9月6日、北海道の地震災害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。揺れを感じたときにはこんな大な災害になるとは思いませんでした。熊本地震を原尻の滝で経験した時にはすごい揺れでした。そして携帯に地震メールが頻繁に入りました。
4時に起床、4時半に道の駅を出発。カムイワッカ橋まで11kmの林道。途中鹿の親子を見る。車慣れしている。

5時45分カムイワッカ橋手前の登山者用駐車場に着く。5時55分登山開始。正面、硫黄山が朝日に輝く。

6時にカムイワッカ橋を渡り、

ゲートでこの先の林道の使用許可申請を投函する。

数百mほど歩いて6時15分登山口に着く。

山頂まで4時間、全行程7時間。熊は頻繁に出没している。注意書きも現実味を帯びてくる。

緩やかな樹林帯を登る。熊出没地帯だ。笛を吹く。ラジオもつける。

25分で樹林帯を抜け視界が開ける。

旧硫黄採掘地を通り、ガレ場を抜け、新噴火口に7時30分に着く。

ここからハイマツのアーケード帯に入る。

入って間もなく熊の糞を見る。数日もたっていまい?笛を頻繁に吹く。

ハイマツ帯を抜け、左下の沢に下り、沢に出合うわずか手前に立派な硫黄山の道標を見る。

沢はゴーロ状態である。どこかで上がるのだろうなと思いながら左右を注意しながら登るが出口はない。(地図を見れば沢を尾根まで歩くのが分かるのに)

ペイントの目印も心細い程度しかない。続いて岩盤地帯。ここは歩きやすい。

目の前に雪が残る枯れ滝が現れる。さてどちらを巻いたものか。よく見れば右手にテープがある。この滝からはしばらく向かって右手(左岸)を次の滝を越えるまで歩かなければいけないのを、滝の上に出てすぐに沢の中を歩き始め、次の滝の巻き道がわからず強引に左手(右岸)をひやひやしながら越えた。

3番目の滝を越えると次はザレの沢となる。ここで道を間違える。沢をそのまま進めばよいものを雨で踏み跡はすっかり消えている。左上にはハゲ尾根が見える、尾根に出ればよいと思い、左のザレの急斜面をしばらく上ると、ザレの沢の大石に印を見て間違いに気づく。

元に戻りザレの沢を上ると木柱が見え始め、

9時50分ロープの張られた尾根に出る。

羅臼岳に通じる縦走路の始まりである。ロープ沿いに急坂を上ると右手に黄色いペイントの矢印が目に入る。何も道標は無いがこれが硫黄山への登山ルートだろう。心細いほど足場の悪い、浮石の多いい、切立った、岩場の登りである。ルートはペイントで明確だ。途中で引返そうかと思っているうちに何とか危険地帯をクリヤーして山頂へ10時15分着く。この岩場の登りは写真を撮る余裕など全くなかった。

もやってはいるものの360度の展望である。右回りに、先日登った羅臼岳とその先に霞む斜里岳。

知床五湖と木道が見える。沖には観光船が。

カムイワッカの登山口(白濁している辺り)。

知床岬。

知床岬から羅臼町の海。

知円別岳から羅臼岳までの知床連山。

10時30分景観を満喫したので戻ろう。難所は山頂からの下りと、あの滝の通過だ。山頂からの下りはじめは浮石注意だけだが。先は考えまい、目の前を慎重に下だろう。

羅臼岳への縦走路まで下る。難所一つクリヤー。

濃霧時、見失いやすい枯れ沢への分岐点まで下りる。間違って直進すれば大変だ。

分岐点を左にとり、ザレの沢を下る。間違って登ったザレの急斜面が右手に見える。

すぐに往路時間違えた地点まで下る。下りは楽ちんだ。次は第2の滝の通過だ。よくよく見ると左岸に赤テープがある。ロープも張ってある。第2の滝を難なく通過。これで難所クリヤー。確かめたが第2の滝は下からは何も目印がない。あとは岩盤を滑らぬように慎重に下ろう。

沢からの出口はロープが張られているので間違えることはない。

左上のハイマツ地帯に登り、硫黄山を振返れば、尾根まで続く沢がはっきり見える。往路は足元ばかり見ていたのだろう。

ハイマツ帯の切れ間からは知床の緑、オホーツクの海と空、いい色だ。

旧硫黄採掘地一帯のガレ場を通過し、

カムイワッカの湯の滝辺りを見下ろし、

12時55分登山口に無事下山。硫黄山バラエティーに富んだ、手ごたえのある山だ。熊にも人にも会わなかった。カムイワッカ川には観光客が。川で汗を拭いたが20度程度か。北海道の川にしては暖かい、上流に湯の滝があるからだ。

林道から登山道を見れば、岩壁の上を歩いているのだ。だから登山道から湯の滝に下ることが出来ないのだ。

今日見た花。


羅臼の熊の湯で汗を流そうと3度目の知床峠越え。峠からは羅臼岳がバッチリ。

熊の湯に着けばなんと地震の影響の停電で、お湯が汲上られず湯は閉鎖。分かっていればカムイワッカの川で裸になり汗を流したのに。
本日の芸術作品オホーツクの空と海。

思い起こせば熊本地震の日は祖母の大障子岩に登ったな。当日早朝には被害の状況は分からぬもので、のんきな登山だ。
4時に起床、4時半に道の駅を出発。カムイワッカ橋まで11kmの林道。途中鹿の親子を見る。車慣れしている。

