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昭島市の阿部定事件[矢口行49]事件日2012/1/16・全裸の大学生尿道にシャープペンの芯刺さる

2009年02月12日 19時20分06秒 | Weblog
19000文字数


昭島市の阿部定事件[矢口行49]

事件日[遺体発見日]=2012/1/16AM10:10
事件場所=東京都昭島市福島町2丁目のアパート

東京都昭島市の平成の阿部定事件!!
局部刃物で切り取られた遺体[矢口行49歳]発見
2012/1/17スポニチ

下腹部切られた男性死亡 現場を調べる捜査員
男性の遺体が見つかったアパート(奥左)付近を調べる警視庁の捜査員

東京都昭島市福島町2丁目のアパートで16日午前10時10分ごろ、
住人のタクシー運転手矢口行(やぐち・こう49)が遺体で発見された。
局部が切り取られ、死後数日たっており、警視庁は殺人事件の疑いがあるとみて捜査。
矢口さんは約1カ月前、交際していた40代後半の女性から
「他に女がいるのか」などと問い詰められる姿を目撃されていた。

まるで「平成の阿部定事件」だ。局部は刃物で切り取られたとみられ、ベッド付近の床に落ちていた。寝室の隣にある4畳半の部屋からは、凶器とみられる血が付いた包丁(刃渡り十数センチ)が見つかった。

矢口さんはアパート1階の部屋にあるベッドの上で衣類を着けず仰向けに倒れており、首や胸、下腹部などに刃物による傷があった。14日に出勤せず、連絡もつかないことから同僚が部屋を訪れ、遺体を発見した。死因は首の傷が原因の失血死とみられる。部屋は無施錠だった。

4畳半の部屋でも血痕が見つかったことから、警視庁捜査1課は事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査。きょう17日に司法解剖して死因を調べるとともに、周辺でトラブルがなかったか調べている。

矢口さんは独身で1人暮らし。ただ近所の住人によると、50代後半くらいの女性が連日部屋を訪れ、事実上同居状態だった。矢口さんが2年ほど前に引っ越してきた当初から親密な様子だったという。

同じ頃、激しく言い争う声なども聞かれるようになった。「女性が一方的に怒鳴り、男性がたまに言い返す感じだった。“またやってんだ”と噂になっていた」と近所の女性は証言。昨年夏には、矢口さんが部屋から閉め出した際、女性が強引に侵入しようとしてトラブルになり「だれか警察を呼んでください」と矢口さんが叫ぶ騒動もあった。

また、1カ月ほど前には路上で女性と取っ組み合いの大げんかをする矢口さんが目撃されている。「他に女がいるのか!」と大声でわめく女性に対し、矢口さんが「いねぇ!」と反論していたという。

矢口さんについて近所の住人は「すれ違うとあいさつしてくれる」と話す。部屋に別の女性を連れ込んだりすることもなく、浮気の影はうかがえなかったという。

▽阿部定事件▼
1936年(昭11)5月18日、東京市(現東京都)荒川区尾久の待合旅館で、
仲居の女性・阿部定(あべ・さだ=当時30)が、勤め先の料理店主人で愛人(当時42)を性交中に絞め殺し、局部を切り取った。
定は逮捕されるまでの3日間、切断した局部を雑誌の表紙に包んで持ち歩いた。
「彼を殺せば他のどんな女性も二度と彼に触ることができないと思って殺した。
局部は一番かわいい、大事なもの」などと供述した。

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まるで阿部定事件!局部切断49歳男性、全裸遺体で発見
2012/1/17スポーツ報知

東京・昭島市で発生した。
2012/1/16日午前10時10分ごろ、昭島市福島町2丁目のアパートで、
首、胸、下腹部など4か所を包丁のようなもので刺された男性が遺体で見つかった。
死亡したのは、この部屋に住むタクシー運転手、矢口行(こう)さん(49)。
男性器が切り取られて、ベッド付近の床に落ちていた。

近隣住民によると、矢口さんには同居していた女性がいて、真夜中の大げんかや近隣住民とのトラブルを繰り返していたという。
警視庁捜査1課によると、矢口さんの遺体は、2階建てアパート1階の6畳洋間のベッド上で全裸のまま、あおむけで横たわっていた。14日に出勤しなかったため、会社の同僚が部屋を訪れて発見。その局部はベッドの下に転がっていた。  発見時、部屋は鍵が開いた状態だった。室内で凶器とみられる文化包丁が見つかった。

死因は1/17日に司法解剖して調べるが、首の傷による失血死とみられる。
近隣の住民によると、矢口さんは八王子市のタクシー会社勤務で、運転手をしていた。
3、4年前からアパートに住み始め、40~45歳ぐらいとみられる女性が原付きバイクで通っていることが知られており、
矢口さんも近隣に「同居人」と説明していたという。
犬を2匹飼っていて、2人で仲良く散歩していることもあったが、
真夜中の大げんかの声はよく聞こえたそうだ。

同じアパートに住む女性は
「矢口さんが夜勤を終えて帰って来ると明け方4~5時頃、大げんかが始まる。
『テメー、コノヤロー』という女性のどなり声。
矢口さんは面長で温厚そうに見えたけど…」と話した。

