名も知れぬ路傍の花や夏兆す やんま
薄暑また耐ゆれば命狂ほしき やんま
青き野を踏めば命の泉湧く やんま
教会の隣が飲み屋夕薄暑 やんま
野馬除土手の花
十薬や陰有るひとの頬白し やんま
今生の場所定めけり捩花 やんま
夏兆す利根源泉の一つなり やんま
雑草と言う花は無し南吹く やんま
妻恋へば薔薇園は今盛りなる やんま
オゾン浴び今喜びの草萌ゆる やんま
晴耕雨読晩には独酌
伏したれば卯の花腐し海苔茶漬け やんま
晩年は花飾る日々夏きざす やんま
山菜は命の蘇生緑さす やんま
卯の花や木漏れ日に聴く鳥の声 やんま
城下町姫苧環のひそと咲く やんま
夏きざす波止場は陸のどんずまり やんま
自由参加の<つぶやく堂>でしりとり俳句を更新中です。
フォロー中フォローするフォローする