yasuaki ishikawa

音楽家、石川泰昭のブログ。http://www.yasuakiishikawa.com

即興演奏UPしました!

2012-11-22 17:55:09 | 日記

気晴らしに自宅で即興演奏したのをupしました。即興演奏は、今のいいなって思って、録音しておこうって思って、レコーダー用意して弾き直すと大抵いいのが弾けなくなってます。最初、録音始めて違うなって思って、弾き直してる部分も含めてupしました。
フリーで弾いているけど、最近は無調的や無拍子の、現代音楽やフリージャズ的なのより、わりとはっきりとしたコード進行がある感じで弾くことが多いです。
10分過ぎたあたりから、少し壊してしまっているけど。

ジャズよりの即興演奏です。途中、少しピアソラっぽい雰囲気もある。

http://soundcloud.com/magicanoto/improvisation-11_22_2012


第2回コミニカ展『SUPER RELAX』のお知らせ

2012-11-17 14:17:33 | 日記

佐賀県で11月23日から行われる現代アートの展覧会「第2回コミニカ展」に音で参加しています。

彫刻家の白石恵里さんと映像作家の渋江修平と3人で「生命の律動は、いつも美しいに違いない。」というインスタレーションを展示しています。

展示の他、ライブイベントや音のワークショップやアーティストトークなど色々な催し物が開催されています。

九州方面の方は是非お越しください。

こちらはスマホ用のサイトです。

http://cominica.jp/sp/index.html

 第2回 コミニカ展 『SUPER RELAX』

 

◆平成24年11月23日-12月2日 9:30-18:00

◆開催場所  佐賀県立佐賀城本丸歴史館

◆入場料 ご来場いただいた皆様の満足度に応じた寄付をお願いしています。

主催 チームコミニカ
共催 佐賀県
特別協賛 ガージュ(gage)
協力 竹下製菓
後援 佐賀城本丸歴史館

第2回コミニカ展開催にあたって

今まで無意識に通り過ぎていたものが、意識の表面に顔をだす瞬間ってとってもキモチのいいものだったりしませんか? 
僕たちが考える未来はそういうところにあります。この会場には、日常とはかけ離れたスケールの大広間があります。でも、妙にRELAXするのはなぜでしょう?それは、僕たちがずっともっていて、知らず知らずのうちにみんなが受け継いでいた空気のようなもののせいなのかもしれません。RELAXという無意識の感覚を、意識の領域に転換することができた時に、僕たちは、少し未来に近づくことができるのかもしれません。あるいはその転換過程に未来があるのかも。第2回コミニカ展、ごゆっくりお楽しみください。

出展作品・出展作家プロフィール

【作品1】 
百年海図巻 アニメーションのジオラマ
第14回文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品

【仕様】チームラボ, 2009, アニメーションインスタレーション, 10min 00sec, 音楽: 高橋英明
【コンセプト】
『百年海図巻アニメーションのジオラマ』は、次世紀まで上映し続ける『百年海図巻』を、体感可能な時間にまで縮め、より直感的に体験できるよう演出したインスタレーションです。日本の古典絵画に見られる先人達の空間認識を探りながら再構築された映像が、映像の中の世界と自分がいる世界が曖昧で表裏一体の空間を創り出し、上昇する海面が鑑賞者を飲み込んでいきます。海面が上昇していくという問題を身近な問題として体感してもらえれば、と僕らは考えています。
http://www.team-lab.net/portfolio/100yearssea-2.html


チームラボ
チームラボは、プログラマ・エンジニア(プログラマ、UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ロボットエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者など、情報社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。  http://www.team-lab.net/

【作品2】
water silence 

【仕様】写真家 GOTO AKI 、音楽家 高橋英明(mjuc)
写真映像インスタレーション作品時間:15分写真映像
4スクリーン(4レイヤー同時上映)及び、4チャンネルマルチサウンド

【コンセプト】
滝、雨、雲、海、霧、水蒸気  ーーー
この世でもっともありふれた存在でありながら、刻々と姿を変え、隠れ、浮かび、溶け合い、循環している水のことを、私たちはどれくらい知っているでしょう?
20世紀型の大量生産、大量消費の時代が終わりつつある今、21世紀は水の時代ともいわれています。水を見つめる事が、次の時代を考える入り口となり、未来を考えるための窓となるのではないかと、身近な水をモチーフとしながら、改めて世界を見つめようと試みたのが <water silence>です。この<water silence>では、当たり前に存在すると思っている水を改めて観察し、写真と映像を混在させた視覚へ転換する中で、肉眼では捉えきれなかった無限な水の層を、時の流れとともに抽出しています。同時に、フィールドレコーディングされた水の音源をもとに、人の聴覚では認識が難しい周波数の音を増幅し、原初の記憶を辿る根源的な音空間を創出します。水が刻々と姿を変えるように、写真・映像・音が、境界線を越えて行き来することで、水の持つ既成概念から解き放たれ、多層的な漂いの世界を表出し、子宮という原初の海を体験した我々の無意識の記憶へと問いかけます。