昨年2011は大げんかで室内のガラスが割れて、2人が血まみれになり、警察が出動する騒ぎがあった。
近所に住む40代の主婦によると、
女性は同性をみつけると関心を持ち、敵対心をむき出しにしたという。
服装は派手。
10代の女の子のようなミニスカートをはいたり、ピンク色の服を身につけることが多かったという。
この主婦は
「顔をジロジロ見て『なんだババアか』と捨てぜりふを吐いたり
『何ジロジロ見てるんだ、テメー』と悪態をついてくることもありました。
髪を金髪に染めたりしていましたが、肌が浅黒くて、小太りで不気味な人でした」と話した。

さらに、
アパートの向かい側の住宅に向かって自宅からロケット花火を連射したり、中3女子を追いかけ回し携帯電話カメラで撮影したり…。
女性の奇行は枚挙にいとまがなかったようだ。
女性が最後に目撃されたのは1/14日の夜。
近所のコンビニで、1人で買い物をしていたという。

この時点で矢口さんはすでに何者かに殺害されていた可能性がある。
捜査1課は、この女性が何らかの事情を知っているものとみて事情聴取する方針だ。

◆阿部定事件▼
1936(昭和11)年5月18日、東京都荒川区の待合旅館で、
仲居の阿部定(当時満30歳)が、愛人だった男性を殺し、その局部を切り取って、持ち去った事件。
定は性交後に男性の首をひもで絞めて殺害。
包丁で遺体の局部を切り取り、自分と愛人の名前を遺体に書き残して、逃げた。
2日後に警察に逮捕された際は、局部を紙に包んで、大事そうに所持していた。
事件の行方には、当時、日本中が注目。
現場の旅館が大繁盛するなど話題となった。

(2012年1月17日スポーツ報知)

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局部切断事件 タクシー運転手がハマった薬物SEXの昇天奇行
2012年2月7日週刊実話

一見、昭和11年の「阿部定事件」を彷彿させる事件が東京・昭島市で起きた。
阿部定は情夫と性交後、寝込んだ男の首を絞め殺害。包丁で性器を切り取り、それを持ち逃走した。

今回の現場では、
全裸の男性がベッドの上で事切れ、傍らに▼根元から切り取られた男性器▼が落ちていたのだった。

2012/1月16日午前10時すぎ、欠勤が続いていた男性宅に上司が訪れ、遺体を発見した。
男性は昭島市内のアパート1階に住むタクシー運転手、矢口行さん(49)。
上司によれば、矢口さんが最後に出勤したのは1/6日で、1/7、8日は公休日、1/9日から1/13日までは有給休暇をとっていたという。

「遺体には頸部に2カ所、胸に1カ所、腹部に1カ所の計4カ所、刃物で刺されたと思われる傷がありました。
ベッドの脇の下には切断された陰茎が落ちており、隣室の洋間に凶器と思われる包丁が、部屋の中には血の足跡が点々と残されていました」(捜査関係者)

当初は失血死と思われた死因だが、翌日の司法解剖により出血性ショック死と断定されたという。
「刺し傷はいずれも生活反応があり、生前に刺されたものと思われます。足跡も矢口さんのものと一致し、2DKの室内には他人が侵入した痕跡がない。つまり矢口さんが自分で刺して、部屋の中を歩き回った可能性が高いのです。ただし、陰茎部分を自分で切り取ることも考えにくいところから、一応、自殺と他殺の両面から慎重に捜査することにしています」(前同)

一方で、司法解剖の結果では遺体から覚せい剤の成分が検出され、腕には注射痕が複数見つかった。
そのため「自殺、あるいは覚せい剤による幻覚で自傷行為に走った可能性が強い」(捜査本部)との見方が有力になっている。
矢口さんに関して、かつては“シャブ漬け”を思わせる様子は微塵も見られなかった。
「彼は地元の高校を卒業後、いくつかの会社を転々としていましたが、4年ほど前から八王子のタクシー会社に運転手として働き始めたんです。体格は丸い感じ(身長175センチ、体重90キロ強)で、いつもニコニコしていて朗らかな人柄でしたよ」(矢島さんの友人)
アパート近所の住人にも会えば如才なく接し、よく飼い猫を膝の上に乗せ日向ぼっこをする姿も見られた。

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■まとめ■⇒自殺と結論。

2012年1月16日、東京都昭島市福島町2丁目のアパートで、タクシー運転手の矢口行さんが局部を切り取られた状態で死亡しているのが発見されました。
第一発見者のタクシー会社の上司は、1月16日に同アパートを訪ねると、
新聞受けには新聞が溜まっており、またドアノブを回すと鍵はかかっておらず、ドアを開けたところ、矢口さんの死体を発見したとのこと。

2DKのアパートの洋室、布団が敷かれていないパイプベッドの上で、全裸に靴下だけを履いた状態で発見。
また、両手を万歳の格好で、仰向けのまま大の字の状態。
首、左胸、腹に刺し傷があった。

・遺体発見時の部屋はふすまが倒され、カーテンも破られ何か焼かれたような跡もあるという異様さで、しかも施錠されていなかった。

・「遺体には頸部に2カ所、胸に1カ所、腹部に1カ所の計4カ所、刃物で刺されたと思われる傷がありました。
ベッドの脇の下には切断された陰茎が落ちており、隣室の洋間に凶器と思われる包丁が、部屋の中には血の足跡が点々と残されていました」」(捜査関係者)

男性の局部が切り取られていました。
切り取られた局部はベッドの下から見つかり、
また、凶器と見られる文化包丁は隣室に。
部屋には争った形跡はなく、矢口さん自身の血まみれの足跡が残っていたとの報道。
死因は出血性ショック死。

