さて、最終章、章の初めによくある名言集の引用がありまして、、、、、ちょっと長くなりますが、、、、 「If we fail to anticipate the unforeseen or expect the unexpected in a universe of infinite possiblities, we may find ourselves at the mercy of anyone or anything that cannot be programmed, categorized, or easily referenced」
へー、なんか格好いいね、で、これって誰の言?と思いましたら、、、 「Agent Fox Mulder, The X-Files」。。。。
おはようございます
(例によって、今2日3:30頃日の明けていない早朝です)
「株式投資は不美人投票」ですか。
いいタイトル案だと思います。ステロタイプの投資関連本と違って、その道の本当のプロフェッショナルが本音トーク(真髄)を炸裂させるっていうんですか。そういう本を求めているのではないかと思います。
実は知り合いの息子さんが、外資系の投資会社にこの4月入社。いまがりがりに勉強させられているみたいなんです。寝る時間もないくらい(もったいない)くらいに。
将来的にはファンドマネージャーになりたいらしいので、今度、山崎さんの「ファンドマネジメント」をプレゼントしようと思っていたのです。(僕は買うには買ったのですが、門外漢の悲しさで、ボキャブラリーの違いから悪戦苦闘。現在ペンディング中)
その続編、新事例など満載の新展開と考えていいのでしょうか?。いずれにしても、興味深いものがあります。特に、その息子さんにはぜひ見せたい本だと思います。
大体、いつごろ出版予定なのでしょうか?
先走って申し訳ありませんが、期待しています。
なので「株式投資の不都合な真実」の方が私好み。
書籍の方、期待しています。
初めて投稿致します.
貴ブログをいつも拝読しております.
独得の波長を持つ文章に引き込まれます.
『疑ってかかる株式投資-常識という名の非常識』
は如何でしょうか?
個人的には『投資バカにつける薬』は秀逸だと感じました(題名だけではなく内容もですが).実際,自分に薬をつけようと思って購入したわけですし…
ただ,
1. 語感としては見下したような雰囲気があること(山崎様独得の捻りの表現と拝察しますが)
2. 項目立てを拝見するとかなり広い範囲を網羅していることから,捻りよりもストレートな表現の方が今回は相応しいのではないか,と考えたこと
3. 自分の書架に保存する本の背表紙に『バカ』の文字はない方がいいな,と感じたこと
から上記のタイトルを考えました.
ご参考になれば幸いです.
出版を楽しみにしております.
では失礼致します.
さて、ここ最近、だらだらと読んでいた本に「Benjamin GrahamのThe Intelligent Investor:Jason Zweigによる改訂版」というものがありまして、Buffet爺ちゃんの師と言われたGraham氏がずーーーーーっと昔に書いたモノをZweig氏が各章に新たな事例(グラハム爺ちゃんが書いた時代の事例を現代のケースに置き換え)を引きつつ解説した章がオリジナル各章の後に付いているものです。Zweig氏の文章の捻りと例えが秀逸なので、Graham爺ちゃんの書いたオリジナル章はすっ飛ばしてZweig氏の加筆章を読む、という本末転倒なことをしてしまいました。Zweig氏の文章運びは山崎様のそれと共通するものがあると、読書中もニヤけつつしばしば思ったものでした。
さて、最終章、章の初めによくある名言集の引用がありまして、、、、、ちょっと長くなりますが、、、、
「If we fail to anticipate the unforeseen or expect the unexpected in a universe of infinite possiblities, we may find ourselves at the mercy of anyone or anything that cannot be programmed, categorized, or easily referenced」
へー、なんか格好いいね、で、これって誰の言?と思いましたら、、、
「Agent Fox Mulder, The X-Files」。。。。
このくらいの茶目っ気を是非期待します!
株式投資に関する新著を出される由、大変楽しみにしております。
といいながらいきなりケチをつけるのも気が引けるのですが、私のような長年の山崎信者?には、書かれているサブタイトルを見ると内容についてある程度想像がついてしまうのも事実です。
すでに「投資バカに付ける薬」「お金を増やす本当の常識」「オトナのマネー塾」と、よい内容の投資本をたくさんお出しになっているのですから、趣向を変えて例えば「ファンドマネジメント」の個人投資家版のような、個人が具体的にこうやればどうかという方法論を著した本を出して頂ければと思ったりもします。(例えば「本当の常識」にもいろいろヒントは書いてありますが、私を含めた凡人にはさらに具体的な記述があった方がよいように思う、という意味です)
あるいは、かつての人生相談本と合体させたような感じで、「山崎元、ゴミ投資家Xの資産運用を斬る」みたいなケーススタディの本も面白いのではないでしょうか。人柱が必要でしたら喜んでお役に立ちますよ。
要は、今までに出されたような「べからず集」ももちろんよいのですが、個人資産運用の方法論についてポジティブな方法で記述された本も読んでみたいと考えております。生意気を申しますが、次の執筆の機会にはご一考願えればと思います。
ともあれ、新著を楽しみにしております。
不美人という耳慣れない言葉をお使いになるのはブスだと出版しづらいからでしょうか?そこらへんの事情はわかりませんが。。
個人的には「B専のおれは勝ち組」みたいなタイトルがいいですね。B専とはブス専門という意味です。
「美人は三日で飽きる、ブスは三日で慣れる」
という慣用句をうまくなぞられてみるのはいかがでしょうか?
