救急看護師は、急病や事故などで救急対応が必要な患者へのケアを提供するのが仕事だ。
24時間365日体制で患者を受け入れているため、的確かつ迅速な判断力と高度な看護技術が必要となる。
具体的には、以下のようなスキルが求められることが多い。
1つ目は、迅速な判断力だ。
緊急状況で的確な判断を下すためには、正確な医療知識と実践的なトレーニングが不可欠となる。
自己学習はもちろん、研修や先輩看護師からの指導も受けておいた方が良いだろう。
2つ目は、コミュニケーション能力だ。
救命救急センターでは、患者やその家族、他の医療スタッフと、円滑にコミュニケーションを取らなければならない。
チーム内での協力や患者・家族との信頼関係の構築がうまくいかなければ、下手をすると命にも関わるため、対話スキルを磨くことが大切だ。
3つ目は、ストレス耐性だ。
救急現場は、高いストレス環境下であるため、ストレスマネジメントの技術を身につけておくことが大事となる。
自身に合ったセルフケアの方法を知っておくことがより重要なポイントになるだろう。
救急科は、数ある診療科の中でも特に心身ともに負担が大きいものだといえる。
しかし、その分、得られるスキルと経験値は計り知れないほど高い。
切磋琢磨しながら成長したいと考えている看護師であれば、ぜひ挑戦してみても良いだろう。
決して甘くない救急看護師の仕事を経験することは、人生において大きなプラスになるはずだ。
■役立つ情報サイト:http://critical-care-center.net