警視庁捜査1課によると
矢口さんは負傷後に歩き回った形跡があるほか、傷の位置は自分で刺すことも可能で、同課は殺人と自殺の両面で捜査している。

早期の報道で、
「局部からの出血が少ないことが判明」し、
死後に切断されたものである可能性が出てきたものの、刺し傷は全て本人でも可能な場所にあり、また、防御創などはみられず。
相次いで、「現代の阿部定事件」と報道されたこの事件は、すぐに矢口さんの女性関係の報道へと発展しました。

そして交際相手の女性の報道が広がり、、、
この女性とはほぼ同居状態であったとのことで、
また、同女性は精神病院への既往歴がある事や、近隣住民に対する異常な言動など、様々な内容が報道されました。

・矢口行(49)が、 交際相手の女性を同僚に紹介していたことが1/18日、分かった。
同僚男性は、昨年2011末に 八王子市内で矢口さんらと会食したという。
会食後、女性が迎えに来て
「矢口さんに 『これ、おれの嫁』と紹介されました。仲むつまじい感じで、てっきり “結婚”しているのかと思いました」と話した。
女性は40代後半で、身長155センチほどの小太り体形。
ミニスカート姿に赤の 派手な上着を着ていて「AKB48のような格好をしていた」という。
また、女性は 矢口さんのアパート周辺では近隣住民とのトラブルが絶えなかった。
近くに住む 40代主婦は「自宅前を掃除していたら、(女性に)『テメー、何ジロジロ見てんだよ』と 右肩を強く押されました」。
警視庁捜査1課は、引き続き矢口さんの交際相手に事情を 聴くとともに、自殺と他殺の両面で調べる。
(2012年1月19日 日刊スポーツ)

・その報道直後、2012/1月19日、
遺体の腕から複数の注射跡が確認され、また覚せい剤簡易検査により陽性反応が出たと。
このことから、覚せい剤による錯乱・幻覚状態で自身を刺し、また、
■「局部が怪獣に見えるなどして退治しようと切断した可能性も否定できない」■
との報道が。
結果、自殺と断定。

東京都昭島市のアパートで見つかったタクシー運転手男性(49)の遺体について、
警視庁捜査1課などは2012/1/26日までに、自殺と断定した。
同課によると、男性は 1/10日午後2~10時に死亡したとみられ、体内から覚せい剤成分が検出された。
首や腹などに刺し傷があり、近くに血の付いた包丁が落ちていた。ベッドの下 に局部が落ちていたが、自分で切断したとみられるという。

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全裸で試験勉強していた大学生 尿道にシャープペンの芯刺さる
2015年8月21日NEWSポストセブン

救急外来はいつも大忙し。残暑厳しい今の季節は熱中症患者が大量に搬送され、8月3~9日までの1週間で1万1219人、今シーズン累計で4万5524人となった(総務省消防庁、8月11日現在)。ただ、その中には「どうしてそうなったんだ?」とツッコミたくなるような理解不能の患者もやってくるのだという。救急医療に携わる30代女性看護師が明かす。

「先日は『尿道にシャープペンシルの芯が刺さって取れない』という男子大学生の患者がきました。『どうしてこうなってしまったんですか』と尋ねると、『全裸で試験勉強をしていたら、折れた芯がたまたま刺さった』のだそうで……(笑い)。結構奥深くまで刺さっていたので、折れないように内視鏡で慎重に取り出しました」

「珍しい急患」が運ばれてくると、医者も処置した経験がなかったり、判断が難しかったりして治療に多くの時間が割かれてしまう。一風変わった症例に出くわしたとき、医師はどうやって治療法を決めるのだろうか。実は参考書がある。

『マイナーエマージェンシー 原著第3版』(大淹純司監訳、エルゼビア・ジャパン/医歯薬出版刊)は、その名の通り「珍しい急患」にどう対処するかを11領域、184項目にわたって解説している。800ページ以上にわたる同書は、「コンタクトレンズが目の裏側に入ったときの対処法」や、「催涙ガスに曝された」、「しゃっくりが止まらない」さらには「ひどい日焼け」まで対処法を丁寧に解説している。

たとえば「耳に生きた昆虫が入った」場合。
〈耳に生きた昆虫が入っている場合は、まずは外耳道を液体で満たして虫を殺す(中略)患者を側臥位にさせ、外耳道に上記の液体を滴下しながら、気泡を除去するために耳介を引っ張り、耳珠(編集部注・耳の穴の付近にある出っ張った部分)を押す〉

そしてその中には、
前述の「尿道にシャープペンシルの芯」のような、レアで恥ずかしい症例への対処法も含まれている。

※週刊ポスト2015年9月4日号
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2015/8/13和田正弁護士チン斬り事件

【A】週刊新潮2015/8/27日号では、
➊根元から3cmを残して切断された
❷タマ袋も含めて切断され、トイレに流して捨てた。
となっている。

【B】週刊新潮2015年9月10日号も同じく、
❸サオも袋も、除去切断された。と記載されている。

間違いなく袋(タマ2個)は和田正はない。ようだ。

■園芸用バサミで…バッサリ■
2人(24&25)はこのビルの前で(和田を)待ち、そして和田と合流し、4Fの1室へ行く。
「うわ~!!」(お盆まっただ中の2015/8月13日午前7時半ごろ,2015/8/13AM7:30切断時刻)
東京都港区虎ノ門のビルから男性弁護士(和田正42)の悲鳴が響き渡った。
この10分ほど前、小番容疑者が、妻25と連れだって事務所を訪れていた(3者会談時刻8/13AM7:20~:ビル4F)。

