５０年以上も前、結婚して初めての８月のお盆休み、
夫の生家に帰った時のことです。
姑が畑から里芋を掘って来て、じゃかいもと一緒に煮てくれました。
とても美味しくて、大勢で食べたのであっという間になくなりました。
それからずっとあとになって、わたしも主婦修業を積み、
食べ物の旬が多少解るようになったとき、はじめて気づきました。
８月は里芋はまだまだ小さく、普通だったら煮物になんかしないのに、
わたしを歓迎してくれるための心のこもった煮物だったのです。
そんなことも気づかぬなんと愚かな嫁。
気づいた時にはもう姑はいませんでした。
毎年、里芋の旬の季節がきて、皮をむくとき、
姑を懐かしく思い出します。
写真の里芋は隣家のご夫婦が家庭菜園で丹精込めて
育てた里芋です。量を増やすため大根も一緒に煮ました。
きっとお義母さんもまだ育っていない小さな里芋の量を
増やすためにじゃがいもを入れて煮てくれたのでしょう。
2か月に渡って行われた傾聴ボランティア養成講座が
今日で無事終了しました。
参加者３０人中、修了証書を手にしたのは２９名でした。
コロナ下にもかかわらず、ボランティアをやりたいという
受講生の皆さんは、本当に熱心で主催者一同感激しています。
今のコロナの状態では、高齢者施設にお伺いできるようになる
にはもう少し時間がかかると思いますが、家庭、勤め先、友人、
どんなところでもたまには傾聴モードになって人の話を聴いて
くだされば、一日を明るく穏やかに過ごせると思います。
わたしのお役目も終わってホッとして帰宅。
湯気の立つ温かいミルクココアを頂いて身体も心もホッカホカ
片倉城址公園には色々な花がさいていたのですが、
まあまあピントが合っているのをupします。
左・サクラタデ 右上から タカオヒゴタイ・ノコンギク・ミゾソバ
時計回り・ヌスビトハギ・ギンナン・ヤブミョウガ・ウバユリの実
我が家から15分ほどのところに片倉城址公園があります。
正確には城跡公園と言うらしいのですが、
近くの人はみんな城址公園と呼んでいます。
室町時代の城址だそうです。
小高い丘の上に本丸跡と二の丸跡があり、
周囲は手ごろなウォーキングコースになっています。
春夏秋冬の自然にとても趣があり散策する人が絶えません。
あ、夏は蚊や虻がいっぱい飛んできてあまりお勧め
できませんが・・・
雨の日が多く、ご無沙汰しているうちにすっかり秋めいて
紅葉も始まって今日は散策の人でにぎやかでした。
入口の広場
クヌギやミズナラの散策路
湧水が豊富・手作りの水車・蔦がもうじき紅葉
二の丸跡の広場・端からは奥多摩の山が見えます
本丸跡へはススキが生い茂って道が見えません
丘の中腹にある住吉神社の参道・七五三ののぼり旗
私が住んでいるのは東京都の外れ、山梨県が一跨ぎです。
東京に雪が降ると真っ先にテレビ中継があります。
天気予報では20日の最低気温は10度以下とのことなので、
ストーブに灯油を入れ試運転しました。
いよいよストーブが必要な季節がやって来たんですねぇ。
わたしは昔ながらの石油ストーブが好きで今もって使っています。
橙色の炎がやさしくて暖かそうです。部屋全体も温まります。
それにやかんやお鍋を乗せることもできます。
お豆を煮るには最高で、特に花豆は皮が崩れずほっこりと煮えます。
東日本大震災の時の停電にも助かりました。
良いところは書き出せばきりがないほどいっぱいです。
ネコもストーブの前が大好きです。
