あれから33年、、、。
月日の経つのは早い。
64歳だったから、私は母の年齢を超えてしまった。
思い出すのは笑顔の優しい母。
終戦後間もなくで食べることや着るものにも不自由な時代だったが、子供の私にはそんなことは見せずに、ひたすら働き美味しいものを食べさせてくれた。
小学校の運動会には海苔巻や卵焼き、田舎だったから、新鮮な野菜の煮物などお弁当はカラフルだった。
中学、高校と朝から早起きしてお弁当作ってくれた。
とにかく良く面倒見てくれた。
結婚して孫の誕生を喜んでくれ、頻繁な帰省にも孫の面倒も見てくれた。
当時は当たり前と思っていたが、それがどれほどの努力の賜物かは母亡き後に気が付いた。
今は感謝しかない。
普通なら親戚が集まり法要だが、コロナ禍の今、我が家からお参りした。
YouTubeの般若心経に合わせてお経も上げた。
お母さん、私を産んでくれてありがとう。
私を育ててくれてありがとう。