私ごときが考えると
「美人株は三日で下がる、ブス株は三日で戻る」
のようにつたない感じになりますが・・。
差し出がましいことを申し上げたようで、大変恐縮です。
本のタイトル、「バカとブスは株をやれ!」
なんてのを考えました。
ドラマにもなった、某受験マンガのパクリです。
正しくは、「バカはブスを買え」となりますか。
(バカ、バカ、と書いていると、自分のことかと感じるせいか、なぜか哀しくなってきました。)
帯の推薦人が気になります。保守系言論本の「激賞仕合」を面白がったりしているので、意外な方の推薦をもらってください。個人的には作業員さんとmemoまさんにお願いしたいのですが。
私は株はやりませんが、30を過ぎてから資格試験に手を出し、しかもなかなか成果が出ないでいます。書店で資格本に手を出しずるずるハマった「ほんとうの自分探し」な私としては、書店の投資本を眺めている人を見るに、30過ぎてとか退職したとかで株を始める人も「ご同輩」かな、と思うことがあります。
ちなみに、資格試験では簡単な論述があり、苦労しています。他人にわかりやすく説明するという「当たり前のこと」に四苦八苦している私は、山崎さんの鮮やかな切り口と展開が痛快です。
「“ピクチャー”に対する最良の批判方法は、ずばり“ピクチャー”を提示すること」という言葉を聞いたことがあります。
その意味で、ファンドマネジメントは、まさに“絵”が描かれていました。
ファンドマネジメント発売から13年が経過した現在、皆様(含む私)が、より望むのは、山崎さんの“絵”
のような気がします。
是非、ご一考を。
挑戦している資格って教えてもらえませんか?山崎ファンなら公認会計士あたりでしょうか
山崎さまへ
計画中の本ではぜひ、このブログで依然話題になっていた投資業界人の奥の手についてかたってください。
>皆様いささか食傷気味
なんか呼ばれたような気がしましたので、出てきました。わしも、ファンドの個人版を書くのが山さんの仕事なんじゃないか、とファンドの誤植を探しながら思ったものです。食傷と言われると、次作のハードルが上がりすぎて、書き手としてはビビりますかな。われら大衆は、手のひらを返してぼろくそ言いますからなあ。しかし、次の新書は軽くていいんでしょう。ファンドの個人版は、いずれ、ではないでしょうか。帯についてはもう考えています。わしではあきまへん、知名度は、いりまっせ。くらたまに頼みましょう。
くらたまも絶賛!
もうだめんずには、おさらばよ。今日から脱税はやめて、株を買います!!!
CMも用意しました。縁側で、大滝秀治(関根勤でもよい)が、新書を読んでいる。そこに関根のよくできた娘がやってきて、大滝爺さんに語りかける。
「お爺ちゃん、何、読んでるの?」
「リバタリアン宣言じゃ。つまらん! 最近の新書は、どれもこれも、つまらん!」
「じゃあ、この新書、読んでみてよ」
山さんの本をパラパラめくった大滝秀治が一言。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
さて、サゲ、どうしますかな。「つまらん! ○所紙じゃ、御手洗に捨てとけ」なんて毒はわしだけで十分かと。シャレのわからん人も多い時世やから、難しいなあ、冗談も。
項目の立て方が「べからず集」ですが、私の気分としては、べからず集の繰り返しをやるつもりはありません。「株式投資はこんなものではないか」という思いを淡々と語ってみようかな、と思っています。
「ファンドマネジメント」はハードカバー300ページほどの言わば”油絵”でしたが(これの改訂もやらないといけませんね)、今度は、もう少し軽い”スケッチ”のようなものを作ろうと思っています。但し、描く対象は、タイトル案からもご想像いただけると思いますが、ほとんど同じです。
自動車工場やウィスキーの蒸留所見学が公開されているのはきょうび一般的です(中高年に人気とNHKや日経でも報道されていました)が、人気作家さんの書籍をそのコンセプト・構想段階から見学(読学?よみがく?)・立ち会っていられる事に感動するのは私だけに止まらないように感じます。
ましてや其処に意見や提言までさせて頂けるとは、平素ロバ耳ブログに止まらず、多様な形での山崎さんの多くの「書き物」・「ご発言」を通じてお考えに接しているだけに、ひとしおです。
50分も待つ鰻屋さんに集中の一時に散歩がてら出掛けられ構想作業を続け・・・・・・・・とお聞きすると、なあるほど都心の便利な場所に住居を賃貸で流動的に構えられる事の合理性にも納得した次第です。
連休を機に創造に着手&集中されるご様子、且つ読者とのコミュニケーションも平行して保たれるお力に敬服し、且つまた出版を本当に楽しみに致しております。
p.s.遅きに失し且つ没は既に覚悟の上ですがタイトル候補を一つ⇒「投資家へ、はじめの真面目な一歩」
「気分はもう投資家 大切なのはハジメの一歩」
ぐらいが、きれいですな。
わしは、ゲンちゃんとどうしても呼んでしまいうそうなので。
「裸足のゲンの非武装中立的株投資」
とか、考えていました。くだらんか。では、本日はこれにて。
せっかく新しい株式投資の本を書かれようとしているのに、単なるべからず集ではないか、などと茶々を入れて大変失礼しました。
その上で、一個人投資家/山崎信者として新著への要望なのですが、税金や売買手数料などのコストを考慮した上で、個人が株式ポートフォリオの売買回転率についてどのように考えるべきかアイディアを提示して頂けるとうれしいです。サブタイトルの
・利食いの目標株価を決めておけ
・株式投資は損切りが大事
あたりに出てきそうな話です。「ファンドマネジメント」では売買コストをソフトウエアに入力して実際の運用に反映させるやり方が出ていたかと思いますが、個人には実務面で困難です。期待リターンが低下した場合、あるいはリスクが増大した場合にある銘柄をポートフォリオから外す(ないしウエイトを低下させる)べき、という理屈は簡単なのですが、個人投資家にとっての目安ないし簡便法のようなものを出して頂ければうれしいです。建て玉について書いた本は山ほどありますが、手仕舞いについて書かれたものはほとんどありませんしね(セルサイドの著者が多いことも原因なのでしょうが)。
