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☆無法松の碑など(小倉芸術散歩②) ☆なかす雨/島津亜矢 ♪旅彦

2022年10月23日 | 報道写真

昨日紹介しました森鴎外と深い関わりのある小倉出身の作家がいます。

皆さん良くご存知の松本清張です。

松本瀬長は森鴎外が軍医として小倉に赴任していた時の日記「小倉日記」の

行方を捜すことに生涯をかけた人物を主人公として描いた短編小説

「或る〖小倉日記〗伝」で芥川賞を受賞しました。

当時は小倉の朝日新聞西部本社に勤めていたのですが、その後は上京します。

写真は松本清張記念館です。

 

近くには「市立文学館」があります。

現在、当市門司区出身の写真家藤原新也の展覧会が市立美術館と同時開催

されており、立体的に見ることが出来ます。

今日の午後8時からのNHKの「日曜美術館」ー「祈り 藤原新也」がEテレで

再放送されます。

「復讐するは我にあり」で直木賞を受賞した佐木隆三が、ここの館長を勤めていたことがあります。

佐木隆三の文学碑は当市内八幡東区の彼が若い頃勤めていた製鉄会社を見下ろせる公園の

一角に同じ会社にいた「無法松の一生(原題は富島松五郎伝)」の原作者岩下俊作

文学碑と並んで建っています。

私が入社したころはまだお二人とも在籍されていました。

 

文学館の直ぐ近くに「鴎外の住居跡」の撰文を書いた地元の作家劉寒吉の文学碑があります。

 

前出の無法松の碑です。

架空の人物の碑は珍しいのでは?

見にくくてすみません。

 

長くなりますので、今日はここまで。

明日に続きます。

 

なかす雨/島津亜矢 ♪旅彦