オモシロキ コトモナキ世ヲ オモシロク

「広い世界を見るのだ」走る、もがく、こける。どこまでいけるかやってみるそんな東大生の日記。

【ぼやき】のだめ的組織論

2006-11-20 01:48:31 | ぼやき
最近また更新頻度をあげました。
突然だがドラマでも漫画でも最近「のだめカンタービレ」にはまっている。
非常に面白い。

内容はさておき、僕はmanagementって指揮に似ているのかもしれないと思った。
あながちMcKのコンサルタントが物事をアーキテクトしていくことに似ているといっていたのでこの感覚は外れていないのかもしれない。
僕はかつてバイオリンをやっていたことがあるけれどオーケストラなんか全然やったことがない。でも「のだめ」を見ていると人をマネージメントするためのエッセンスはここにあるんじゃないかと思う。
いわゆるマニュアルや基本を押さえた楽譜とおりのマネージメントを基礎にして、そこからそれぞれの個性を生かすようにアーキテクトしていくのがマネージメントなんじゃないかなと。

学生団体の代表を1年ほどやらしてもらったりして、組織ということを考えるようになった。他の組織にも顔を出したりさせてもらうがいかに組織を組織論にあてはめるかいかにシステムの中にいれるかがポイントだという人が多い。たぶん逆なんだろうと思う。人の個性を落としてシステムに入れるのではなくて、人の個性を生かすようにするのがマネージメントの本質なのかなと。
色んな個性を生かしながらチームをアーキテクトしていく感覚。
そーいうのができる人間になりたいなと。

【ぼやき】まめ

2006-11-19 03:33:49 | ぼやき
久しぶりに剣道をしたら手にマメができた。
ほんっとに久しぶりにできたのでちょっとびっくりした。
何をするにも痛くて気になる。でも気づくと忘れていたりして、そのうちに厚い皮がかぶさったりする。

心にかさぶたができるという話は聞くけれど、心にマメもできるんじゃないかなとか思った。
がんばって周りの人と接していると気づくとずるっとマメができていたり。
できると気になるんだけれど、そのうち厚い皮ができて。

そしてその厚い皮が何枚も繰り返すたびにまた皮がどんどん厚くなって。
いろんなことを感じなくなっていく。
ただふとした瞬間に若い頃のその痛みを思い出すところまで似ている。
なんちゃって。

【event】大英博物館・ミイラ展

2006-11-18 02:56:38 | ばがぼんど
悲しい心をなぐさめるのは博物館が一番です。
古代との対話をすると心も晴れやかになります。
なるわきゃないんだが、僕は昔から古代遺跡とかが大好きで、特にエジプトは大好きなのです。
てなわけで行ってきました。上野大英博物館・ミイラと古代エジプト展
まず20分間のイントロがありーの。
ってすごいのはミイラの画像を(今回のウリはミイラを包帯をとらずに最新の科学技術で中身まで解析しちゃうことやのです)見る。
今日びありえない3Dメガネを老若男女かけて。。
完全にコストですたい。ツタンカーメングラスがテンションをあげるけれどね。

やはり上野は展示数に限りがあるのがネックですが、割とテーマがしぼれているのえ楽しめます。いやーミイラよい。保存状態がいいのもいいですね。

【book】『遺書』

2006-11-17 21:20:12 | れびゅー
久しぶりにレビューしてみる。レビューしない中にも何冊も本も音楽もイベントもしたのだけれど、ついぞ書く気にならなかったんです。
ぼくはわがままでわがままでしょうがないです。
久しぶりに本をまとめ買いして読んだので書く。
松本人志『遺書』
天才・松本人志の本(笑)
1時間くらいで高速で読んだが、この人は自分の感覚で素直でよい。
ぼくはこの人が大好きだが、この人はいかんせんプロなのだ。
プロのお笑い芸人はいっぱいいるのだとおもうけれど真のプロは限られたほどしかいない。
本の中にもそーいったエピソードが出てくるが、
仕事に関してこの人はプロなのである。

少しずれるかもしれないが、
お笑いの世界では面白いのが一番で。
仕事の世界では成果を出すのが一番なのだ。

なんかわからんが下手なビジネス書よりプロ論が分かる本。

学生でいたいという気持ち

2006-11-17 00:20:55 | ぼやき
お久しぶりです。
もはやblogの趣旨が混迷してきましたね。mixiの方に日々の日記は書いてあるので知り合いは是非。抽象論が多くて申し訳ない。