ともあれ「ファンドマネジメントのスケッチ版」、大変楽しみにしています。ますますお忙しくなられそうですからどうぞご自愛を。
山崎さんは顕名で写真・動画・音声まで知れ渡っている状態でハートとブレインの底からの何時も(*)本音の方ですから、「裸のゲン・・・・」も対案として如何でしょうか。(*=どなたかも指摘されていましたが、先週月曜のJMM回答者は3名のかたONLYでした。我らが山さんは引き続きJMM創刊から皆勤ですね。)
今朝だったか、日経bアソシエを読んでいましたら、巨も貧も乳はどちらも愛すべきとの極めて公平且つオープンな思想を再発信されて居られましたので作業員さんのカウンターをお願い出来ませんか(もうおやすみになったかな)。 同じエッセイの中で長玉つけたカメラの精神分析上のアイコンとしての機能に就いても珍説を展開して居られました、これ思わず大爆笑。
しかし望遠ズームをつけたカメラ大好きの私としては何だか持ち歩きし難いなあ~、とも少し思案。
一週間も観ないでいると、凄い盛り上がりでビツクリしました。随分よさげな目論みではないですか(サマさまご指摘の通り、珍しくもありますね)。
山崎さまのお名前に引っ掛けるならタイトル的には、
『元(はじめ)に言葉ありき。~投資手法の灰とダイヤモンド~』
キリスト教チックもメーデーチックも不可ならば、
『真株式事情。~株式投資のロゴスとパトス~』
ダジャレなら、
『ロハスな投資とパスタな日常。~元を読まずに株などできるか!』
みたいな、、やはり難しいですね、タイトルは。
美人投票という語に対するアンチという意味で『不美人投票』というのは分りますが、やはり外見の美醜に関わる語彙というのはどうも若干抵抗があります。内容としては他の方も言っておられたようですが「べからず」ものではなく、かといって相場関係の本で「べき」論というのはおよそ胡散臭くならざるを得ない・それ自体が嘘になるので(ミイラになる)、ドキュメンタリータッチなものを基調に気の利いた注釈がある、というのを期待してしまいます、勝手ながら。
不美人っていう単語は控えたほうがよいと思います。
最近はセクハラで迂闊なこと言えませんし
それにしても、本のタイトルはつくずく難しいですね。「バカ」がダメで、「不美人」も見る人によっては不愉快で、加えて、本人が不愉快でなくても、他人の不愉快が想像できる人から見ると、著者が無神経に思える、ということでしょうから、これもダメ。
「株式投資、たった一つのコツ」くらいのポジティブなものにしますか・・・。
まあしかし、著作やブログ等で書き手の真意に馴染みの無い方々にも、書店で手に取って貰い&購読して貰い易くするには何がbetterかに就いても多面的に思考を重ねるべきなのでしょうか?
どれ程、お顔の造作がおよろしいお方様でも、性根・品性の粗悪なお心の腐った人は、意識して悪癖を直す努力をしていない限り『醜』です。
ポジティブ(か)な「株式投資、たった一つのコツ」にサブタイトル「元を読まずに株などできるか!、ゲンさんと踏み出す株式投資のマジメな一歩」をご提言します。
(そろそろお昼にします、何をたべようかなあ?!♪)
どうせ不規則発言風タイトルにするなら一層のこと、
「株式投資、前人未触のGスポット」(雑誌「微笑」風)
「デイトイレダーに捧ぐ、だからあなたも抜き抜いて」(トイレダーというのは勤め人が勤務時間中こっそりトイレに入って携帯でオーダーを出す新人種だそうです。大平光代さんに申し訳ないパクリは、やはりボツか)
などといつまでも帯にたどりつけそうにないので。以上の恨みつらみを踏まえていただき、嫁はんの家が金持ちな上に芸人としても少し売れたと思ったら焼肉屋が大繁盛のたむらけんじのパクリである。
「一部上場企業の正社員 全員死ね! キ印の正社員だけ、鳥インフルにかかって死ね! 万国の労働者よ、正社員になれたら、株を買おうではないか! 大野君、株を買おうではないか!」
ちゃ~
入れるの忘れとったがな。お詫びじゃ。以下山さんのだけ朝日。
山崎元談 「短期金利が上昇しているため、以前よりも個人国債の相対的な魅力が低下しているのは事実だが、郵便局がより手数料の高い投信に顧客を誘導しているとすれば問題だろう」
作業員談 奥谷が役員なんだから、マルチに誘導しても不思議やないで、山さん。
過激な?タイトルをつけるより逆に教科書(指南書)路線はどうでしょうか?
タイトルは普通にして(株の赤本とか)でサブタイトルにちょっと過激な補足、例えばエコノミストは競馬の予想屋と同じというイメージで。(ヤバイ経済学をちょっと真似てしまっていますが)
「株のリスクコミュニケーション」
株の、はいらんと思うのだがいくつか似たようなタイトルが出ているので、株の、とうたうしかないかな。既に株がらみで似たような題が出版されていたらだめだな。副題で遊べばよろしいかと。以上、本日はこれにて。
証券会社の営業マン~と身近な所から~のアイディアを採用して頂いてありがとうございます。
もしこの本がヒットして印税で儲かった暁には、報酬代わりにこのブログを今まで以上に力を入れて書いて下さい(笑)
べからず集との意見が出ていますね。
山崎さんの一番得意な書き方がこういうスタイルだと思いますので、それで良いのではないかと思います。
投資を勉強する人は山崎さんの本だけを読むわけでは無いでしょうから「投資本のポートフォリオ」として
勉強家でも陥る安易な思い込みを排除するために何冊かあると良い、というのが山崎本の位置かと思います。
ではもう一個著書の項目のアイディアを。
「真っ当な投資本はべからず集になる」←これは無駄な格言ではなく、良い格言としてです。
あとがき代わりになんてどうでしょう。投資を語るときにべからず集になってしまうのは、相当の理由があると思いますので。
もしくはタイトルに「なぜ真っ当な投資本はべからず集になるのか」なんてのもありかと。