5時45分カムイワッカ橋手前の登山者用駐車場に着く。5時55分登山開始。正面、硫黄山が朝日に輝く。

6時にカムイワッカ橋を渡り、

ゲートでこの先の林道の使用許可申請を投函する。

数百mほど歩いて6時15分登山口に着く。

山頂まで4時間、全行程7時間。熊は頻繁に出没している。注意書きも現実味を帯びてくる。

緩やかな樹林帯を登る。熊出没地帯だ。笛を吹く。ラジオもつける。

25分で樹林帯を抜け視界が開ける。

旧硫黄採掘地を通り、ガレ場を抜け、新噴火口に7時30分に着く。

ここからハイマツのアーケード帯に入る。

入って間もなく熊の糞を見る。数日もたっていまい?笛を頻繁に吹く。

ハイマツ帯を抜け、左下の沢に下り、沢に出合うわずか手前に立派な硫黄山の道標を見る。

沢はゴーロ状態である。どこかで上がるのだろうなと思いながら左右を注意しながら登るが出口はない。(地図を見れば沢を尾根まで歩くのが分かるのに)

ペイントの目印も心細い程度しかない。続いて岩盤地帯。ここは歩きやすい。

目の前に雪が残る枯れ滝が現れる。さてどちらを巻いたものか。よく見れば右手にテープがある。この滝からはしばらく向かって右手(左岸)を次の滝を越えるまで歩かなければいけないのを、滝の上に出てすぐに沢の中を歩き始め、次の滝の巻き道がわからず強引に左手(右岸)をひやひやしながら越えた。

3番目の滝を越えると次はザレの沢となる。ここで道を間違える。沢をそのまま進めばよいものを雨で踏み跡はすっかり消えている。左上にはハゲ尾根が見える、尾根に出ればよいと思い、左のザレの急斜面をしばらく上ると、ザレの沢の大石に印を見て間違いに気づく。

元に戻りザレの沢を上ると木柱が見え始め、

9時50分ロープの張られた尾根に出る。

羅臼岳に通じる縦走路の始まりである。ロープ沿いに急坂を上ると右手に黄色いペイントの矢印が目に入る。何も道標は無いがこれが硫黄山への登山ルートだろう。心細いほど足場の悪い、浮石の多いい、切立った、岩場の登りである。ルートはペイントで明確だ。途中で引返そうかと思っているうちに何とか危険地帯をクリヤーして山頂へ10時15分着く。この岩場の登りは写真を撮る余裕など全くなかった。

もやってはいるものの360度の展望である。右回りに、先日登った羅臼岳とその先に霞む斜里岳。

知床五湖と木道が見える。沖には観光船が。

カムイワッカの登山口(白濁している辺り)。

知床岬。

知床岬から羅臼町の海。

知円別岳から羅臼岳までの知床連山。

10時30分景観を満喫したので戻ろう。難所は山頂からの下りと、あの滝の通過だ。山頂からの下りはじめは浮石注意だけだが。先は考えまい、目の前を慎重に下だろう。

羅臼岳への縦走路まで下る。難所一つクリヤー。

濃霧時、見失いやすい枯れ沢への分岐点まで下りる。間違って直進すれば大変だ。

分岐点を左にとり、ザレの沢を下る。間違って登ったザレの急斜面が右手に見える。

すぐに往路時間違えた地点まで下る。下りは楽ちんだ。次は第2の滝の通過だ。よくよく見ると左岸に赤テープがある。ロープも張ってある。第2の滝を難なく通過。これで難所クリヤー。確かめたが第2の滝は下からは何も目印がない。あとは岩盤を滑らぬように慎重に下ろう。

沢からの出口はロープが張られているので間違えることはない。

左上のハイマツ地帯に登り、硫黄山を振返れば、尾根まで続く沢がはっきり見える。往路は足元ばかり見ていたのだろう。

ハイマツ帯の切れ間からは知床の緑、オホーツクの海と空、いい色だ。

旧硫黄採掘地一帯のガレ場を通過し、

カムイワッカの湯の滝辺りを見下ろし、

12時55分登山口に無事下山。硫黄山バラエティーに富んだ、手ごたえのある山だ。熊にも人にも会わなかった。カムイワッカ川には観光客が。川で汗を拭いたが20度程度か。北海道の川にしては暖かい、上流に湯の滝があるからだ。

林道から登山道を見れば、岩壁の上を歩いているのだ。だから登山道から湯の滝に下ることが出来ないのだ。

今日見た花。


羅臼の熊の湯で汗を流そうと3度目の知床峠越え。峠からは羅臼岳がバッチリ。

熊の湯に着けばなんと地震の影響の停電で、お湯が汲上られず湯は閉鎖。分かっていればカムイワッカの川で裸になり汗を流したのに。
本日の芸術作品オホーツクの空と海。

思い起こせば熊本地震の日は祖母の大障子岩に登ったな。当日早朝には被害の状況は分からぬもので、のんきな登山だ。