南稲自治会だより５月

4月の改革協議を終えて　自治会会長　村瀬学

　4月に入り、新役員は連日集まり、改革に向けての熱い議論を交わしてまいりました。
　大事なことは、役員同士の意志疎通でしたので、役員間のラインを設け､常時起こる出来事の共有化と意見の交換を大切にし、さらには「自治会だより」と「ホームページ」を開設し、情報の開示を試みてきております。

　主な取り組みの要点は、あとの記事をお読みいただけましたらと思いますが、役員をやってみて一番驚きましたことは、南稲自治会の台所事情のとてつもない悪さでした。区民のみなさんからの会費の収入がおよそ75万円なのに、集会所の光熱費だけで100万円かかっているという現実です。（4月号の「南稲自治会たより」をご覧になって下さい）。
　自治会の仕事量のスリム化や、誰でもが実行できるような自治会運営を、と意気込んで改革の議論を始めているのですが、このような台所事情を前に頭を抱えております。
　それなのに、今までの自治会運営が「問題なし」のように見えていましたのは、毎年「共有資金」というものから「補充」してやってきていたので、「問題」がずっと見えてこなかったんですね。このままいけば、いずれ「共有資金」も枯渇し、どこからの「補充」も当てにできなくなる事態がやってまいります。

　今回、新役員たちは、まずその元凶となる電気代などランニングコストをなんとか減らせる方法はないものかを考えると同時に、ご無理を申しまして､各団体さんへの補助金の減額をお願いすることにいたしました。
　それでも、この精華町に類のない豪華で巨大な集会所の、予想を超える支出を維持してゆくには、新役員だけではとうてい担いきれないものがありまして、区民のみなさんのお知恵をたくさんお借りしなくてはならなくなってきています。
　第一回目の班長会議（4/29）では、この現状を訴えまして、改革に向けてのご賛同を満場一致でいただくことができました。
　さらには、さっそくホームページの「メッセージを送る」蘭を使って､改革へのアイディアを送ってくださった方もおられます。　
この「メッセージを送る」蘭では、どなたでも、自由なご意見を伝えることができますので、いただいたご意見は自治会の運営、改革委員会で検討させていただきます。
　このように今回の自治会は、役員選出に難が生じ、一時停止の中からの船出でしたが、新役員の改革に向けての姿勢にご賛同をいただけ、大変心強く感じております。ありがとうございました。　

５月・６月の予定(毎月第１、第3土曜日広報誌、回覧物配布日)
・5/20　各種団体会議　　　
・5/21.22「自転車ﾚｰｽ」影響の地区住民、集会所駐車場利用
・5/28 　前期自治会費徴収　　
・5/29 　改革委員会
・6/上　 夏祭り実行委員会　　
・6/下 　総会
・6/下　 改革委員会