不美人はやっかいですね。美人投票論を揶揄するには非常に良い使い方だと思いますが、セクハラどうこうの流れで出版社としても嫌がるかもしれませんし。。
著書の中の文面で使うには問題ないかもしれませんが、タイトルには使わないほうが無難かもしれないですね。。
・銘柄数が多すぎると管理ができない
これは、「明らかにダメでなければ持っておけ」、とかになるのかなあ。こないだ岩井志麻子先生が書いてたことに、「男は三人まで、四人になると一人切ることになってしまうのよ、あたいは」というのがあって、時代は変わったなあ、と思ったものであります。これ、わしの持論「女は三人まで、四人本気で面倒みようとすると、心臓がとまるぞ」とおんなじやがな。イスラムの四人の妻というのも実際は大変なことだろうと思うし、そういう意味ではデヴィ夫人も、ちょっと綿菓子な感じがするのです。
金融リスク入門 にノルマを課された営業マンが期日前に叩き売りしてしまう話が載っていました。山さんにコラムのネタをあげます。
わしの身内の女の実話です。軽四買いかえの時期がちょうど、三菱がリコールの嵐でシニタイのときでした。で、その女、三菱の営業所に行って、「車、買うたるわ」と言うたわけですね。店の人間が、「うちは三菱なんですけど、いいんですか?」と言うのに対して、女は、「困ったときはお互い様やんけ。そこの軽四、乗って帰るで」と言ったのであります。すると、店の人間は涙を流して喜び、ひざまずいて女の靴をなめたのでありました。女が乗って帰ってきたのが、タダ同然のトッポだったから、町ではいまなお、トッポイ女と呼ばれているのでありました。
開高がよく使っていた言葉に、「光るもの必ずしも金ならず」というのがあります。あまりにも偽パイが多い最近では、「でかい乳必ずしも乳ならず」で、困ったものでありますが、このあたりからタイトルを一つひねりたいもんです。
ずばり時流にのって、「ハゲタカに心まで奪われないための投資心得」ぐらいでもいいのかも。わしとしては、「ハゲタカ喰い」ぐらいの気概を見せてほしいでんな。「鬼畜ハゲタカとの最終戦争 欲しがりません勝つまでは」などとナショナリスト受けも必要かもしれまへん。
山崎元の「株はするもの、しないもの」
まず作者名を題名に入れます。
全国的にお名前は売れていますから。
一方では多くの人は株はしてみたいが
なんか怖いと思っています。
プロの人はよく分かっていますが、けっこう
一般の人は知らない人も多いと思いますのて゜。
アソシエを読んだ。遊び心は大切である。山さんのコラムは最近、なかなかにおもしろい、よろしいこと。乳の話をふられたので。
オッパイ星人と巨乳フェチは微妙に違うし、ツルペタマニアをオッパイ星人に入れるかどうかは議論があろうが、まあ、広義でなら、なんでも入れていいかと思う。オーソドックスなオッパイ星人が付き合っている女が、全て見事なオッパイをしている、というわけでは決してない。ある男が、たまには一人エロビデオでいたずらな夜を、と思い立ってビデオ屋に行き、中嶋興業モノなんかを物色しているときに、やっぱり立派なオッパイを探している、「彼女、すまない。今日だけは許してくれ。物足りない夜も、男にはあるんだ」とつぶやいて結局人妻の爆乳ものに手を伸ばす、その悲しき男の性こそが、オッパイ星人のDNAである。平均的オッパイ星人とは、あるボリュームを満たしていれば一応は満足できるのであって、巷間言われているよりも懐の深い紳士である。ただ、海馬に残る各々の理想的弾力性の記憶。すまん、彼女、今夜だけ、許してね。オッパイに乾杯する夜は、永久に不滅なのであった。
ちなみにオッパイというのは、二十三歳のある日突然にコシが抜けて、あとは重力との戦いあるのみ、花の命よりも短い、からこそ美しくも悲しいいわゆる一つの浪漫なのであった。
突然まじめな話をするが、サピオと小学何年生かを一緒に買うようなオヤジって、いるのか。それとも、ポストも出してるからサピオ臭は大目に見てやっているのか、どうなんだろう。その暑苦しい正論サピオに、キヤノンの提灯記事が載っていたので読んでみたら、やはり御○所会長は、「ラインの完全無人化、さらなる人件費圧縮」を目指すらしい。大野君、どうするべか。キヤノンを見切るのも、アリかもしれんね。
新自由主義とナショナリズムの親和性については言うまでもない。からして、産経に書く川本裕子やサピオにおけるキヤノンの提灯記事、などは警戒せんといかんぞ、万国の労働者よ。
ところで、こないだの東京放送によるフルキャスト弾劾放送、ありゃエグイのう。あれは、明に暗に、フルキャストにつながる楽天を批判しとるんやろ。キヤノンは、スポンサーやから、よう批判せんのけ、筑紫のじーさんよ。
フィッシャー・ブラック氏は実物とお会いしたことがあります。晩年は、世界の市場均衡によるCAPMみたいなモデルに固執していたのですが、仮定に整合性がなくて、ちょっといただけない代物でした。ただ、物静かな、いかにも理論家という感じの人で、頭の中には独自の世界がある、という感じでした。
そういえば、明日は、メイウェザー対デラホーヤですね。デラホーヤは打たれ強いので(これは彼の隠れた長所だと思います)メイウェザーのパンチで彼を倒すのは大変でしょう。メイウェザー判定勝ちと見るのが無難な予想でしょうか。
山崎先生の新刊が出版されるそうで、とても楽しみです。
僕の思いついたタイトルは、
『投資のプロが教える「株の王道投資術」』
です。
ところで、僕が主に実践している株の買い方は、誰もが知っているような東証一部上場企業が業績不振で、株価が下がっているときに買い増して、中・長期保有するという、非常にシンプルなものです。
山崎先生の著書では、長期保有はリスクが高いと指摘されておりますが、一時的な業績不振で株価が低迷している企業の株式を長期保有すると、結果として好結果を生むことが多いように思います。
今、日本株は出遅れていると言われており、今のうちに買っておいたら、数年後にはトクをしそうですね。
いずれにせよ、山崎先生の新刊に、とても期待しています!