■みなと協和法律事務所⇔和田の勤務会社
〒105-0001東京都港区虎ノ門 2丁目1番1号
商船三井ビルディング(虎ノ門ダイビル)4階
TEL03-5544-8296
に、退院後出社している。辞めない様です。
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枝切り鋏で局部切除から96時間で仕事場にきた「国際弁護士」の治癒
週刊新潮2015/9/10日号

国際弁護士(和田正)の股間は“枝切り鋏”の餌食となり、あろうことか“彼自身”は水洗トイレに流されてしまう。

うだるような暑さが続いたお盆の最中、世の男性諸氏の心胆を寒からしめる事件は起きた。
国際弁護士の股間は“枝切り鋏”の餌食となり、あろうことか“彼自身”は水洗トイレに流されてしまう。
だが、それからわずか96時間後、受難の人は気丈にも職場への復帰を果たしたという――。

▼「慶応大学院生」に枝切り鋏で切除された「国際弁護士」の再生▼

弁護士事務所のある職員が声を潜めて語るには、

「お盆休み明けに、普段通り出社しているあの人の姿を見た時はさすがに目を疑いましたよ。何しろ、つい数日前にあんな事件があったわけですから……」

2015/8月13日午前7時過ぎ、件(くだん)の男性弁護士(和田正42)は、
港区虎ノ門のビル4階にある、勤務先の弁護士事務所で一組の男女と向き合っていた。
相手は慶大法科大学院に通う小番一騎(こつがいいっき24)と、その妻(25)である。

社会部記者が言う。
「小番の妻はこの弁護士の秘書でしたが、そのうち男女の関係に発展してしまったようです。それが夫の知るところとなって話し合いがもたれた。ただ、元プロボクサーの小番は席に着いたのも束の間、弁護士の顔面を殴りつけてノックアウト。彼のズボンを脱がすと、持参した得物で凶行に及んだ。
サオを切り落としただけでなく、■フクロ■にも手を掛けている」

一方、共用トイレに投げ捨てられた、彼の“モノ”は未だ行方不明のままだ。
「捜査員がトイレを封鎖して捜索に当たりましたが、すでに下水道へと流れ出た可能性が高い」(同社会部記者)

■見た目は元気■

ニューヨーク州の弁護士資格を取得し、倒産案件の専門家として将来を嘱望されていたエリート弁護士が、心身に被ったダメージは計り知れない。

岡山大学病院ジェンダーセンターの難波祐三郎教授によれば、
「今回のようなケースでは、切断面から出血するのを防ぐため、余ったペニスの皮で傷口を覆う断端形成手術を施します。1週間で退院は可能ですが、外傷より精神的なショックが大きいと思われる。“男性のシンボル”を失った喪失感と、事件の状況がフラッシュバックしてしまい入院期間も長引くでしょう」

だが、そんな専門家の心配をヨソに、
彼は事件から4日後には奇跡的な復活を遂げていたのだ。
「あれだけの被害に遭ったのに変わった様子はない。
本人に話し掛けるのは遠慮しましたが、見た目には元気そうでした」(先の職員)

とはいえ、彼の体に多大なる変化が生じたのは事実。
その元凶であり、傷害容疑で逮捕された小番の今後について、

元東京高検検事の牧野忠弁護士は、
「元プロボクサーが素手で殴れば凶器使用と同じですから、5年の実刑は避けられないでしょう。ただ、被害者が雇用主という立場を利用して、彼の妻に関係を強いたとなれば情状酌量の余地はある。当然ながら、弁護士は一般人以上の倫理観が求められますから」

公判で“悪夢”と向き合えるほど、被害者の心身が治癒していればよいが……。

※週刊新潮2015年9月10日号
「ワイド特集 祇園精舎の鐘の声」

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「慶応大学院生」に枝切り鋏で切除された「国際弁護士」の再生
週刊新潮2015/8/27日号

お盆のさなかのことである。
キャリア十分の国際弁護士を、弁護士の卵の慶応大学院生が急襲する傷害事件が起こった。
刃渡り6センチの枝切り鋏は確実に股間を捉え、“出っ張っていたモノ”を切除したのだ。
さて、21世紀の医療はその下半身を蘇らせることができるか。

・・・・・・~・・・

背筋が寒くなる怪談のような事件が起こったのは、去る2015/8/13日午前7時過ぎのことである。
よりにもよって、“枯れ木の枝”を切るような枝切り鋏が凶器として使われたのだ。

現場は、港区虎ノ門の交差点からほど近い「商船三井ビル」。
霞が関の官庁街に虎ノ門ヒルズを筆頭とした摩天楼。その両者に挟まれた地区に建つビルだ。

ちょうどそのころ、
▼建物の前に男女ふたり(小番一騎24と妻25)が立っていた。▼
男は慶大法科大学院に通う小番一騎(こつがいいっき)(24)。
3年前まで戦績ゼロながらスーパーライト級のプロボクサーだったのが一転、法曹界を目指して差し当たり勉強中。
女はその妻である。彼らが待っていたのは、
このビル4階の弁護士事務所で働く男性弁護士(和田正42)。
▲3人は合流し、事務所内の一室(4F)へ入った――。

