なれ合い、妥協無しの本音ブログ

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投資、不動産、権利 自分で取ってこない情報は全部怪しい

2020-02-25 13:27:59 | 考え方
常々、書いていることなのですが、情報は与えられるものではありません。情報は自分から取ってくるものです。それを前提として以下、一読下さい。例えばです。

・利回り25%のとてもお得な投資があります。あなただけに先行でお知らせします。
・ワンルームマンションは税金でも有利な不動産投資です。今なら良い部屋がまだ空いています。
・素晴らしい商材や権利を持つことで安定収入を。早く会員になれば子会員からの売り上げが多くなり儲けになります。


一方的な営業で連絡が来るものにこういう類があります。これらは全部、聞かない方がよいのです。早い者勝ちということをにおわせたり、限定、残り少ないと購買意欲を煽ります。それでは順番に簡単に説明します。

高利回りについてですが、お金を増やしたいのなら自分で探す必要があります。しかし勉強せずして儲けたい、どこかに丸投げして大金持ちになれないかという人は投資はしてはいけません。

そもそも大儲けは巨額のお金を動かせる、一部の特権階級だけが実現出来ることです。そこにこそ大掛かりな彼らにとってのみ都合の良い内部情報があり、儲けている人たちがいるのが世の中の仕組みです。なぜなら巨額のお金を動かし、一気に利益を得ることが出来る人たちだからです。

100万円投資して5万円儲けようではなく、100億円投資して10億円儲けようという層だけが、限定されて有利な情報を得ることが出来るのです。

そのような人たちが手を出さないものこそ、世の中に出てくるものなのです。当然、高利回りなど一般人にはあり得ません。繰り返します、あり得ません。これが現実です。

次にマンションです。駅前の一等地に便利で眺望が良いマンションを分譲中で投資先として有利、というようなものもありますが、その土地をどうやって入手したのでしょう。全部が全部ではありませんが、土地については色々な人たちが裏にいると考えておいた方がよいのです。

法律が厳しくなり、暴力団は存在そのものが小さくなってきていますが、代わりに何が起きているのかは海外マフィアです。彼らは暴力団排除条例に関係がありません。国籍が違うことから日本では追跡が出来ないからです。日本の法律が外国人の悪い連中に有利に働いており、だからこそ繁華街では外国人が増えてきているのです。

外国人でも自由に不動産を入手できるという、世界でも珍妙な国が日本ですから、裏金でも何でも資金がある人、組織は有利なのです。北海道、沖縄はどうなっていますか。豊かな水資源がある場所はどうなっていますか。ぜひ調べてみて下さい。日本の愚劣さに驚くはずです。

投資型のマンションは単純な話、それだけ有利なら公開するはずがありません。そう言うと、自分たちは立場上、自分で買えないようになっているのですと反論してきます。普通はここでなるほどそれなら仕方がないかとなりますが、そもそもなぜ買えないのかと突っ込みません。もし突っ込んでも、会社の規定ですのでで終わりでしょう。何が正しいかで考えず、決まっているからが結論というのが日本人の特徴ですが、考えてみれば、会社のルールがどうであれ、本当に素晴らしいのなら次のような話になるはずです。

それなら家族、親戚一同全てにやらせればいいのです。大事な友達にやらせればいいのです。皆がハッピーなはずです。

これらの話は、この財布を持っていれば金持ちになれる、の類とあまり違わないと思ってください。白蛇の力であるとか、教祖がお祓いをしているだとか、理由をつけて財布を買わせています。もう黒魔術や邪教の話です。この壺を持てば、この石のネックレスをすれば健康になりますの類も変わりません。本当に人々のために善意でやっているのなら、どんどんと無料で配布して欲しいものです。

世の中の本当の善意は、持ち出しです。ボランティアはそうです。募金の類もそうです。全て持ち出しとするのが善意であり、大事なことの多くは自分から行動しているはずです。もし変な財布に効果があるのなら、同じような善意の気持ちがあるのならどんどんと作って無料で配布して下さい。

また、商品を売る、あるいは会員権獲得者を増やして儲けることが出来るというマルチの類。子会員がさらに会員を増やせば親会員は一定のお金が入って来るというのです。だから少しでも早く始めるのが有利だと勧誘されます。権利商材では、例えば旅行会員権なら世界の高級リゾートに格安で泊まれる権利が発生するという類のものもあります。

では誰がそれだけ旅費をかけて、世界の高級リゾート地に安く泊まるために行くのでしょうか。これは旅行好きがよく引っかかるのです。当方にも話が来ますが全て断っています。

高級リゾートホテルに安く泊まるということがそもそも矛盾です。安く泊まる必要が無い人たちがゆったりと宿泊するから高級ホテルなのです。そこに安く泊まりたいという気持ちの人にふさわしい場所では無いのです。お金の無い人が無理までして中古で手に入れた高級ブランドを持っているようなもので、自己満足はあるのかも知れませんが見る人から見ればふさわしくないのです。

金が無い若者が無理してベンツやポルシェを買い、駐車場代をケチって路上駐車しているようなもので、みっともないのです。

物事には程度があります。安く泊まるということを考えるのなら、そもそもそれなりの値段のホテルに泊まればいいのです。更には高級ホテルの権利は期限付きだったり、値段が安くなるという程度の話だったりもしますので、くれぐれも注意を。

