今年も「クリスません」か？

みなさん、お元気ですか！

今年もクリスんだりしてませんか！

本年も、清く、正しく、クリスまず！

正しい年末を共に過ごして参りましょう！

私はクリスません！　吉田ナゴヤ堂本舗、吉田ナゴヤ、吉田ナゴヤでございます！




・・・しかし、そうは言うものの、なのです。

ここ数年、世間は若干変化している、ということをも、ワタクシ、鋭く感ずるものでもあるのです。

これまでの世間では、恋愛ごとに恵まれた人々、いわゆる「モテ」側にしか発言権はなく、そうでない者の怨嗟の声は「ないもの」とされておりました。

文字通りの「声なき声」であったと思うのです。

ところが、ここ２、３年の世間を見ておりますと、「モテ」の勢力と対立する存在として「非モテ」が確実に日の当たる場所へと進出したと言えるのではないでしょうか。

「非モテ」って言葉自体が定着しましたもんね。

で、そういう人達が一番の攻撃対象にしたのがクリスマスですよね。

「クリスマス中止」などのジョークはあっという間に広まって、最初は


「こんなことをして遊んでる人もいるみたい。アナタも参加してみれば？


みたいな態度だった報道も、いつしか、


「はいはい、毎年恒例、モテない奴らが騒いでまーす。飽きもせず、ようやるわ」


みたいな感じになっていきました。

ワタクシ、2008年のクリスマスシーズンの日記でこの問題に言及しております。



要するに、アンチクリスマスのムーヴメントは「ベタ」になってしまったのですよ。

「ベタ」なことは避けて通るのがナゴヤ堂のオキテ。

昨年、2009年のクリスマスの日記では、おそらくナゴヤ堂開業以来初めてクリスマスを「シカト」しています。

「クリスません」という商品を作ったワタクシでもあり、非常に残念ではあるのですが、ジョークを志す者として、ベタに堕ちるというのは絶対にあってはならないことだと思うからです。

本年も、積極的に「クリスません」を掲げる予定はないナゴヤ堂なのであります。

まぁ、モチロンこれは、ワタクシが世間一般の「クリスマス」の側に回ったということではない、ということだけは明言しておきますが。



で、本日、ナゴヤ堂業務に必要なちょっとした物品を買いに、あるお店に行ったのです。

すると、ある物品、こんな紙袋に入れられてしまいました・・・。



おおお、これで電車乗って帰れってか・・・。

ただ、業務に必要な買い物をしただけだというのに、強引に「クリスマス推進派」であるかのようにされる。

このワタクシ・吉田ナゴヤ堂本舗の吉田ナゴヤが！

いや、クリスマス様からこんな横暴な仕打ちを受けるのも久しぶりじゃないですか。

宿敵未だ健在、ってわけですか。

おー、そうかそうか。そういうことか。



先ほどまで「ベタ」なアンチクリスマスはやめだ、と思っていたワタクシの心に、現在、若干の迷いが生じております。

今年は、全力で行くべきか・・・？