そのとき、すでに弁護士は悲劇の関頭にさしかかっていたのだが、それを知る由もない。
これから述べるように、男の沽券のみならず股間にかかわる問題ゆえ、分別ざかりの42歳である。

「小番の妻はこの弁護士の秘書。去年の2014/5月、弁護士がこの事務所で働き始めるときに、彼女を連れてきた。
ふたりは仕事のうえでは常に行動を共にする。それが深い仲に発展してしまったようなんです」
と警視庁担当記者が話すように、痴情のもつれをほぐそうと行なわれた“三者面談”だったのだ。

しかしながら、
こちらは『紙入れ』とは違って籐のつるのようにもつれ、解きがたいものとなっていたのであろう。
首尾は極めて悪い形を迎えた。

「その話し合いの最中、小番がキレたようです。まず、弁護士のチン、つまり顎に右ストレートを数回見舞い、
意識が朦朧となったところでズボンをおろした。
そして、持参していた全長20センチ、刃渡り6センチの枝切り鋏で、弁護士の男根を切断したのです」(同警視庁担当記者)

狂気の沙汰だが、これで終わらない。

「続けて小番は」
と後を受けるのが、警視庁関係者のひとりである。

■「陰嚢、要するにタマにも手をかけた。▼フクロ▼ごと切って、ペニスと一緒に共用トイレに流してしまったというわけ。
イチモツの方はと言うと、
全体の3分の1弱の3センチほどを残し、切り取られていたと言います」

その刹那、弁護士の絶叫が響き渡った。
聞きつけた同じフロアの人間が119番通報し、彼は救急搬送されたのである。

ーーーー↓↓
➊タマ袋(2個入り袋)も切断された
❷根元から3cmは残る[根元から全体9cm(~?10cm)として、
3cmが残り、6cm(~?7cm)部分は切断除去された]
ーーーー↑↑

■渡る世間は丁目と半目■

受難の弁護士は、1992年に兵庫県の公立校を、96年に明大法学部法律学科を卒(お)え、翌年97/10月には司法試験を突破(司法修習52期)した。

(和田正は、)
ポール・マッカートニーやマイルス・デイビス、そして日本赤軍の岡本公三の代理人を務めた松尾翼弁護士の事務所でキャリアを積んだあと、米国へ留学。
カリフォルニア大バークレー校のロースクールを修了後、ニューヨーク州弁護士の資格を取得。
2006年、国際弁護士として日本へ凱旋していたのである。

「負債総額が数千億円規模にのぼった『新潟鐵工所』の会社更生事件で管財人代理をするなど、民事再生や破産案件に強みを見せていました。
そういった大きな事件を担当していることから、裁判所からの信頼も厚い。とにかく事件には驚きましたよ」(同僚弁護士)

とはいうものの、
こういう話もある。

「もちろん、デキる弁護士ではあるんですがね……」
と渋面をつくって語り始めたのは、さる法曹関係者Aである。
その口ぶりから察すると、被害者弁護士にとって好ましからぬ話のようだ。

「アメリカヘの留学資金を援助し、大学のしかるべき教育課程を手配して、その後、現地で評価の高い法律事務所での働き口を斡旋したのは、すべて松尾先生です。明治出身というのは、あちらではコネクションやアピール力がかなり弱い。
したがって松尾先生の強い推挙がなければ、大学入学さえままならなかったのではないでしょうか」(同法曹関係者A)

米国で箔をつけたあと、松尾氏の事務所に戻るのが筋というものだが、あにはからんや、
「彼は別の事務所を選んだ。だけど、そこは松尾さんが親しく付き合っているところだったこともあって、“頑張れよ”と松尾さんは背中を押してやった。でも結局のところ、彼はさらに別のところへ行ってしまったんです」(同法曹関係者A)

どうしてそういうことになったのだろうか。

「彼には天性の明るさとボート部で培った真面目さがあった。それが生き馬の目を抜く米国で、人が少し変わってしまったのかもしれないね。改めて彼の経歴を見ると、松尾さんのところへ一旦戻ったとあるけど、そんなことはないと思うけどなあ」(別の関係者)

もっとも、こういった陰口はあるにせよ、
日本航空でグランドホステスを務めていた妻とのあいだに4人の子宝を授かった彼は、差し詰め、健康に才能、名声、そして家族に恵まれていたのである。
だが、「渡る世間は丁目と半目、善いと悪いは一つ置き」が世の習い。幸福ばかりは続かない。

この裏返された幸せの一端を取り戻すために、今度は現代医療が弁護士に手を差し伸べる。
それを述べる前に、“早朝の惨劇”の詳細から始めたい。

■鼓動に合わせるように■

まず痛みについて、岡山大学病院ジェンダーセンターの難波祐三郎教授によると、
「指を切断されたときのそれに似ていると思います。陰茎の皮の先というのは、指先と同じように神経が集中しているからです。殴られて失神していても、痛みで目が覚めたはず。また陰嚢ももちろん痛い。野球のボールが股間に当たった際に、腹部まで含めて痛くて悶絶することがありますね。それは、陰嚢が腹膜の一部とつながっているからなのです」(難波祐三郎教授)

煎じ詰めれば、ふぐりを切られたということは、お腹にナイフを突き立てられたと同様のことなのだ。

その一方で、
「脳の防衛本能」の働きを指摘するのが、泌尿器科医の岩室紳也(ヘルスプロモーション推進センター代表)だ。

「切られたその瞬間は、かなり痛くて悲鳴があがる。ですが、脳が暫定的に神経を麻痺させ、痛みはある程度抑えられていた可能性があります」(岩室紳也)
となれば、不幸中の幸いであったかもしれない。次いで出血量はどうか。

