【ほのぼの】避難所でラーメン屋台に長い列

福岡名物のラーメン屋台が５日、新潟県小千谷市の避難所２カ所に登場し、
本場そのままの人気の味を被災者に振る舞った。６日昼にも別の避難所を訪れる。

屋台の店主でつくる福岡県移動飲食業組合連合会のメンバーら１０人は３日夜、
博多港からフェリーで出発。丸一日かけて被災地入りした。
同組合の安藤義信副会長は「温かいラーメンを食べて、
少しでも元気になってもらえればと思って来た」と話す。

小千谷市内の避難所前にのれんを掛けると、すぐに長い行列でき、
多くの被災者が本場の博多ラーメンを味わった。

小千谷市内はガスの復旧が遅れ、温かい食事に不自由している被災者が多い。
近くの避難所で生活する小川春夫さん（５６）は「おいしい」を連発。
「久しぶりのラーメンで本当にうれしい」と喜んだ。