京都の鋳師

京都府南丹市在住の鋳師(いもし)山本啓二の鋳物作品を公開しています。ゆっくりとした更新です。

略歴

2023-11-23 | 用語
山本啓二の略歴 . . . 本文を読む
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用語の解説(仕上げ編)

2021-10-19 | 用語
当ブログで使用している「仕上げの用語」について解説します。少々、特殊かな? 鏡面磨き(きょうめんみがき): 鏡のようになるまで磨きあげています。着色の場合は#600までサンドペーパーをかけますが、鏡面磨きでは#1000までかけています。   炊き色(たきいろ): 赤から濃紅までの着色ができます。水1.8Lに対し硫酸銅4~6g・緑青4~6gを溶かし込んだ着色液を銅製の鍋に . . . 本文を読む
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鋳込み

2021-10-07 | 用語
パンフレット作成の為、鋳込みを撮影しました。 鋳込み前の様子です。 鋳物制作 1   土間に砂型を埋め、湯(金属)を沸かします。 湯の量は、中子の制作で使った油土を目安に重さを決めます。 鋳込み用の酌も、炉の上に置き、温めておきます。 次は、鋳込みの様子です。 鋳物制作 2 ガスなので1時間程度で湯が沸きます。 脱泡材を入れたり、アクを取ったりして、純度の高い金属にし . . . 本文を読む
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用語の解説(制作編)

2017-03-05 | 用語
当ブログで使用している「制作の用語」について解説します。 鋳くるみ(いくるみ): 事前に鋳造しておいたパーツを鋳型に埋め込み、別種類の金属を溶かして流し込みます。パーツと本体の接合部分は溶融されます。   銀蝋付け(ぎんろうづけ): 銅よりも融点の低い銀蝋(銀・銅・亜鉛の合金)を溶かして溶接します。作品自体を溶融させずに複数の部材を接合させることができます。 &n . . . 本文を読む
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用語の解説(材料編)

2017-02-06 | 用語
当ブログで使用している「材料の用語」について解説します。掲載されている金属の割合は、うちのものです。標準的かどうかは… 朧銀(おぼろぎん): 銅 約87%・銀 約4%・亜鉛 約2%・錫(すず)約7%の合金を使用しています。また、銅 約75%・銀 約25%の合金を特に四分一(しぶいち)と言います。   青銅(せいどう): ブロンズ。本来の地金の色は、赤みを帯 . . . 本文を読む
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