「ペニスには4本の動脈が走っており、ここから血が噴き出る。心臓の鼓動に合わせるように、“びゅっ、びゅっ”とリズミカルに流れるのです」(前出・難波教授)

「頸動脈を切った時には」
これは、元東京都監察医務院長の上野正彦の解説である。

「3メートル先まで血が噴射することがありますが、それは心臓からの距離が近いから。男性器の場合は心臓から離れているのでそこまでとは申しませんが、それでも10~20センチほどは血が飛ぶことになります」

その量を、「しらゆりビューティークリニック」の村松英俊医師に聞くと、
「800mLミリリットルほどの血液が主として陰茎から流れ出し、現場は血の海そのもの。被害者は変わり果てた下半身に目をやるものの、その現実を受け入れたくないと、患部を必死に手で覆ったことでしょう」(村松英俊医師)

塗炭の苦しみが生んだ悲鳴がきっかけで、弁護士が病院にたどり着けたことは先に触れた。
それでは、病院での応急処置シーンへ移ろう。

「接合すべき▼陰茎および陰嚢▼が存在しないとなれば、『断端形成手術』というものが行なわれます」
と、難波教授が次のように続ける。

「これは、ペニスが輪切りのままで出血し続けるのを防ぐもの。具体的には、余っているペニスの皮膚で傷口を覆うのです。その際、おしっこが出なくなってはいけませんから、尿道は確保する。切断された陰嚢も止血して傷口を縫合する。いわゆる▼『宦官』▼の状態になるわけです」

こういった処置に要するのは3時間前後。
翌日から歩行が可能で、1週間ほどで退院することになる。

「男性器が切断され、付け根だけ残っていたとしても、ある程度の長さがなければ挿入することは難しいかもしれません。
ただし、大した角度はつかないまでも勃起はしますし、性感帯が亀頭だけでなく根元にもありますから、そこをシゴけば“射精感”を得ることはできる」(同難波)

言うまでもなく精巣がないため、それは厳密な意味での射精ではない。
ちょうどパイプカットした場合と同様に、前立腺液の発射にすぎないのだ。

それでも、
生まれてこのかた脾睨(へいげい)・対峙してきたイチモツの3分の2とふぐりは根こそぎ奪われ、
絶望の淵にある男には、その射精感覚がままごとみたいなものであっても、生きる糧になるであろう。

人生には、フクロ小路かと思うと、はしなくも展望が開けてくるということがあるように、弁護士にも光明がないわけではないのだ。
――そうは言っても、よりいっそう強い勃起力を取り戻し、性行為に臨みたいと願うなら、さらなるステップを踏まねばならない。
他ならぬ陰茎形成手術である。

難波教授曰く、

「これは、前腕の皮膚を切り、丸めてチューブ状にして男性器を再建するもの。その部分はあくまでも軟らかいので、“支柱”として骨や軟骨を埋め込み、挿入が可能になるくらいの硬さを出す。手術時間にして6時間といったところです」(難波)

例えば、女性から男性へ性転換したケースだが、肋骨を10センチほど抜いて、陰茎を形成したことがあるという。

「ペニスに残った神経と移植した皮膚の知覚神経とを接合することで、感度が高まる。陰茎形成した時点では違和感があるものの、半年もすれば、ある程度は“自分自身”だと認識できるようになります」(同難波)

パンツのなかでもぞもぞうごめくあの感じ――。それをいくらかは取り戻すことができるのだ。

ひるがえって、ふぐりの再建はあくまでも“見た目”に留まるようで、

「おもに鼠蹊(そけい)部の皮膚を丸めて作ることになりますが、実際の陰嚢のように皺が入ったタイプを作ることは難しい。仮にリアリティを求め、毛が生えたように見せたいなら、毛がある部分の皮膚を使用することで、それは可能になります」(同難波)

むろん中身が伴わないから、それは“ふぐりに毛が生えたようなもの”でしかないのだが……。

「ただ」

と、言葉を継ぐのは、先の村松医師である。

「そういったオーガズムを得るためには、男性ホルモンを定期的に注射し続ける必要があります。男性ホルモンの主要な製造工場が精巣です。副腎からも分泌されてはいるものの、それは微々たる量。精巣が失われて男性ホルモンが激減すると、性欲が減退し、勃起もしづらくなるのです」(村松)

さらに悪いことに、

「うつや筋力の低下、睡眠障害も起こり得る。それを防ぐために、ホルモン補充療法を生涯に亘って受ける必要が出てくるかもしれません。あとは、事故などで手足を失った人が、存在するはずのない箇所に痛みを感じる『幻肢痛』。これが出て、股間部分が痛くなることもあります」(村松)

■「去勢恐怖」の衝動■

ところで、傷害容疑で逮捕された小番の今後を、弁護士の郷原信郎が占うと、

「あくまでも、被害者に過失がないのを前提にしましょう。その傷が全治不能、すなわち回復しがたいものであるうえに、精神的なショックは計り知れない。これに加えて、『元』とはいえプロボクサーのパンチは凶器使用と同一視されます。こういったことを踏まえると、傷害罪の上限にあたる懲役15年に近い判決が下る可能性がある。執行猶予など絶対ありえません」(郷原信郎)