仮定に整合性がない は痛いですね。それはフィッシャーが他人にずっと言っていたことのように思います。
日曜朝恒例の、いっぺんでもなんべんでも言うてみたいことは。さすが国家の品格、ネタかと思うルックスの、女を描けないのに人間を描いたと言えるのかとつっこまれていた新田次郎の息子の藤原先生がこう言っていましたね。
「売国奴経団連の売国奴御○所会長の売国奴キヤノンの売国奴正社員は、大野君たちをいじめるな! 傍観は共犯なり」
若干意訳しました。
こんにちは。
>山崎先生の著書では、長期保有はリスクが高いと指摘されておりますが、
この辺りは、誤解を生みやすい所ですね。長期の方が値動きの幅は大きくなりますからリスクが大きいというのは、ほとんど自明の事です(だから長期のオプションの方がプレミアムが高い)。
但し、長期になればそれだけ期待される収益も高くなりますから、リターンの時系列相関に±がなければ、長期でも短期でも有利不利はない、というのが、大まかには、議論以前の算術的常識です。
厳密には、期間当たりのトレーディング・コストが節約できる点が、長期投資の有利な点であり、私が過去に書いた本でも、そう説明してあるはずなのですが、一部分だけを捉えて、「山崎先生の著書では、長期保有はリスクが高いと指摘されておりますが、」或いは「長期投資に反対している」などと決めつけられることが、しばしばあるわけです。書き手としては、部分だけでなく、全体を読んで欲しいとか、議論の前提条件を正確に理解して欲しいとか思うわけですが、なかなか実現しません。
本を書いたり、雑誌の原稿を書いたりしていると、この種の誤解ないしは決めつけに付き合わなければならないのは、半ば税金のように、仕方がない事なのですが、何度も同じ事が繰り返されると、アホらしくなることも否めません。
また、「僕が主に実践している株の買い方は、」というような、個人の経験を一般化するような話にも、いささかうんざりします。
もっとも、投資の期間に関する理解、小さなデータ(個人の経験)をもとにした議論の意味の無さ(マネー誌などにはあふれていますが)、というようなことは、投資の話としては、非常に重要なポイントなので、本の著者としては、今度こそ、正確に伝えようと、諦めずに思い直さなければいけない、ということでもあります。
せっかくコメントを頂いたのに、些か失礼な返答になってしまいましたが、読者の好ましからざる反応として典型的な二点を含んでいたので、敢えて、本音をお伝えする次第です。
気を悪くされないで下さい。今度は、もう少し分かりやすく書くことを心掛けますので。
>読者の好ましからざる反応として典型的な二点を含んでいたので、敢えて、本音をお伝えする次第です。
大変、失礼いたしました!
「投資バカ」を慌てて読み返しましたが、後ろの方で山崎先生は「長期投資でリスクが縮むという考え方は誤り」だと、ご指摘されていましたね。
僕は「投資期間が長くなればなるほど、それに伴ってリスクも拡大していきます」というのが、強烈に頭に残っていたので、読み違えて、かようなコメントをしてしまいました。
>気を悪くされないで下さい。今度は、もう少し分かりやすく書くことを心掛けますので。
こちらこそ、申し訳ありませんでした。
山崎先生の新刊を、楽しみにしております!
こちらこそ、スミマセン! 次は、スッキリご納得いただけるように書きますので、よろしくお願いします。
「魚屋の息子が官僚になるようなことがあれば不幸になる」と言ったもと文化庁長官を何故か思い出す品格あるおじさまの愚痴を聞くくらいなら起きなければよかったと思う今朝のフジテレビでしたが、中曽根元首相の「憲法改正の歌」というようなものが(ご自身のウェブサイトで聞けるそうです)この世にあると知っただけでもよかったかもしれません。
そのご本がわたくしの投資トラシカならぬ投資トラウマにつける薬になるとよいのにと思います。
長期投資に関して、そんなトンチンカンな反論もあるんですね。
たしかに最初長期投資はリスクが高い、と文章を初めて読んだ時はかなり疑問に思いましたが、自分の思い込みを根本的な部分から問い直してくれた事に非常に感謝しましたね。
長期投資で有利な点もあるが不利な点もあるというごく真っ当な指摘だと思うのですが。
過去の保有年数とリターンの関係を示すグラフで、○年以上保有していると全ての場合でプラスになる、だから長期投資は有効というのは統計の誤用ですね。長期投資だけがプラスのリターンになる理由ではありませんし。
これは20銘柄持てば分散投資としては十分、というのと同じくらい中途半端に勉強した人の勘違いだと思います。
山崎元著 2007年04月発行 476円+税
山さんの本が平置きになっていた。デリヘルを始める勇気のある人間には必要ない本だが、万国の労働者は、きっちり偽装請負について書いてあるから、買っとけ、仁義やろ。
そんなわけで、市場調査をしてきた。「スベらない株式投資」というベタな本が出ていて、アンチファンダの著者だから、原稿を上げる前に、立ち読みをおすすめする。高校生に株を教える本の中のチャートに、キヤノンが載っていて、経団連会長銘柄、とか吹き出してしまいそうなことが書いてあったが、高校生には朝日新聞、読ましゃいいんだろうが。あれこれ株本を手にとってみたが、インパクトのあるタイトルはあまりなかった。新書サイズなら、ダラダラ長い題は流行りだけれど、好みではない。気付きは、二点。