今日は『卒業見込み届け』なるものを出してきた。
内定をもらってあと1年なにをしようかと考えながら、気づいたらもう残りの方が少ないのね。
大学にもっといたい。
そう思う気持ちはかなりある。
大変だ忙しいといっても大学生活はそれなりに快適だし、楽しい。
何よりも今まで気づいてきた人たちの中で生活できるという安心感があるのだろう。
特にサークルの引退試合・ビジネスコンテスト・学生団体多くの人と一緒の時間をともにすればするほどもっと一緒にいてーとかって思ってしまう。

でもその反面最近早く仕事をしたいと考えるようになっている。
楽しみで楽しみでしょうがない。
一つは今の生活が若干整理期間に入っているというのがあるのだろう。意識するしないを問わず、何かを捨ててvalueを追求するというスタンスよりは、今までの自分を振り返り、自分の素養を高めるスタンスになっている。本能的にそれを自分がもとめているのかもしれない。
ぼくは小さい頃からインプットとアウトプットの切り替えが激しい性格だった。

最近自分の中で少しずつ整理が付いてきた気がする。
そしてその整理の上に「覚悟」ができてきている。
がんばるぞっと。

振り返って

2006-11-12 00:09:13 | ぼやき
自分の人生を振り返ってみて。
ここ何日間か自分のこと。本当に今後のことをある機会があって考えて。
人にはいろんなことをしてるね。といわれたりするし、活動的だねとか言われるんだけれど。
自分の人生を自分でハンドリングしてきたのか?
といわれるとすごく難しい気がする。

もちろんいろんな決断を自分でやってきたけれど、
いくつかのオプションの中からえいやって選んできた感じだったようにも思う。
そしてその決断のために本当に本当に努力をしてきたつもりだけれど。

ある人の話を聞いて、
最近のキャリア論というのは「選ぶキャリア」なんじゃないかと思った。誰かが提示したり世の中が考えるキャリアの選択肢の最適解を選ぶ。就職活動でも、その後どうするつもりですか?とかこの道を行くとどんな道があるんですか?という話を聞く。再びもちろん僕も成し遂げたいことがいくつかあって、その際にキャリアアップとカテゴライズされる方法をとる可能性はあるだろう。
でもドリームネットだったり、いろんな先輩を見て思うのは彼らは「作るキャリア」なのだと思った。僕にとってすごく魅力的なのは人が取らないような道を選ぶのではなく作り出す人。その生き方がキャリアという道となる。

現実と成し遂げたいこと。その折り合いをつけて生きていくのだろう。
折り合いをつけることが悪いというわけではない。
自分の人生を作り出す上では何かを犠牲にしてきた部分もあるのだろうと思う。
それでもぼくは自分の生き方を作り出す人生を歩みたい。

内定をもらって半年やっとこさ意味が見えてきた。

ハンドリングの話を僕の尊敬しているコンサルタントが言っていた言葉

【movie】「父親たちの星条旗」

2006-11-03 23:50:28 | れびゅー
完全に頭も足も止まっているので久しぶりに映画を見にいった。
『父親たちの星条旗』
語られる歴史と語られる歴史がある。
英雄は作られるもの。
語られない英雄の悲惨さ、語られる英雄の苦悩。
そしてそもそも英雄自体虚偽であるという世界。

アメリカ側と日本側。
描かれる側と描かれない側
両方の視点を描くことで絶妙なバランスで戦争を描く。

でも「硫黄島」というところを忘れてはいけない。
歴史の教科書では一つのキーワードにすぎないこの戦いがいかに多くの若者の命を奪い、いかに多くの人の人生を狂わせたか。

映画の途中で兵士が「もういやだ」とつぶやく。

僕らはそれをとても安全な映画館のシートに座ってポップコーンをばりばり食べて、時にその存在を忘れた風に目の前のスクリーンに目を釘付けにされ、心を痛める。そして家に帰ってblogを書く。

