あぜん坊やのキキ耳頭巾

あぜんぼうぜん、聞きかじりのいろいろを。

SWA クリエイティブ・ツアー 

2007-09-28 01:02:40 | Weblog
 9月24日、連休の最期の日、SWAクリエイティブツアーに行きました。

とにかく、チケットをとるのが大変なので、行けるだけで、とにかく幸せなのですが、
 連休の前日21日から4日連続で落語会にいけるという、幸せもかみしめています。

今日は、「たかしくんの11歳から還暦までの物語」ということと、これまである落語をつなげてひとつの噺にしているということが、入場と一緒に配られたチラシで予告されている。

「還暦までか・・・。そしたら、最期は『明日に懸ける橋』かなぁ・・・?」なんてことを想像してみる。
あとは、あんまりわからない。

いつもの音楽がなって、いよいよスタート

昇太さんが出てくる。

 楽しい前フリと、SWAはチームで一人前なので、だれが面白かったとか面白くないとか、感想に書かないように・・・みたいなことを言っていた。
 そうだよね

で、たかしくんの物語の始まり始まり

白鳥「恋するヘビ女」
たかしくんは、田舎の小学生だった。
前にもどっかで聴いたことがある・・・面白い噺だけれど、
内容もいいけど、白鳥って人自身が、 面白いなぁ。
昭和38年生まれ

昇太「夫婦に乾杯」
結婚7年、ラブラブな、たかし夫婦。夫たかしが会社であおられて夫婦喧嘩をするって噺。
 何年たっても、いちばん一緒にいるのが楽しい相手ってのが妻・夫ってのは、とってもいいことなんじゃない?
結局、ラブラブぶりを「オカシイ!」なんて言ってた会社の同僚が「夫婦っていいものだよね」なんて、再発見するってのが、面白い。
一組の夫婦を犠牲にしちゃってね  。

彦いち「臼親爺」
ファンタジー でした。
ここでは、ヘビ女のおばちゃんも登場  笑いを誘う。
たかしくんは、家族に疎まれる親爺になっていた。

喬太郎「明日に懸ける橋」
初めて聴いた時には、赤い着物を着ていてそれを脱ぎ捨てたんだけれども、
 今回は、ソデを落として赤いちゃんちゃんこ状にしていた。
今どき、還暦の時に赤いちゃんちゃんこを着る人って、本当にいるんだろうか
とにかく。この夏、いろいろなところでもまれてきたこの噺。
CDでは、昇太さんがやっているんだけれども、噺が進化していて今の形ほうが面白いと思う 。
よく育っているって感じです  。
でも、つくづく、喬太郎さんは、面白い。
会社居酒屋での、セクハラオヤジぶりも、今そんな奴いたら即刻クビだよ、ってくらい、レトロなエロオヤジ  。
苦笑いだ  。
そんなところも、喬太郎さんって感じで面白い
昭和38年生まれっ

今回は、この話を約1時間40分でやって、
「明日の朝焼け」 というひとつの噺とあいなった 。

チームワークがとにかく気持ちのよい一夜でした  。

これから、SWAはもっともっと進化をしていくんだろうな・・・

大、大、満足で、新宿を後にして、地元にて美味しい煮込みで酎ハイを、数杯