その一方で、民事訴訟が提起された場合でも、

「弁護士としての逸失利益は相当なものゆえに、億単位の賠償請求は免れない」(同郷原信郎)
と見るのだ。

してみると、小番は持ち前の腕力にものを言わせて本意を遂げたものの、今後の人生で大きな十字架を背負ったことは間違いない。

「人を呪わば穴二つ」という箴言(しんげん)は、小番の手にした法律書にはなかったのだろう。
彼の行動の要諦は「生かさず殺さず」。
殺そうと思えば簡単に殺せたところを、敢えてそうしなかった。
彼なりに考えた“殺害以上の打撃”を被害者に与えたかったのだ。

精神科医の片田珠美の読み解きによれば、

「世の男性の多くは、妻を所有物だとみなしています。それを寝取られたのだから、怒りを感じるわけです」(片田珠美)
そして、こう付け足す。

「おしなべて男性の深層心理には、象徴を失うことへの恐れが潜んでいる。フロイトはこれを取り上げ、男性の行動は『去勢恐怖』に衝き動かされていると分析しています」(片田珠美)

そうなると、寝取られた小番が取った怒りの表現法は、究極の復讐と言えよう。
「陰嚢まで切断するというのは、生殖能力を奪う行為にほかなりません。それらをトイレに流して再生を不可能にしたことも踏まえれば、絶対に相手を去勢したいという極めて強い願望を感じます」(同片田珠美)

★赦(ゆる)せよと請うことなかれ赦すとはひまわりの花の枯れるさびしさ(松実啓子)★

赦すとは関係の終わりを意味すると、この作者は考える。
小番は妻の不貞を咎め、憎しみ続けることを選んだ。時あたかも、ひまわりが萌える季節に。

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「他人の女房と枯れ木の枝は、登り詰めたら命がけってえんだ。碌なことねえぞ、どこのカミさんなんだ」

これは、古今亭志ん朝が演じた古典落語『紙入れ』のハイライトのせりふである。
女房を寝取られたことに気付かない間抜けな旦那、その女房、そして間男。
この三者が織り成すやりとりにくすぐられるのだ。

その筋はと言うと――、

「亭主は今晩いないから」

とおかみさんから手紙をもらった若い衆。逡巡しつつも、彼女のもとを訪ねる。
が、図らずも帰宅した旦那。
裏口から若者は逃げおおせたものの、件の手紙をしまった紙入れ(財布)を忘れてきてしまう。

明くる朝、様子を探りに改めて間男は家へやって来て、
顔見知りの旦那と恐る恐る語り合うのだ。
話は、不審を抱かぬ旦那が、

「たとえ紙入れがそのへんにあったって、てめえの女房をとられるような野郎だから、まさかそこまでは気が付かねえだろ」
と言ってサゲとなる。

こんな風に間男話はどこまで行ってもユーモアで済むが、現実はそうはいかない。

※「週刊新潮」2015年8月27号
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▼米国の3cm事件▼

手術失敗で男性器ズタズタに、大きくするつもりが3cmも残らず。
2015年8月29日ナリナリドットコム

手術失敗で男性器ズタズタに、大きくするつもりが3cmも残らず。
男性のちょっとした見栄と、ちょっとだけお金を節約しようとした結果が
招いた大惨事が話題を呼んでいる。

米マイアミの空港に降り立った女性ネリー・ゴンザレスは、
無免許で陰茎増大手術を行ったことで逮捕された。
米CBSやサン・センチネルなどの報道によると、
ある男性の依頼で、1500ドル(約18万円)の“闇手術”料で陰茎を増大させようと充填材を注入したが、結果は失敗に。
術後ひどい痛みに襲われると、偽女医はもう一人の無免許医マーク・シュライバーを紹介し、
追加で1000ドル(約12万円)を支払って再手術が行われた。

しかし、再手術の結果もひどいもので、充填された物質を取り除くことができなかったばかりか、
男性の陰茎はズタズタにされ、現在は3センチにも満たないという結果に。
今では性行為どころか、排尿時にさえ感覚が無いという。

無免許で手術をした2人は現在刑事裁判中だが、検察は
「まるでホラー映画のようです。一度や二度のことではなく、何度も行われてきたのですから」と、
以前にも同様のトラブルで2年収監されていた加害者に対して怒りを隠さない。

ネットでは
・「ひゅんひゅんする…」
・「それなりの値段を払っているのにどうして正規の医者に頼まなかったんだ」
・「同じ男性として同情の念を禁じえない」
など同情のコメントが多く寄せられている。

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高学歴化するボクシング世界王者
2012年1月2日ゆかしメディア

昨年(2011)の大晦日は、NHK紅白歌合戦の裏番組として、ボクシング世界戦中継が2試合放送されていた。ハングリースポーツの代表格のようなイメージのあるボクシングだが、日本のジムに所属する世界チャンピオンは現在、高学歴化が進んでいるという現象が起きている。

■それは古い既成概念に

まずは、現役の日本ジム所属の世界チャンピオンの顔ぶれを下に並べてみた。
8人中5人が大卒(中退)、1人が名門高校出身となっている。これを見れば、大方の人がボクシングへと抱く「ハングリースポーツ」という既成概念は崩れるのではないだろうか。
歴代の日本の世界王者は69人、その中で大卒は16人しかいない。そのうち5人が現役なのだ。