「株価は意志を持っているか?」
「成功者の真似をすれば勝てるのか?」
二つ目の、成功者の何を真似るかというのは、結構面倒な問題だ。目の前で負けている男の逆を張るという、オーソドックスな博打場のセオリーの方が使えそうだ(株にも同様の表現があるようだ)。それにしても、渡辺先生の鈍感力にはおそれいる。千円は超えているし、内容は題名で完結しているし、恐ろしいコストパフォーマンスだ。神軍兵士の蛮行を止めるために慰安所をつくってやったことが生涯唯一の自慢の中曽根その他、恥をしらんジジイにはかなわんね。
デジタル○器をベトナムで作る会社の話をずっと書いてきたが、トートーが実際にベトナムに投資していて、話がややこいことになってしまった。まあ、御手洗業界というのは、くっさい寡占業界なので、わしの知ったこっちゃない。水に流してくれ。
経営学のテキストのようなタイトルですが・・・
「株で儲ける相場格言集 東山一平, 武生孝二 アールズ」その他適当に拾ってみた。昔ながらの格言は比較的まともなのかなあ、ようしらん。山さんの項目に、機関投資家はあるが、外国人投資家、の名前がないので、どっかに入れた方がいいように思う。以下、格言じゃ。
「疑わしきはなにもするな」
「人が売る時に買い、人が買う時に売れ」
「もちあい放れにつけ」
「閑散に売りなし」
「逆日歩に買いなし、逆日歩に売りなし」
「バリュー株、翻訳すればただの出遅れ株」
「指数はいずれサヤ寄せする」
「二番底は黙って買え」
「国策には逆らうな」
「天災は買い向かえ」
「値上がり株より商いの出来る株を買え」
だいたい外資によって、取締役ごっつぁん人生が脅かされるであろう地位にいるヒトやサッポロの広告代理店などの関係者がハゲタカと罵るならわかるけれども、そういうわけでもないヒト(云わばアウトサイダーでしかないヒト)が、さも関係者であるかのように危機感を喧伝することの理由がよく分らない。
ただし現段階で男がサッポロビールに対して取るべき態度が、黙って飲むことなのか買うことなのかは不明。その点、二番底は飲んでも買ってもよいというのが通例だ。
自分がインサイダー(中枢の意味)かアウトサイダーか分っていない人たちが必ず一定数出てくるという点では国家利益も同じ。この21世紀においてすら未だに長州藩の流れど真ん中のシンゾーなる人物がその能力にかかわりなく総理なのであり、分り易すぎではないだろうか。かつて知人が日本でもアメリカでも黒幕なり真の支配層なりというのは見えにくそうで実は明瞭なのだと言っていたが、まさにその通りだろう(勿論対立勢力間での軋轢・確執はある)。その蚊帳の外にあるはずの大多数の民衆の中でのみ、戦場で死ねるのは名誉だなどという声が上がるという構図なのだ。いかにも痛々しい。今現在の「親米」政治家の多数かれこそがかつては「鬼畜米英」を絶叫していた勢力であったという買弁ぶりはまさに雄弁だ。
他方、サルコジはその移民たる出自においても門地においても安倍とは対極にあるのではないか。この叩き上げの移民と、サラブレットヤクザの親の七光り・ショウキョウ連合シンゾーと、いかなる点で似ているのか、まるで分らない。毎日新聞は昔は一流の高級紙だったのに、今はどうなっちまったんでしょうか、、、
ひとつは文字通り「一旦投資するとその銘柄の保有期間が長期に及ぶ」(最低でも向こう1年間くらいは保有することを想定している感じであることが多い)という意味です。
もうひとつは「当該銘柄の商売に関する“長期的展望や将来”に基づいて投資するか否か、と意思決定をしている」というニュアンス持つ場合です。
たいていの場合、上記ふたつのニュアンスが混合されて“長期的展望&長期保有”が「投資の極意」として幅を利かすわけです。
“長期的展望”なんぞは「短期で見直される」といったことはしょっちゅうですし、「中期計画の修正を余儀なくされること」は、小学生の夏休みの計画と同様、いい大人が一生懸命考えたとしても茶飯事でしょう。
展望を長期すればするほど、むしろ不確実性は高くなっていく反面、「こんなに苦労して将来まで分析したのだから、きっとうまくいくはずだ!」といったような「こだわり」も同時に生じ易い分さけ、自己の下した判断に対する自信過剰や認知的不協和が強化され、かえって失敗するような気がします。
また「保有期間の長期化」が何か追加的なアドバンテージを生むことはないでしょう。台風の進路予想円の半径の長さも時間軸に対して単調増加(少なくとも単調非減少)ですから、一般論として「時間と不確実性は一種の比例関係」にある、というのは当然のような気がしますが。
したがって、長期保有投資とは「大失敗や大成功が判明するまでには時間がかかりますよ」という程度を意味するだけで、「かける時間を長くすることが、何かを保証してくれる」わけではないでしょう。
せいぜい「イベントによる極端な短期のブレ」に左右されないくらいの効能があるでしょうか?