偽善だけれど何もできない自分に絶望した。
今この瞬間にも多くの場所で紛争が起きている。

せっかくの偽善の平和主義に悩むことにする。

運命理論

2006-11-03 00:13:43 | ぼやき
最近考えること
もちろんそうじゃない側面はあるんだろけれど。

すべてのことは運命なんじゃないかと思う。
ぼくたちはいろんなことを論理づけたりすることができる。
そしてその論理の道をキャリアというのかもしれない。

でもすべてのことは運命だ。
そこで出会う人。
そこで出会う経験
目の前のことを一生懸命がんばっていたらきっとその運命が目の前に訪れる。

もちろん人生を悩むことを否定するわけではないし、
矛盾的だけど一生懸命考えるからこそ運命が訪れる。

でも何が向いている何が向いていない。
今の環境じゃあ俺が生かせない。
非合理だ。不条理だ。
と考える前に、自分ができることがないか真剣に考えて、走る。


そんなこと最近本気で考えている。

【event】東大アントレプレナー道場で考えたこと。

2006-10-30 17:55:52 | ぼやき
こんばんは。久しぶりにレビューやなくて経験というか自慢というか思考。
以前ブログで書いた東大アントレプレナー道場の最終プレゼンに先日挑んできて最優秀賞をいただきました!
本当に関係者のみなさん、数多くぼくたちに助言をくれた人や相談にのってくれたのべさんkimさんはじめ数多い初先輩ありがとうございました。
このプレゼンまでに構成から約6ヶ月。はじめのプランでずーっとつっぱしったていう意味では軸はぶれなかったけれど、色々と考えさせられた経験だった。

といっても正直考え出したのは上級コースにあがってからの最後の一ヶ月くりやけれど。

ぼくが大きく学んだことは2つあって

1つは何回か書いているんだけれど「技術」というのはすごいということ。ぼくは文系人間なので「技術」というのを意図せずか意図してか避けて通ってきた。でも今回技術に関わるプランを考えて、やはり日本の経済を支えるのは(言い過ぎか?)技術なんだろうと思う。でもそんなに大きく考えないでも、技術を見ているとどんな社会になるんだろうとわくわくしてしまう。1つの技術が僕たちの生活を変えることもあるんだろうなと思う。
それよりも自分にとって大きかったのは文系として技術に関わるアプローチもあるんじゃないかなっていうこと。もちろん技術面では理系の方が優位なのかもしれない。基礎知識やバックボーンも違うだろう。

それでも自分なりのアプローチができることをまなんだ。

2つ目は0から物事を作るということのやりがいである。
ずっと自分の中にあることだけれど、0から1を作り出すことと、1を2、そして10にすることは別問題なのだと思っていて。そしてドリームネットを作り出したあたりから自分は0から1をつくりだすことが好きなんじゃないかと。
来年からの仕事は正直言うと後者がメイン。そこで悩んでいた。
向いている向いていないよりもいつか自分がスタックしてしまうんじゃないかなって
でも今回少し学んだのはどんな仕事にも0から1を作り出すスピリットが大事で(これがアントレプレナーシップなのか?)そして向いていないと思っていた後者も実は楽しいということ。6ヶ月もプランを作っていると、新しいものを発想するフェーズからそれをインキュベートするフェーズまでが必要で。0から1とか10とか言ってられない。そしてCDIの創始者であるコンサルタントの方を聞いてそういう生き方があるのだと勉強になった。
2項対立から止揚できたのも一つ勉強になった。

是非東大の後輩でそういったことに関心がある人。何かを自分で生み出したい人。
いれば来年挑戦してみてほしい。
いろんな立場の人がそれぞれきっと自分にないものを学べるはずだと思います。

あうー眠い。久しぶりにちゃんと日記。


【book・person】月の扉

2006-10-28 22:58:34 | れびゅー
ビジネス書から一転『月の扉』石持浅海を読んだ。母親に読んでご覧といわれて渡されたのだが、最初あまりわけの分からず読み始める。。でも読んでいるうちにいつの間にか引き込まれていて。
サスペンスとして精度が高いわけではないのだけれど(失礼)話し自身もいってしまえば割りと内容な話なんだけれど、どこかひきこまれてしまうのはそれぞれの人間関係になにかひっかかるところ、人間くさいところが如実に書かれているからじゃないかなと思う。一見すると理論めいたストーリーの後ろに見え隠れする人間の根底的な衝動がうまく書かれている。
個人的にはこれを読んだとき、ちょっと死への恐怖を想起された。少し論点はずれるけれど我々は死んだらどうなるんだろうか?もちろん無機質に土に返るというのが正しい答えなのかもしれないけれど、そこへの恐怖が人を駆り立てる。
そんなことを考えた。