WBA・Sフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)=拓殖大
WBCミニマム級王者・井岡一翔(井岡)=東京農業大中退
WBAバンタム級王者・亀田興毅(亀田)
WBC・Sフェザー級王者・粟生隆寛(帝拳)=習志野高校
WBCバンタム級王者・山中慎介(帝拳)=専修大
WBAミニマム級王者・八重樫東(大橋)=拓殖大
WBC・Sバンタム級王者・西岡利晃(帝拳)
WBA・Sフライ級王者・清水智信(金子)=東京農業大

昨年(2011)大晦日には、その
内山高志選手、
井岡一翔選手のそれぞれの試合がテレビ東京、TBSが生中継された。
ともに見事なKO勝ちを収めるという結果となった。
2人は大学ボクシング界では、「二強」の大学出身者である。

では、なぜ高学歴化という現象が起きているのだろうか?

■今の時代ハングリーなだけでは…

まず、子供の数は減少しているが、大学生数は毎年増加傾向にあるために、当然どの世界においても大卒が増えるのは当然だ。
平成23年度は約289万人(文部科学省統計)となっている。

ボクシングの世界でも景気が悪いこともあり、高校の指導者も進学を勧める場合が多いという。大学ボクシング関係者は、
「高校チャンピオンなど実績があれば、学費免除の場合がある。過去には、母子家庭で大学進学を諦めていたがボクシングのおかげで進学できた子もいる」という。

また、プロの目から見た場合も、
「昔はアマチュアを長くやりすぎると、プロでは勝てないと言われた。ただ、大学でトップレベルまで行った選手は基本がしっかりしているし、技術がある。高校を出てすぐでは身体もできていないから、すぐに世界というわけにはいかないし、大学でしっかり練習するのは逆にいい。
今の時代は、ハングリーなだけで世界を獲れるほど甘くはない」
とボクシングジム関係者はいう。

さらに、大学で全日本王者など実績を挙げれば、
「ジムによっては所属で、契約金が出る所もあるようだ」(全国紙運動記者)という。

ボクサーはとくに現役生活が短く、大卒という保険はあって損はないのだ。
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実は世界一の超大富豪、カダフィ大佐の資産15兆円
2011年10月25日ゆかしメディア(米LAタイムズ社)

世界一の大富豪は実はリビアの故カダフィ大佐だった。
推定資産は2000億ドル(約15兆2000億円)で、

■フォーブス長者番付2連覇のカルロス・スリムの633億ドル(約4兆8700億円)
の3倍以上という圧倒的な金額だ。

■米LAタイムズによると、
カダフィ大佐の資産は、
各国の銀行や証券類、さらには金塊などを含めれば推定で15兆円以上
という見積もりになるのだという。

IMF(国際通貨基金)の資料では、
リビアは金を約144トン保有しており、これだけで6000億円以上の価値があるとされている。

また、国連決議などを経て、どこに投資されているのか大規模な調査も行われ、
英経済紙フィナンシャルタイムズの発行元、サッカーの名門ユヴェントスなどにも出資された形跡が残っていたこともわかっている。

中東の指導者にありがちな油田の権利や、その他の産業の権利もすべて国家やファミリーの管理としていたことで、蓄財されていた模様だ。

この凍結資産は、リビア政府に返還されることになるだろう、
としている。

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宅配ピザが値崩れしない理由
デリバリーの人件費が高いから-
2013年12月29日NEWSポストセブン

外食産業のデフレが相変わらず止まらない中で、
宅配ピザの値段は決して安くない。
それでも宅配ピザが値崩れしないのは、
デリバリーの人件費が意外と高くかかるからである。

「利益を出すためには配達にかかる人件費を売り上げの15~20%程度に抑えなければならない。そうなると時給1000円前後のアルバイトには1時間で平均6000~7000円を売り上げてもらわなければなりません。
1軒1枚ずつだと1時間に3軒回らないと利益が見込めないということです」
(大手ピザチェーン関係者)

牛丼チェーンのように一人のアルバイトが1時間で何十人もの客をさばくことが不可能な業態ならではの悩みだ。

各チェーンが、
「店舗まで受け取りにきたら2枚目は無料/半額/割引」
といったサービスを打ち出しているのは配達の人件費を削る工夫である。
※SAPIO2014年1月号

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宅配ピザ 原価率が低いも値段を高くせざるを得ない理由とは
2013.01.13週刊ポスト2013年1月25日号

世の中には「どうして潰れないのか」と疑問になる価格やサービスを展開しながらも、
着実に利益を出し、成長拡大しているビジネスがある。

1枚2000~3000円と値段は高めで、ライバル店も目白押し。
なのに潰れないのが宅配ピザチェーンだ。
実はこの価格設定が絶妙なのだという。

「宅配ピザの原価率は10~20%。しかし、だからといって値段を安くするとオーダーが入りすぎてしまい、デリバリーできない」
とフードコンサルタントの白根智彦氏。

宅配ピザの場合、デリバリースタッフを常に待機させておかなければならないため、
何もしなくても人件費がかさむ。

デリバリーを効率よく回せる“ほどほどの注文数”が一番儲かるわけで、
決して安くない価格設定はそのためなのだ。

「デリバリーの手間は一緒なので、何枚もオーダーしてもらうほうが粗利が稼げる。
“2枚目からは半額”といったキャンペーンは、デリバリーコストに比べたら原価なんて問題ないということの証です」(白根氏)

※週刊ポスト2013年1月25日号
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