但し、イベントや、イベントに対する参加者の反応などが、そもそもチャンスなのかピンチなのかについても、その時々で判断した方が良い代物であると思われます(長期保有者だからといって「世情に疎い」のでは、単なるのんびり屋です)
なぜ金を買わない、何故儲けたジェニで底を拾わない、とグラフの読めない爺さんは続ける。ようやく、株というギャンブル様の意味するところがおぼろげに分かってきた。わしは無資産の傍観者、傍目八目とまでは手が読めんが。要するに庶民は、ジェニ等の正確な現在価値が理解できず、リスク許容度の認識が出鱈目、だということだろう。
虎の子を株等で運用する人と、それを元手に一攫千金を夢見る人と、余裕資金をまったり運用している人と、余裕資金でギャンブル的に相場を楽しむ人と、たぶんそれぞれに、個別の情報提供が必要なんだろうと思う。ギャンブルをしたい人に、「買うなら国債だ」と言うと、アホか、と言われるに決まっているので、山さんの立場も大変だ。
そんなわけで、ブラック氏の本を読んでいて、ようやく中ガマ失礼中川秀直ゲロゲーロが言う(最近使用禁止通達が出ている)「上げ潮政策」の意味が分かった。わしの理解するところでは、各人がリスク許容度いっぱいに、ジェニは使用運用しないと、成長ドライブにならない、ちゅうことのようだ。相場において誰がうまくやったかは、時間が経ってみないとわからない。誰かがうまくやるし、大方の人間は痛い目にあうのだろう。必勝法を持つ人間が存在すれば、アガリは胴元とその一人の勝者で分けられる。必勝法があるとすれば、そもそも相場はなりたたない。
さて、「国債を買うやつはアホ」だろうか。国債を買う金を貯めてみないと、実感がわかないのが寂しい。みんな株で儲けたい、に決まっているが、金利を超えて儲けようとすればリスクを負う、というたったそれだけのことがみんな本当の意味で理解できない。すってんてんになるまで博打を打ったわしが二の足なのに、主婦も学生も株に目の色を変えているのが、滑稽であるな。博打を主婦に勧めたりせず、「おくさーん、買うなら国債だけですよ」とわしが耳元でささやくのも、気色悪い話ではある。株を買うより、消費あるいは浪費したほうが健全であるか、とも考え、消費させないために、消費税を上げるのではないか、とまで勘ぐっているが、すってんてんのわしの考えに信憑性などない、と自分で断言できる。
サルコジ大統領と安倍首相は年齢が一緒なのでしたか。それ以外は、凡そ似ていませんね。サルコジ及び諸外国の政治家が、どの程度、自らの能力で地位を獲得するものなのか分かりませんが、安倍氏が首相であるという事実は、日本の組織のトップが、しばしば個人の能力ではなくて、出身や、ボスの引き、派閥の力学、或いは単なる人の良さで選ばれることを象徴しているように思います。それにしても、靖国への供物問題で、「外交問題になりかねないから申し上げない」「個人の信条の問題なので言う必要はない」という、自分で思いついたのかどうか分かりませんが、情けない口ぶりには呆れます。外交を気にするなら、そもそも供物をしなければよいし、個人の信条は政治家なら積極的に訴えていくべきものでしょう。記者相手の卑屈な押し問答を聞いていると、私は総選挙で自民党に投票したわけではありませんが、情けなくなります。
>栗田昌孝さま
株式投資の場合、企業に利益を稼いで貰うためには時間を与えないといけないし、従って、株価が一定だとすると、順調に稼いでいる間は持っていればいいし、変調を来せば、持っている意味がない。このような判断の結果として、長期投資になるのは麗しいことです。現実には、これに加えて、時々の株価への判断があり、アタマから長期投資と決めて投資する、というのは意味がありませんし、商売上の個性の出し方としても稚拙です。投資そのものとしては、同じだけの成果ならより短期間で上がる方が効率がいいに決まっていますし、決定的な情報を持っている場合の投資なら、より短期間の方が、余計な要素が介入しないだけ好都合です。元運用業者として申し上げると、「長期投資」という言葉は、短期で成果が上がらない場合の言い訳が第一の用途であり、運用哲学としては、「良く分かった素人さん」には通用しないレベルのコンセプトでしょう。尚、運用期間の投資に与える影響については、来週発売の週刊ダイヤモンドの連載コラムで簡単にまとめてみました。お暇があれば、ご一読下さい。
>作業員さま
「上げ潮」路線の相当部分は、一種の「リバブル」政策であり、これに外国人の投資も加わって貰おうというのが、安倍氏の言う「オープン」の意味のようですね。株価で見る限り、そう安くもないが、高くもない、というレベルなので、今のところ害をなしている訳ではありませんが、資産価格には注意が必要でしょう。下手をすると、一時の景気のために、高値を買ってしまう(株屋不動産で)ことになります。そういえば、今出ている「AERA」のp30に、かつてのバブルの頃の思い出話を載せて貰っています。
投資ということについては、「金利を超えて儲けようとすればリスクを負う、というたったそれだけのことがみんな本当の意味で理解できない。」という部分が本当に大切ですね。投資教育を聞いた聴衆が一番訊きたい質問は、「それで、株を買ったり、投信を買ったリすれば、絶対に儲かるのでしょうか?」というものなのでしょうが、それは、投資教育で本来理解すべき内容が染みこんでいないからですね。「絶対はない」ということと「他人を頼ってはいけない」ということの二点が大切です。
などと言っている場合ではなく、べっぴんのおねーちゃんに怒られたがな。おねーちゃんが、滞納している年金を払うべきか、と言うので、一応払っておいた方がいい、と柄にもなく真面目にアドバイスしたのだが。おねーちゃんの支払った額が半端なものではなかったので、「将来、絶対に得するんだろうな」と念をおされてしまった。もちろん、将来は不確実なうえに現実は不都合な真実ばかりなんだから、国のことはわしゃ知らん、というと、「おっさん、騙しやがったな、金返せ」、とすごいけんまくだ。しかたないから、年金の運用は、山崎元氏のようにいくらか信頼できる人がやっていると信じて、年金の心配するより、目尻の皺とかビーチクのベクトルでも気にしたらどうか、大崎ちゃんだってちゃんとマーケットを監視してくれているし、ひとまずサキッチョマンず、別名カウパー兄弟を信頼してやってくれ、わしは相方募集中のマルクス兄弟であるが、とかわしておさまった。
年金をかけるかどうかというのは、本当に難しい問題だ。ひどいオツムのオムツをはいた安倍が首相になる国なんだぞ、と言われると、年金にも国にも将来などない、方に張りたくなるもんなあ。メモ夫人は、年金はかけていますか?
そろそろブラック氏の次の師を探そうと思うのであるが。ブラック氏は、「生涯ポートフォリオ選択を分散投資の問題」、と考えたそうだ。で、
「一時に投資をせず時期をずらして何度かに分けて投資をすることが大切。これ、時間分散なり」
という言葉を残している。この問題は、わしでは分からん。「株は今初めて三年でやめなさい」という本が毎年出るのは、何を意味しているのか。年金という、はるか先の時間について、わしらに判断は可能か。
山さん、なんぞ、おねーちゃんに、いいアドバイスないですか?
