伝えるのがもっともハッキリしているし手っ取り早いと思っていたが・・・

最近、やっぱり同じなんだという事に気が付いた

ある程度やっている人や感覚的に捉える方などにはとても有効だが

やはり人それぞれ、頭で理解しようとする人や脳で捉えようとする人・・・

千差万別である~

要するに共通言語は無いという事

だから先生とかはホント大変ですよね~

向こうからは一本だがこちらからは人数分ある訳だから

誰かが言ってたっけ

3人以上教えるのは才能がいるって・・・

とても解る~

個人レッスンや2~3人迄ならどうにかなるがそれ以上になるとある共通項を持たないとてんでバラバラのレベルの人達を一つにまとめるのは非常に難しい。

とはいっても上手くやる方もいるのだろうけど

話がそれそうなので元に戻そう

  ではパントマイムの良さとはなんだろう。

昔、物書きの方がDAMちゃんの作品創りに協力していた時に言った言葉で

「・・・言葉が身体に転換した時、言葉はなんの力も持たないし無力だ~・・・」

        という様な事、またこうも言った

「・・・ただ言葉はそれを壊す事が出来る・・・」

       みたいな事も~

   ふ~ん、たぶんそういう関係なんだろう。

  ただジェスチャーするならしゃべろうよ

      コトバで言った方が良いなら喋ろうよ

         説明はいらない、やめようよ

    マイムだからという前に表現としてそれ以上があるならそうしましょう。

そうして言葉で表現出来ないモノやしずらいモノまた説明出来ない所に身体表現の良さはあるのだろう。

ダンスや舞踏もそうだろうしもっと日常的なモノとしてパントマイムは存在するのだと思う。

               みたいな所で時間となり続きはまた~


テキトウ・・・

2011-06-06 | パントマイム

最近思う事・・・~2~

    「適当」について・・・

  てきとう【適当】を辞書で調べてみた。

   ○よくあてはまっていること。

    ○①ちょうどよい程度。

   「好みによって―に加減する」

     ②いいかげん。

    「―にしておけ」

            と書いていた~

 僕はマイムの上で“適当”と言う言葉をよく使う。

もちろん前者の意味で良く使っているのだが、どうしても後者に取られがちで多くの場合誤解を招く事が多々ある~

  「・・・見て適当に演じます・・・」

   「・・・に合わせて適当に動きます・・・」

  「・・・応じて適当に動いて下さい・・・」

    「・・・良い所で適当に止まって・・・」

といった具合でいったらホント切りがない~・・・

 その大体の場合は「え~テキトーですか?・・・(?_?)」と言う反応が返ってくる

決していい加減なんかではなくその場にその空間にその空気に即した合った演技や動きをやるという意味あいで言っているのだが・・・

動いて初めて理解される事で・・・

 でも言葉で言うとテキトーというのが一番しっくり来るのだから仕方ない・・・

良いいい方をすると言葉にならない・コトバにしずらいモノだからこそ身体表現なんだろう。

もちろん《適当》にやるにはその場所・その空間に存在して居ないと出来ない事だし~

またしっかりした技術・テクニックが無いと対応出来ない。

それ相応の覚悟が必要な訳で・・・

 前回お話した様に「自由」って言うのが永遠のテーマでその上でインプロ即興に憧れる・・・

『適当』を出来る表現者になりたい、憧れから来ているんだと思う

  で無意識の内に沢山使っているのだろう。

 しかし、どちらかというとテキトーが似合うし自分ですが・・・

それはそれで日常はテキトーで舞台では適当に演れる

 テキトー・・・ラフでいい加減そうで、しかしよく考えてみたら確実に的を得ている

 大した事を全くやってないのに最後まで観いいっちゃったね~・・・

   なんて僕が理想とする形~

     あ~そうなれる様に努力して・・・

  いやいや、そういう事で出来るモノでもないし・・・

 やはりテキトーにやるしかないし、テキトーと言う言葉がしっくり来るし・・・

   うーん、そして何より大好きな響きでもある

       では、続きはまた~