統一地方選前半戦の県議選(定数九五)と千葉市議選(定数五四)は八日投票が行われ、即日開票された。県議選は四十五選挙区に百五十八人が立候補、無投票で当選が決まった六選挙区の十四人を除く三十九選挙区、八十一議席を百四十四人で争った結果、自民は公認五十七人中、当選は五十人にとどまった。保守系無所属で会派入りを見込める新人を合わせても改選前の六十議席を割り込む見通し。民主は改選前議席の十二から二十へ伸ばし躍進した。投票率は県議選44・43%(前回40・24%)、千葉市議選48・37%(同45・12%)だった。 (統一地方選取材班)
県議選は、定数を九八から九五、選挙区を四十七から四十五に、それぞれ減らす条例改正後、初めての選挙となった。
無投票は松戸市など六選挙区十四議席で、自民七人、民主四人、公明二人、共産一人が当選を決めていた。無投票を含む当選者の内訳は自民五十人、民主二十人、公明七人、共産四人、社民一人、市民ネット二人、無所属十一人。改選前議席が過半数をはるかに超える自民に対し、わずか五分の一だった民主が、どこまで議席数を増やせるかが焦点となっていた。
自民は現職の議長、議長経験者が無所属新人候補に敗れるなど一部選挙区で苦戦。しかし、依然として過半数を確保、保守系の無所属新人の合流で、県政への影響力に大きな変化はなさそうだ。
民主は、前回を二十一人上回る三十二人を擁立した。都市部を中心に新人が着実に当選を決め、改選前議席を八議席上回った。公明は公認全員が当選し、現状維持の七議席を確保。共産は市川市で新人が議席を奪取したが、浦安市で議席を失い、現有四議席のまま。社民は現職が落選、一議席となった。市民ネットも現職が落選したが、千葉市緑区で新人が当選し、現有の二議席を守った。
県議選は、定数を九八から九五、選挙区を四十七から四十五に、それぞれ減らす条例改正後、初めての選挙となった。
無投票は松戸市など六選挙区十四議席で、自民七人、民主四人、公明二人、共産一人が当選を決めていた。無投票を含む当選者の内訳は自民五十人、民主二十人、公明七人、共産四人、社民一人、市民ネット二人、無所属十一人。改選前議席が過半数をはるかに超える自民に対し、わずか五分の一だった民主が、どこまで議席数を増やせるかが焦点となっていた。
自民は現職の議長、議長経験者が無所属新人候補に敗れるなど一部選挙区で苦戦。しかし、依然として過半数を確保、保守系の無所属新人の合流で、県政への影響力に大きな変化はなさそうだ。
民主は、前回を二十一人上回る三十二人を擁立した。都市部を中心に新人が着実に当選を決め、改選前議席を八議席上回った。公明は公認全員が当選し、現状維持の七議席を確保。共産は市川市で新人が議席を奪取したが、浦安市で議席を失い、現有四議席のまま。社民は現職が落選、一議席となった。市民ネットも現職が落選したが、千葉市緑区で新人が当選し、現有の二議席を守った。