滞納が問題になるということは、たぶんエスミ某がかつてやり玉に挙げられた国民年金の保険料でしょうね。
この損得は、厳密に考えるとなかなか難しい問題です。まず、大雑把には、国民年金の保険料は現在1/3,近い将来は1/2が国庫負担になるので、国民年金の加入期間が25年に1月でも足りないと、半分国が持ってくれる年金を1円も受け取れないことにことになります。もちろん、自分が払う税金は、なにがしか、他人の年金に投入されるわけです。この辺の損得関係は、おねーちゃん族の敏感に反応するところですから、先ずは、この点を伝えるといいでしょう。また、確定拠出年金など、上手く使えば税制上有利な貯蓄の仕組みを利用するには、国民年金の保険料を払っていることが条件なので、この点も考えると、中流レベルの収入のある人なら、国民年金に加入して保険料を払っておく方が得なケースが多そうです。
しかし、一つには将来の人口の年齢構成によって決まる保険の給付がしょぼくなりそうなこと、件のおねーちゃんが税金を殆ど取られていないなら、他人の年金負担が小さいこと、その他の年金のメリットは、ある程度稼がないと生じないこと、などを考えると、一生下流人生と割り切る人にとっては、国民年金の保険料支払いが得かどうかは、微妙になります。制度上は、何も払わずにいて、「どうせ最後は、拝み一党に頼んで、生活保護だ」と割り切るのが一番得な対政府の取引なのかも知れません。
まあ、「べっぴん」という形容を信じるなら、地味なだけの人生を送られることはないでしょうから、保険料は無駄にならないのではないでしょうか。
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尚、何度かに分けて投資する「時間分散」には積極的なプラスの意味はありません。最悪のタイミングで全財産を投入しないで済むだろうという、「事前の気休め」があるだけです。リスク資産を持っている間は、その金額と時間の積分に応じたリスクとリターンとがあります。阿呆なマネーライターが書いた入門書などには、「時間分散」が「銘柄分散」と同列のメリットのある分散行為であるかのように書いてあることがありますが、これは、医学に喩えるとインチキ民間療法的な誤りです。有料の公衆便所で、小分けにオシッコをするくらいの無駄だと思って下さい。
三十年先のことは、誰にもわからんので本当に難しい問題なのですが。わしは、こう言ったりします。「年金を払わんし、もらわん、というのは、ある意味、非国民(年金)人生だからして、蛇頭その他の人と、国からの扱いは同じだぞ」。ですが、そうは言っても山さん言うように、最終的に国は無年金者を生活保護で面倒みなければいけなくなるんですね。因果だなあ。わずか三万いくらの年金に涙を流す身内を見ているので、老後何も収入がない、というのがどれぐらい厳しいことか、わしには実感があるが、逆に、いろんなものに恵まれたおねーちゃんには、ないんですよね。しかも、三十年先に生活保護制度が充実しているとも、考えにくい。オッパイを武器に甲斐性のある男を捕まえるのが一番、なんだ結論は出ていたのか。
時間分散というのは、説明されてもピンとこないぐらい、不思議な概念ですな。明日死ぬかもしれん、などと言い始めると、また年金なんか払っても、になってしまうなあ。一応公共の場の片隅なので、「みなさん、年金は払いましょう」と叫んで銭湯に行きます。
http://www.sia.go.jp/sodan/nenkin/simulate/index.htm
社会保険庁>年金加入記録照会・年金見込額試算
で申請するとパスワードが郵送され自分の記録と将来もらえる見込額がわかります。年金加入記録紛失というのが問題になっていますので、ご自分で一度チェックされる事をおすすめします。
会社の保険の申し込み等に社会保険庁にでかけていくのですが、まあ不祥事のあとだからか「私たちは誓います!1電話はすぐに取ります。2・・・」などと当然じゃんそんなこと、と思うような事が壁に標語として貼ってあって笑ってしまいます。
わたくしは真面目に国保払っておりますよ。どうせ私たちの年代はもらえやしないのよと健康保険共々滞納しまくっていた友人に「払うのが人の道」とえらそうに言いましたが、まあ、親の分と思って払うしかないです。先日新聞に若い人たちは結構もらえると試算がでてましたが、出生率など適当な数字だったような記憶があります。
源泉徴収義務さえも逃れている連中が、経団連の中におるわけやろ。労働基準等だけでなく、社会保険適用義務についても、奥谷の言うように、関係法規を廃止して、民法で訴訟によって解決せなあかんのけ、労働者は。こういうデタラメな制度を御○所会長どもと推進した小泉純一郎という男は、モンモン親分の孫の幽霊社員のくせに、もう死んだかどうかも定かではないタコ社長にちゃっかり年金かけてもろとったわけやろ。この国は身分制の国か。人間より○器の方が偉いのか。
話はかわるが。山さん、いつもはゴミ箱の中から拾って読むアエラを立ち読みしました。が、「株が高いから買え」という勧誘は、「株が今安いから」でも「将来高くなるから」でもなく、「高いから」でいいのかな?
まあ、そんなことはどうでもよくて、早い段階でバブルに警鐘をならした山さんの目利きの話やから、みなさんもご一読を(某蟹瀬氏のみごとにガメタ顔も拝めます)。とは言いつつ、今回は週刊ダイヤの記事がためになるので、わしには縁がないが401Kとかいうのに興味のある方は、570円は天文学的に高いと思うが、まあ買ってやってくれ。なんとかキャリアは立ち読みで、とか言うたら怒られるか。
雑誌の話で言うと、サピオとボイスのどっちがカスか、という判断はかなり難しいが、松下タコ社長の天の声など全く聞こえないスピリチュアルな才能はどうも二流だと思われるわしとしては、ボイスがキングオブカス雑誌、ということにしておきたい。
メモ夫人。明日のいっぺん言うてみたいことは、二宮山谷というスカンク二人が出るので、わしはパスです、よろしこ。摂理はだめだが、統一ならオッケーな人は、子供を母乳で育てれば左翼にならない話でも聞いてみてください。ちなみに、放送コードギリギリのケトーのケツなめジジイ岡崎のヒキ笑いも見られると思いますので、見せ物好きの人はどうぞ。
僕の経験でも、学生時代のリーグ戦では重要な一番で手が伸びなかったり、定跡本を読んでたくさん勉強しても勝敗は最後の指運できまるところがあったりして、株式投資になんとなく通じるように感じてます。