子会員を増やし続けること、商材や権利を販売し続けることで利益が出るのは、マルチ商法です。連鎖販売取引はネズミ講とは違い、商品や権利があるので違法ではないことになっていますが、だからといって優良なビジネスとは言い切れません。

つまりは、会員を増やし続けなければいけないシステムに変わりはありません。親会員になって子会員の会費が入り続けるシステムは、ではその子会員が退会したらどうなるのでしょう。その穴埋めが必要です。幹部になれば網が巨大なので儲けられるでしょうが、それが多くの人に勧められるようになってからは、結局営業を続けなければいけないシステムです。会員権で楽をして安泰の老後など来るはずがありません。

そしてこういう話は他から来る場合がほとんどです。今回の大きなテーマとなっていることで、他からくるお得な話は避けることが賢明です。あるいは、こういうお得なシステムがあると網を張っているのです。楽して儲けたい、自分に都合よくしか考えられない人が引っかかるのです。自分に甘い、都合が良いのは日本人の大きな特徴ですから、日本人はよくもこれだけというほど、引っかかっているのです。

例えばとして紹介した今回の事例ですが、共通していることがあります。どこかに、やがては楽をして儲けたいという発想があるからこそ、問題点を軽視、都合よく無視する心情が既にセットされており、当然ながら問題を見抜けなくなっているのです。

情報は自分から取って来て、その話の両側を調べてから自分の考えとすべきです。どこかが一方的に言ってくる話は、結局相手側の儲けが含まれるのですからそれだけ自分に有利なはずは無いのです。論理的におかしい。都合の良い部分だけを取り出し、あなたもこちらの会社も儲かるなんて、あり得ません。こちらのお金を使って相手が儲けるだけの話なのです。

訪問販売も同じです。屋根がどうの、壁がどうの、全部拒否しておくべきです。経年劣化してきたら分かります。予防として言いなりの見積もりで変えておく必要もありません。工事をするなら複数の会社から見積もりを取ればいいだけです。つまりその時点では自分が動き、情報を入手しているということになるのです。

前に中国の大連を旅行した時に見かけたことです。水晶の時計だとか色々な偽物が売られていました。この骨董品の水晶時計は14万円ですが、今回は大きく値引きして10万円にしますと言われ、喜んだ日本人が買っていました。クレジットカードで払うというと、このカードは本物か、銀行はどこだということまで調べられていました。中国人の詐欺師が騙された日本人の支払い能力を調べるのですが、こんな滑稽な話もないでしょう。しかし、これが世界の象徴でもあるのです。

更に話を繋げます。この考えの応用がテレビ、新聞なのです。テレビはスポンサーがあり、お金を出しています。それらの企業の不利になる情報は全削除です。そこにどれだけ真実があっても削除であり、テレビ側の意思も含まれています。新聞も広告があります。似たようなものです。

今の時代、ネットですべての情報を入手できます。良いも悪いも混在してあります。危険性は当然ありますが、少なくても一方通行のテレビ、新聞よりはよいのです。なぜなら選択の自由があるからです。そういう意味では選択の自由が無く金を払えというNHKは悪です。

テレビ、新聞で一方的に洗脳行為をし続けられるよりは、ネットでマイナス面も調べて、物事を両側から、立体的に考えればいいのです。

ところが、お得な投資がありますよという一方的な話は怪しいと思う人がいるのですが、ではなぜテレビ、新聞は一方的に受け取るのでしょうか。新聞は金を払ってまで。テレビも新聞も何ら本当に大事な話をしていません。テレビがしているのは堕落の勧めです。新聞がやっているのは情報操作です。

もはや、一方通行を当然としていた時代は終わっているのです。テレビ、新聞を妄信する人は失敗します。ネットは難しそうと言い、時代の変化についていけないと言う人が世の中にいますが、それは実は自分はだらしない宣言であり、搾取される側の思考停止という人です。

自分のこと、家族のことが大事なら、なぜ自分で調べないのでしょうか。世の中の仕組みとは、自分から取ってこなければ損をすることになっています。

税務署が節税の方法を教えくれません。役所が公的な補助の話を積極的に広げてはくれません。制度はあるのに教えてはくれないのです。こちらから問いただして、初めてこいういうものがあると言うのです。経験はありませんか?

それが世の中の仕組みです。繰り返しますが、洗脳装置からは距離を置いてください。あなたに有利な話!からは離れて下さい。

ちなみに、ネットの中にも、テレビは見なければいけないというユーチューバーがいます。当方は宗教法人幸福の科学とは一切関係がありませんし教義にはまったく賛同していませんが、前に良い動画を作っていると推薦したことがある与国秀行氏がそうです。

テレビのニュースを見ないという人を、確か愚かだとこき下ろしていました。彼の理屈は、テレビを見なければその酷さが分からないではないか、だから見ないという人は愚かという類のことを前に見た動画で言っていたのです。どの動画であったのか探してみましたが見つけられませんでした。

いずれにせよテレビのニュースも、必要ならネットで、しかもダイジェストで時間を無駄にせず見ることが出来ます。それなのにテレビを時間をかけて視聴している理由がありません。彼は世の中について一定の批判、意見をしており参考になるものもあるのですが、結局はまだ古い発想のままのこういう人もいます。同じ人で良いもの悪いものが混在しており、妄信的になってはいけないということです。

「情報は与えられるものではない、自分から取ってくるものである」ことを理解出来れば世の中の色々なことが見えてくるはずです。


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