LinkStationシリーズ ファームウェア Ver.1.60
LinkStationをご使用いただき、誠にありがとうございます。
このソフトは、LinkStationシリーズのファームウェアアップデートユーティリティです。
ファームウェアを Ver.1.60 に更新します。ご使用のLinkStationが Ver.1.60 以上の場合、及びEMモードでない場合はアップデートを行う必要はありません。
※ [ファームウェア バージョンの確認方法]
NAS Navigator2を開き、LinkStationを選択します。
最下段の「ファームウェア」に表示されている数字が、製品のファームウェア バージョンです。
※ [EMモードの確認方法]
NAS Navigator2を開き、LinkStationを選択します。
EMモードの場合、名称がLS-***-EM***となり、容量表示部に「EMモード」と表示されます。
また、バージョンが表示されません。
アップデートを実行する前に、手順をお読みください。
1.対象製品
- LS-CHLシリーズ
- LS-XHLシリーズ
- LS-WXLシリーズ
- LS-WSXLシリーズ
- LS-SLシリーズ
- LS-AVLシリーズ
- LS-VLシリーズ
- LS-WVLシリーズ
- LS-QVLシリーズ
- LS-XLシリーズ
2.対象OS
Windows 2000/XP/Vista/7
※Mac上では動作しません。
3.アップデート手順
- LinkStationを正しく接続し、アップデータを実行するパソコンとLinkStationが同じネットワークアドレスになるよう設定します。
※例えばパソコンのIPアドレス/サブネットマスクが
" 192.168.0.10 / 255.255.255.0 "
の場合、LinkStationのIPアドレス/サブネットマスクが
" 192.168.1.150 / 255.255.255.0 "
に設定されていると正しく動作しません。この場合は、LinkStationを
" 192.168.0.150 / 255.255.255.0 "に設定し直してください。 - 使用中のアプリケーションを終了してください。またファイアウォールソフト等が動作しているとアップデートが行えません。ファイアウォールを停止または終了してください。
- 解凍してできた「LSUpdater.exe」を実行してください。LinkStation検索後、画面が表示されます。
※上記リンクをクリックした場合、ブラウザーの設定により確認画面が表示される場合があります。その場合は「開く」または「実行する」をクリックしてください。 - LinkStationが複数接続されている場合は、アップデートするLinkStationを選択してください。
- 「ファームウェア更新」ボタンを押すとパスワード入力画面が表示されます。
- パスワードを入力した後、「OK」ボタンを押してください。
- ファームウェアの転送と更新が開始されるので、完了するまで待ちます。
※更新中はInfoランプが点滅します。 - 完了メッセージが表示されたら、アップデート完了です。
4.注意事項
- アップデート中は、パソコンとLinkStation、及びネットワークの経路上に存在するHUBの電源を切らないでください。
- アップデート作業中は決してLinkStation内のファイルにアクセスを行わないでください。
- アップデートには数分かかります。10分以上たっても完了しない場合は、LinkStationを再起動し、再度アップデートを行ってください。
※ホスト名が「LS-***-EM***」と表示される場合があります。この場合は、再度アップデートを実行してみてください。 - 無線接続にて運用されている場合は、無線の状態によってはファームウェアの更新が正常に行えない場合があります。
可能な場合は有線接続に変更してからアップデートを行ってください。 - アップデートを行うパソコンに複数のネットワークインターフェースが接続されていると、アップデートに失敗する場合があります。
LinkStationが接続されていないインターフェースを無効に設定した上でアップデートを行って下さい。
5.更新内容
Ver.1.60
- Samba脆弱性に対応しました。(CVE-2012-1182)
- DTCP-IP機能が有効にならない問題の対策を行いました。
- メディアサーバーにVer.1.60 (DTCP-IP:1.60-20120615)のDTCP-IP機能が自動的に適用されます。※1(対象機種:LS-XHL、LS-WXL、LS-WSXL、LS-AVL、LS-VL、LS-WVL、LS-QVLシリーズ)
※1 LS-XHL、LS-WXL、LS-WSXL、LS-AVL、LS-VL、LS-WVL、LS-QVLシリーズをご使用のお客様
(DTCP-IP:1.60-20120615にアップデートされた際のご注意)
LS-XHL、LS-WXL、LS-WSXL、LS-AVL、LS-VL、LS-WVL、LS-QVLシリーズを
ご使用のお客様は下記の制限が事項がありますのでご注意下さい。
1.スカパー!HD録画を使用されているお客様
本製品をスカパー!HDの録画先サーバーとしてご使用になっているお客様は
本バージョンにバージョンアップされた後に、必ず下記の手順により
本製品を録画先サーバーとして再設定して下さい。
下記の再設定を行わないま使用を続けますと、予約録画に失敗します。
(1)録画予約を確認しておきます。
(2)録画先サーバーの設定を解除します。
(3)視聴サーバーの設定を解除します。
この時、最新バージョンのサーバーが、同じ名前で別のサーバーとして
リスト表示され、「未登録」の状態となっています。
(4)視聴サーバーとして再度設定しなおします。
(5)再度録画先サーバーとして再度設定しなおします。
(6)再度録画予約を登録します。
2.他の機器へのムーブに関するご注意
今回のバージョンにて他の機器に録画番組をムーブすることが
できるようになりますが、下記の制限がありますのでご注意下さい。
(1)Windowsパソコンをご使用の場合
ムーブ(移動)先の機器としてWindowsパソコンのコンピュータ名が
表示され場合がありますが、実際にムーブすることはできません。
ムーブしようとした場合、ムーブは失敗となり、ムーブ開始前の状態に戻ります。
(2)スカパー!HDラジオ放送をご使用の場合
ムーブ(移動)先の機器としてスカパー!HDラジオ放送に対応していない
機器も表示されますが、ラジオ放送を実際にムーブすることができない
可能性があります。
ムーブしようとした場合、ムーブは失敗となり、ムーブ開始前の状態に戻ります。