マリノス 1-0 ガンバ
暑さもあり、内容としてはいまひとつだったけど、この日の目的はやはり小野くん。
惨敗した広島戦で光っていた高校生が、初スタメン。そしてフル出場。いや~~凄かったです。彼にボールを集めていたし、もらう動きもいいので結果的にすごくプレーに絡んでいたのですが、貫禄がすごかったw
少し慣れてきたけどいまひとつとは本人コメントですが、ボールを置く位置がすごくいい。もちろんそれはトラップがいいからなんですが。そして常にゴールに向かっている。
そして天野っち。試合後の選手コメントでも「あの時間帯のあのあがり」についての賛辞がありますが、あれこそが天野っち!という感じがしますね。彼はキックの質もいいし、技術もあるけど、体格差で届かなかったり弾かれたりと残念なことも多い。でも必死さが伝わる。
私の後ろの方で、ずっと「天野へたくそ!」と野次ってた人がいたけど、ずっとぶち切れそうでした(^^;
ああもうこのまま終わっちゃうのかなあと思っていたロスタイムのゴール。勢いそのままにゴール裏へ走り抜けていった天野っちに「行き過ぎ!早く戻ってっっっ!」と叫びつつ、泣きそうになりました。
PKはずしちゃった千真の喜びようも嬉しかったけど、リプレイ映像が流れて、小野くんのパスにさらに腰を抜かしましたw
パスの前のフェイントとか、ノールックで出したパスのコントロール。天野っちのあがったスピードをほとんど殺すことなく、かつコントロールしやすいタイミング。前半からガンガンシュートを打ってたので、パスすること自体フェイントに。
使い続ければすぐに対策をとられてしまうけれど、彼ならそれも乗り越えてくれそうな期待感が。
ユースでデビューとか過去もあったけれども、小野くんほどインパクトがあり効果的に試合に入っている選手はマリノスではあまり記憶にない。
スタメンが発表されたとき、「これはなめてると言われてもしょーがないかも」などと話していたのですが、ベンチがとても豪華でした。ジローボランチは気がつくと最終ラインに入っていて、地味だけれどマメにスペースを消してた。ただガンバにボールを奪われる位置が高いのが、見ていてハラハラ。もう少し中盤の安定性が欲しいかなあ。
選手交代、そろそろ千真にかえて坂田を……!と思っていたら、思っていたより遅かったけれど珍しく和司に通じたようで。黒髪短髪の坂田は遠目で見ると坂田に見えない…(^^; 前線からの守備はやっぱりうまいっす。
決勝点に繋がったボールも、坂田が奪ったボールだったよね。
次は大宮。ゲリラ豪雨の心配をしながらNACKに行ってきます。