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白幡ブログ

No.213「台湾旅行からの気づき(1):台湾のライドシェア①」

4月に前後のスケジュールの調整がうまくいき、15日間、家内と台湾旅行をしてきた。台湾の東側の花蓮で大きな地震があったばかりなので、少し心配したが、旅行会社からは、予定している西側は余震が有るものの問題は無いとの回答を戴き、スマホもパソコンも携帯しない15日間を過ごしてきた。理事長ブログも、少し肩の力を抜いた、旅行記を語らして頂く。
今回は、知人のいる台中市にホテルを取り、そこから北は台北から、南は台南まで、都度車をチャーターし、神社仏閣や、博物館、美術館、各種記念館巡りをしてきた。台北、苗栗、台中、鹿港、渓頭、日月潭、大甲、三義、嘉義、台南等々を回ってきた。その中で、特に心に残った話を紹介させて戴く。
初回は、いま日本でも毎日のようにニュースで話題になる「ライドシェア」に関してである。台湾では「多元計程車」と呼ばれるが、「多元」とは日本でも時々使われる言葉だが、「広範囲な」というような意味を持つ。「計程車」は台湾語で「タクシ―」である。
「多元計程車」は、台湾では2016年からスタートしている。日本のライドシュアとはそのスタートが少し違ったようだ。既存のタクシーの運転手の態度が、傲慢で不親切で、運賃も上乗せされたりで、利用者からはで、不満が多かったようだ。その対応策として、政府が新たな施策として設けたのが「多元計程車」のシステムで、これが国として採決されるときには、日本の「国会」に相当する場所を、多くのタクシー運転手が反対の意思を込めて、囲んだそうだ。
利用の仕方は日本と同等で(台湾の方法を日本が参加にしたのか)スマホのアプリで近くの「多元計程車」を探して申し込む、事前に運賃を確定し、車の来るのを待ち、乗車する。決済はキャッシュレスで、顧客の銀行口座から引き落とされる。移動距離で価格が決まるため、車の混雑で時間が掛かっても、価格は一定である。次回にもう少し興味深い話を。

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