GOTO AKI 写真家
1993-94 世界一周 現在まで50カ国を訪問 上智大学・東京綜合写真専門学校卒 1999年ニコンサロンJUNA21入選 2005年第七回平間至写真賞/ハミングバード賞受賞旅をベースにした、肉眼では捉えきれない、静謐な広がりのある写真世界の創出を特徴としている。近年は水をテーマにしながら、音楽家とのインスタレーションなど写真映像の分野へ活動の場を広げている。個展 、2010年「Land Escapes」、2013年「Land Escapes 2 」(キヤノンギャラリー 銀座 福岡 大阪 札幌)など多数。2012年12月写真集「Land Escapes」出版予定 。 インスタレーション「water silence」(東京 鹿児島 大分 佐賀 宮崎)。

高橋英明 音楽家・メディアアーティスト 東京出身。
東京芸術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。 在学中に名古屋市文化振興賞を受賞。
これまでに本名名義のほかmjuc、deepframe、natureblunt名義でのCD、DVDのリリース、ライブを 多数おこなう。 2006年には6面のスクリーンと8本のサラウンドスピーカー及び16本のスーパーツ イーターを用いた メディアオペラ「<h>our <br>link (アワーブリンク)」を公演。 またウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」との共作も多く、今年3月には「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」書:紫舟 インスタレーション:チームラボ、音楽:高橋英明)でフランスのLaval Virturl 2012にて建築、芸術、文化賞を受賞している。


【作品3】
on the ground

【仕様】
高橋英明、穴井佑、樹Uwe Haasインスタレーション

【コンセプト】
現代の私たちの生活は、常に数多くの”見えないもの””聞こえないもの”に囲まれて生活をしている。wifiや携帯の電波、紫外線や赤外線、そしてまた、昨年の3.11以降、大きく問題になっている放射線なども含め、”見えないもの””聞こえないもの”に日常的に取り囲まれれているにもかかわらず、我々はほとんどそれらを知覚することはできない。
このインスタレーションではそれら”見えないもの””聞こえないもの”が張り巡らされている会場のなかを歩き回ることによって、インタラクティブに反応する光やサウンドを通して、視覚的、聴覚的に体感してもらう作品である。

穴井佑樹 メディアアーティスト
大分県出身。千葉工業大学卒、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科在籍。 チームラボ株式会社所属。 
幼少の頃に田舎で培った、自然の感性を元に、自然とテクノロジーを組み合わせた作品作りを行う。

【作品4】
生命の律動は、いつも美しいに違いない。

【仕様】チームコミニカ 立体+映像投影

【コンセプト】
樹は立ち上がった水だ、という表現がある。夜、実体としての木々が姿を消した真っ暗な樹林で、もし樹々の内部を流れる水だけが蛍光を発して浮き出てきたとしたら、ぼーっと立ち上がった、ゆるやかに踊る水柱の群れが、さぞ美しいことだろう。-「母なる樹」竹村真一より-
人間もまた、身体の約60~70%は水でできていて、血液が体内を一巡りするのは約20秒。
人間の一生の心拍数は約25~30億回。生命の律動は、いつも美しいに違いない。

白石恵里
彫刻家。佐賀大学大学院修了。
第39回日彫展 新人賞、第40回日彫展 日彫賞、
第57~59回佐賀県展 県知事賞、第40~43回日展の入選 等受賞歴多数。

渋江 修平 
映像作家。有田工業高等学校卒業。佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程中退。
映文連アワード2010準グランプリ、文化庁メディア芸術祭推薦作品選出等受賞歴多数。

石川泰昭
作曲家。愛知県立芸術大学卒業。
クラシック、ポップ、エレクトロニカ等ジャンルは多岐にわたる。
AAC2011海外推薦作品、CCMC2012佳作。HP:http://www.yasuakiishikawa.com/



【その他参加作家】
山下耕平(画家)  
2003年 「佐賀県美術展覧会」佐賀県造形教育研究会賞
2007年 佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程卒業
2011年 「VOCA展2011」に参加
今回は、床の間のARTを制作します。

森山寛二郎 (陶芸家)
1984年 福岡県小石原生れ、佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程卒業。第45回朝日陶芸展 グランプリ、第33回ながさき陶磁器展 審査員特別賞、第25回筑後市美術展 筑後市長賞、第57回佐賀県展 佐賀県知事賞 等受賞歴多数。今回は、御座間、堪忍所に作品を展示します。

西山 正晃 (造形作家)
2007年 佐賀大学美術・工芸課程卒業。アトリエSCRAP BUILD代表。今回はクリエイター集団「宇宙プロジェクト」を率いて参加。