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「女はバカ!」 これあたりまえ。・・・オンラインゲームで

2004-11-06 08:11:36 | Weblog
★多人数オンラインゲームでの「言論の自由」

・多人数同時参加型オンライン・ロールプレイング・ゲーム『A Tale in the Desert』で
 先頃、ある騒動が持ち上がった。ゲーム内の1人の商人が、女性には品物を
 売らないと宣言し、さらに、ある女性キャラクターを売り物かと問いかけたのが
 ことの発端だ。

 ゲームの開発者たちがこの商人に対して断固たる反対姿勢を示さなかった
 ため、多くのプレイヤーは、ゲームの世界でこんなに差別的で女性を馬鹿に
 した態度がまかり通っていることに激怒した。しかし、実はこの商人はゲームの
 本当のプレイヤーではなく、開発者たちが意図的に送り込んだノン・プレイヤー・
 キャラクター(NPC)だった。ともすれば礼儀正しすぎる仮想世界に論争の種を
 まこうとしたのだ。

 メンバーが多くの人に反社会的とみなされる行動をとった結果、仮想世界で
 こうした緊張状態が生まれることは往々にしてある。プレイヤー・コミュニティーは
 その対応策について激しい議論を戦わせる。場合によっては、プレイヤーが別の
 プレイヤーや開発者さえ相手取って法的手段に訴えると脅しをかけることもある。

 ニューヨークで開催の第2回『遊びの現状』会議のなかで行なわれた29日朝の
 セッションでは、法律の専門家や学術研究者らが集まって、ゲーム・プレイヤーの
 言論や表現の自由はどうあるべきかについて幅広く意見交換を行なった。

 「誹謗中傷の問題、プライバシー侵害、憎悪発言、人種差別発言、暴力行為の
 扇動、様々な形の犯罪の教唆といった問題について、開かれた自由な民主主義
 社会の中で、米国ほど言論の自由が保護された国は本質的に他にはない」と
 シャウアー教授。
 それゆえに、仮想世界は、そこにいるプレイヤーが望むような理想郷には
 なり得ないし、「そうなるだろうと期待されているような、社会的な実験の場でも、
 社会の新しいイメージを生み出す場でも」ないと、シャウアー教授は結んだ。(一部略)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041104-00000004-wir-sci