やまばば日記 「月夜の散歩」

「好奇心は羞恥心より強し」と信じるやまばばの不定期雑記帳です。 
ぼちぼちお付き合いください☆

由布院(牧場の家)

2012年07月01日 | 温泉

ブログでは「やまばば」と名乗っているわたしですが、普段、川仲間や音楽仲間などの友人からは「けーこさん」「けーこちゃん」「けーこねーさん」(まれに実物にも「やまばばさん」)、学生時代からの友達からは「けいちゃん」と呼ばれています。

そんな中、みんなわたしより年下なのに「けーこ!」と呼び捨てにする3人組が・・・  
子供の習い事を通じて知り合った、いわゆるママ友です。

もう20年以上の付き合いですが、「けーこさん」と言われたことは一度もなく、「けーこはぎゃんやもんねー(けーこはこうだわよね)」 「もー!けーこはー!!!」 などと遠慮会釈がない3人に、怒らせたら怖いと言われているわたしもタジタジです

その3人組と一緒に、大分県の由布院に行ってきました

テントや車の中ではしょっちゅう寝泊まりしているわたしですが、屋根と柱があるお宿での宿泊はめったにありません。
旅行というものを殆どしたことがないわたしには、先日の天草ツアーに続いての今回の由布院行きは、まるで盆と正月がいっぺんにやってきたようなもんでした

ところが、由布院行きの日は、前日からの大雨

当初乗り込む予定だった午前中の列車が大雨のため運休になり、その盆だか正月だかが来るかどうか、一時は危機的な状況になったのですが、午後から無事に復旧し、予定より3時間ほど遅れて列車に乗り込んだ4人組。 
乗り込む際に、知人のM原さんから記念写真を撮っていただいて、旅行気分も高まります

車内では、買い込んだオヤツミやオヤツを広げ、ビールで乾杯!
(すでに酔っぱらっている風の、ピースサインでご機嫌のMリは、実はコーラでの乾杯でしたが・・・) 

 予定では、熊本駅と大分駅での乗り換えでしたので、雨の被害がひどかった八代地区を過ぎて熊本駅に着いた時は「ここまで来たら一安心」とほっと一息
ところが、乗り込む予定の急行列車が一時間ほど遅れるとのアナウンスが・・・  
「しょんなかよね」と大人しく待っていると、「その列車は熊本駅には到着しないことになったので、大津駅まで普通列車で乗り継いで、大津駅から、当初予定の急行に乗ってください」 とのアナウンスが・・・

大津から先の阿蘇方面もかなり雨の害があったみたいなので、大分まで急行列車が辿り着くという確証はなかったのですが、ここまで来たら行くしかないと腹を決めた一行は、バタバタと普通列車に乗り込んだのでした。

幸いその後は列車の運休もなく、予定より4時間半遅れでなんとか由布院駅に辿り着き、迎えに来ていただいていたお宿「牧場の家」の番頭さんを見つけて、思わず番頭さんに手を振った一行なのでした 

「牧場の家  (由布院温泉 由布の里 旅荘 牧場の家) 」は、とても素敵なお宿で、ドタバタ劇の疲れもフッ飛ぶくらいでした

石灯篭やたくさんの緑が美しい、風情のあるお庭。

玄関横では水車も回っていました。

夕食も朝食もすごく美味しくて大満足だったのですが、写真が上手く撮れていなかったので、こちらのHPからどうぞ!

http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/108557/108557.html

遅い到着にもかかわらず、夕飯の際も暖かくもてなしていただき、たらふく食べて呑んだ中年女性4人組は、夕飯後、温泉に向かいました。
露天風呂は二種類ありましたが、到着した夜に入ったお風呂は写真が上手く撮れていませんでしたので、こちらもHPでご覧ください。

大露天風呂の脇には、如来様が佇んでおられました。

 
この風情のある建物は、なんと、敷地内にあるカラオケハウスです。
これは朝撮った写真ですが、中年4人組は、お風呂のあと大人しく寝てしまうはずがなく、思い切り唄って楽しいひとときを過ごしたのでした

 

お部屋の中も、渋くて風情のあるカラオケハウス

ピースサインのにこやかな方は、「牧場の家」の番頭さんです
仕事の後でお疲れのはずだったのに、カラオケに付き合っていただいて、騒々しい4人組をさらに盛り上げていただきました。 
予定が大幅に狂って一日目の観光ができなかったわたし達を、なんとか楽しませようとしてくださった心遣い、本当にありがとうございます!

