登山と車旅

多良山系 2019.01.19 五家原岳 北東尾根

1月19日晴のち曇。昨年来気になっていた五家原岳北東尾根(勝手に呼称)を登る。場所はおたちね観音から金泉寺に向かうルートの途中から五家原岳に登るルートだ。尾根の取付きの前を通るたび登ってみたいと思っていた尾根だ。登山道ではないから平均斜度23度、最大35度の尾根だ。



少年自然の家から多良岳横断林道の修多羅の森で水神池の道標を見て左折し、途中おたちね観音の道標を見て右折し、



1kmほどで舗装林道が終わる。3,4台駐車できる。ここがおたちね観音だ。



金泉寺に向かう登山道入口におたちね観音が祀られている。



9時25分出発。歩くルートは、尾根取付まで進み、北東尾根を登り、五家原岳から金泉寺への縦走路に合流して、五家原岳から水神様への道を進み、おたちね観音に戻るという左回りのルートである。これも北東尾根が登れたという前提である、高い崖がなければ登れるだろう。地形図上では高い崖は無いが歩いてみなければわからない。



登山口から一旦下る。



登山道は荒れていて、所々踏み跡がはっきりしないところがある。



9時45分右手に植林地帯をみると、左手が目的の尾根らしい。GPSを取り出し目的の尾根であることを確認する。標高差200mほどだから何もなければゆっくり登っても1時間ほどで登りきるだろう。



9時50分人が登ったような感じがする尾根に取付く。



しばらく登ると尾根がハッキリわかるようになる。これなら迷うことはない。



10時5分露岩の大岩を見る。



大岩の下を過ぎしばらく登ると岩場が現れる。さて岩を越すか、左右どちらかを捲くか。しばらく考え右側から捲いてみよう。



登り始めると捲くことも難しいので中央寄りに岩を越えることにする。浮石と枯木に注意しながら、岩や木にすがり何とか岩場を越す。越えた先は急勾配の登りで少し藪気味に。



尾根も痩せ尾根になってくる。雨水の流れた跡か獣道か分からないところを登る。あの岩場の前で引返す人が多いのかも。



10時30分左手に倒木の影響で岩が崩れたのかその逆か分からぬが白い岩壁が現れた。



尾根には石楠花が目立つ。



10時40分左手に五家原岳の電波塔と重機の音を聞く。頂上は近い。



ややー、痩せ尾根をふさぐように大岩が鎮座する。何とか木につかまれば右をすり抜けられそうだ。こんなのが続けば大変だ。



抜けると,急登は続くが岩場はなさそうだ。



10時47分目線の林の先に空が見える、縦走路か?



10時49分金泉寺への縦走路に合流。ヤッター!!





11時五家原岳の山頂に着く。郡岳から右に遠目山への山並み、



さらに右に経ヶ岳から多良前岳への山並みが一望だ。



頂から舗装道路下る。すぐに右手に中尾根コースの道標、



しばらくして右手に仏ノ辻コースの道標。



11時20分カーブにさしかかり水神様・もみじ谷への入口を見る。



ここには道標は無いがレスキュー「D4」の印がある。



左折して数十mもすすむと水神様ともみじ谷展望岩の道標を見て水神様に進む。



荒れた植林や、



ガレ場の沢を通過する。道ははっきりしないところがあるがテープを見落とさないように歩けば迷うことはない。



11時35分植林帯のなかに水神様への下降点を見る。石積みやレスキュー「D5」が目印だ。水神様の道標もあるが見ずらい。



ここを抜けると落ち葉の道となるが、イノシシの耕作も激しい。



11時50分おたちね観音に下山。五家原岳から見たヘギ岳にしばらくぶりに登ってみたくなった。

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