さあ、どうなるか。初重唱合わせは来週です。
次回更新にコンサート宣伝させていただきます。
前々回の更新で、打楽器奏者の三浦肇さんの助言で「自分の音を聞かない」と書いたところ反響があり、三浦さんからも再び貴重なメールでいただいたのですが、何か色々演奏のヒントが隠されているようですので、抜粋で公開します。
意見、論議のある方はここのブログ上でのみしてくださいませ
~以下三浦さんのお言葉より抜粋~
ドイツのサッカー選手に、ベッケンバウアーという人がいました。
彼が何かのインタビューに答えていたのを聞いたことがあります。
「僕らは足下やボールなんて見ていない。全て足の感覚で完璧にコントロール出来
る。だから相手だけを見ていられるんだ。そうでなくちゃナショナルチームになんて
入れないよ。」
これと似た発想ですね。
あるジャズドラマーが言いました。
「俺、どれだけドシャメシャに叩いていても、回りの音しか聞いてないから。」
回りの音「しか」聞いてない、って、どいうこと?
自分の音は聞いてない、ってこと?
自分の耳をどう使っているか、仕分けをしてみる、ということですね。
みなさん、だいたい、自分の音ばっかり聞いてる。
特に自信の無いとき・・・。
回りの音が聞こえてないとき、「回りを聞こう」て決意しても、
結局自分の音ばっかり聞いているんですね。
試しに弾かないで聞いてみると、回りの音は全て聞こえてくる。
邪魔しているのは自分の音、ということになりますね。
・・・・
だったら自分の音を聞かなかったら・・・。
自分の耳だけを別のところに置いて、
俯瞰で聞いている感じ。
そうすれば、回りの音も聞こえてきます。
自分の音を聞かない、って言ったって、
それは物理的に不可能ですね。
自分の音は絶対に聞こえています。
・・・・・
つまり、これは自分で聞く音の優先順位を変える、
という、メンタルトレーニング、
という言い方が出来ると思います。
ただし、自分のプレイを相当にコントロール出来る技術が無いと、
これは怖くて取り組めないでしょう。
ここで大切なのは本当の基礎トレーニングですね。
このタッチでこう弾いたら、こういう音になる、
という確信と技術が必要になります。
でも、慣れてくれば、自分の音を聞かなくても、
ちゃんと自分の音をジャッジして修正出来るようになります。
という助言を頂きました。
色々ヒントになることが隠されていると思います。
これアンサンブルだけのことではないような気もします。
ソロピアノ、どうしても自分の音、技術にかじりつき、自分と四つ相撲とってしまっているとこが多々ありますよね。
それにしても、基礎訓練がいかに大事か。
これクラシックもジャズも一緒。
しかし、時間がーーーー
音楽は覚悟してやりましょう笑
ワンクリック宜しくお願いします
ありがとうございます
今回もステキなアンサンブルになる予感!
礼拝堂という空間で、感動的なフィナーレになるよう心を込めて歌います。
来週の合わせがとっても楽しみです。
感動的なコンサートになるように、私もできるかぎり力添えいたします。
合わせも楽しみですね!
よろしくお願いします。