北アルプスの北端、日本海まで縦走するコースです。
2007. 7.30～8. 3
4泊5日（小屋泊まり・1泊避難小屋泊）
八方尾根～唐松岳～天狗岳～白馬岳～朝日岳～栂海新道～親不知
十数年前に後立山連峰を縦走し唐松岳まで来たが、そこから先を残していたのでどうせなら日本海まで縦走しようと計画していたものです。これで、一部を残して北アルプス縦走はほぼ完歩することになります。
北アルプスは山小屋が整備されているので、テントは使わず、軽量化して楽をしようというわけです。
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第1日目（7月30日）
11: 4 白馬駅着。バスで八方ゴンドラへ向かいます。これぞ夏という真っ青な晴天で、来た甲斐があるというものです。今日は、唐松岳の小屋泊まりなのでゆっくりです。
八方ゴンドラ駅横の喫茶店で昼食。お客さんが誰もいなかったので、お店のきれいなお姉さんが話相手になってくださり、楽しいランチになりました。
11:55 ゴンドラ発
13:10 １０９到着
八方池山荘まではゴンドラ・リフトを乗り継いで行くのでらくちん、ピクニック気分です。
13:20 八方池山荘（右の赤い屋根の建物）
八方池
丸山ケルン（？）
16:30 唐松岳頂上山荘（泊）
この後、2013年唐松岳～祖母谷温泉へ行ったときにも宿泊しました。
第2日目（7月31日）
6:00 唐松岳頂上山荘発
6:15 唐松岳
7: 7 天狗Ⅱ峰の南峰
8:18 Ⅰ峰
10:20 天狗の頭
10:50 天狗山荘（昼食）11:40
雲の中の天狗山荘（ここは雪渓があり、小屋の横で豊富な水がとれる）
12:57 白馬鑓分岐（頂上往復）13:15
（白馬）鑓ケ岳
14:25 杓子岳
手前は白馬岳頂上宿舎、奥は白馬山荘。
16:29 白馬山荘（泊）
第3日目（8月 1日）
6:15 白馬山荘発
6:35 白馬山頂
お花畑
7:33 三国境
北アルプス北部は残雪が多い。同じ3,000mの稜線でも南部や南アルプスより寒く感じます。
9:14 雪倉避難小屋
10:12 雪倉岳（昼食）
スキーができそうな斜面
小桜ケ原
水芭蕉
14: 9 朝日岳の登りと水平道との分岐
水平道
名前は水平道であるが、意外とアップダウンが多い。
↑中央にとがって見えるのが朝日小屋
16: 5 朝日小屋（泊）
「予約なしでこんな時間に来るなんて、何をしていたのか」とお叱りを受けた。数年ぶりの北アルプスの山小屋なので、予約がいるとは知らず、また、天気が良かったので、のんびりと夏山を満喫してきたのがいけなかった。
しかし、夕食は山小屋とは思えない豪華のもので、食前酒まで付いていた。現在の小屋番は先代さんのお嬢さんで、娘さん（先代さんから見るとお孫さん）が調理場を仕切っておられ、私の後にも遅れてこられた人があり、帳場の中で段取りがつかないとお母さんに怒っておられる声が聞こえた。料理する立場になれば予約なしで遅れてこられるのは、せっかくおいしいものを、と思っても準備が追いつかないと思う。私自身も反省しました。