翌朝は、二日酔い気味の身体を目覚めさせるべく、まず、家族風呂でひと汗かきました。
「牧場の家」には、このおしゃれな家族風呂が7棟あって、空いているお風呂に独り占めで入ることができます


家族風呂に引き続き、昨夜とは違う種類の露天風呂にも入りました。
ダイナミックな岩が贅沢に置かれ、緑もいっぱいの大露天風呂。 写真の右奥は脱衣場です。
かなりワイルド

 柔らかいお湯は、いつまでも入っていたい気持ちよさでした。

お風呂の中に足湯もあります。

 朝風呂のあとは、嬉しい朝食。 萱ぶき屋根の食事棟を裏庭から写してみました。



敷地内には様々な植物が・・・
販売機横のお休み処も、風情があります。


玄関からはいってすぐのお庭です。左手に見えるのが、宿泊棟のひとつです。
ここは、全室一戸建てのお宿なんです


またまた写真が上手く撮れてなくてアップ出来ませんが、食事棟には、大きな囲炉裏があって、その傍に珈琲サーバーが置いてあり、自由に珈琲をいただくことができます
その脇にはこんなにすてきな自在鉤が・・・

「 牧場の家」 の女将さんと番頭さん。 明るい~! 
スタッフの皆さんも、明るく爽やかでした。
暖かいおもてなし、本当にありがとうございました!

 
さて、ここからはぶらぶら散歩と買い物を楽しんだ「湯の坪街道」の一部の写真です。 
とにかくまー、どのお店もお洒落で、おもてなしの心が溢れていました。

 

  

   

     

 

 

 

 

写真を見て気づかれた方もいらっしゃると思いますが、どのお店にも緑が溢れています。 
レトロな建物もモダンな建物も、生き生きとした木々や植物によってさらに雰囲気がよくなっていますし、ずらーとお土産物屋さんが並ぶ街道も、緑の効果で、雑然とした印象がなくなっているように思います。


さらに緑がいっぱいの金鱗湖(きんりんこ)周辺。 遊歩道を歩く人達も、涼しげでした。


 金鱗湖の傍らに建つシャガール美術館。 ここも素敵な建物です。

 

美術館の一階には、金鱗湖を望むカフェがあります。
見た目もお洒落なパフェとドリンク。 ものすごく美味しかったです。 

   

カフェでまったりしたあと由布院を発った4人組は、由布院から大分まで、全席指定で車内からの眺めがいい、「ゆふいん号」でのひと時を楽しみました。   http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_dc72yufumori3.html

 

さらに、大分駅構内で、漁師さん経営のお店で揚げたてアツアツのアジフライや、フレッシュなスイカジュースを味わって、その後は、人吉まで直行の「九州横断特急」に乗り込み、しばらく爆睡し目覚めのおしゃべりを楽しんだのでした。

今回の天候や交通事情を考えると、よくまぁ由布院まで辿り着いたし、無事に帰って来られたからよかったものの、みんな翌日は休む事が出来ない仕事についているのに、よく決行を了解してくれたと思います。

わたしは、なんだかんだの事情で、最近はなかなかこの連中の集まりに顔を出すことができなかったんですが、めったに会わなくても、いつでもわたしを信頼し応援してくれていることが伝わってくる、ありがたい仲間です。

たぶんずっと 「けーこ」 呼び捨てにされるであろう年下の友人達ですが、それがなんだか嬉しくもあります

今日の一枚は・・・

子供を通して知り合った仲間と旅したので、子供達が小さい頃よく聴いていたミュージシャンを思い浮かべてみたところ、今までのブログで殆ど紹介していました。 ・・・が、この人がいました! 

スティーヴン・ビショップ(Stephen Bishop) です。  
この人のアルバム「Best Of」の冒頭の曲、「On and On」 は、3人組と知り合った頃、何度も何度も繰り返し聴いた曲です。

メロディもいいんですが、何と言っても歌詞(の一部)がすごく好きなんです。 
この歌詞に、どんなに励まされてきたことか。(日本語訳の訳詞カードが付いてたおかげですが・・・)

 

歌詞の中の大好きな部分を、アップしますね。

♪泣きたいときには
 微笑んでみる
 ずっとずっと いつまでも いつまでも いつまでも

 心を空に放り投げ  どこに落ちるのか眺めてみるのさ

 泣きたいときには
 笑って見せる
 ずっとずっと いつまでも いつまでも いつまでも ♪

http://www.youtube.com/watch?v=ZTdsRhQzAM8

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (杉本秀樹)
2012-07-01 03:15:49
素晴らしいレポート有難うございました^_^
どんだけ楽しかったのかが凄くスゴ~く溢れて来ます。
ついでに『Mり』ちゃん久々見た(笑)
宜しくお伝え下さい^_^
返信する
ありがとう! (やまばば)
2012-07-01 09:10:36
秀樹君、嬉しいコメントありがとう!
ぎゃー、楽しかったです(*^^)v
Mリは相変わらずあっさりとマイペースながら、心優しい女性やったよ。
コメント伝えておきますね。

秀樹君と、音楽のお店で久しぶりに会えたのも嬉しかったなぁ☆
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