やまちゃんの雑記帳

興味のある事を色々取り上げて行きたいと思います。
雑多な中にもお気に入りのものがありましたら、ご笑覧下さい。 

加藤素毛(かとう そもう)について

2008-06-07 23:44:20 | Weblog
加藤素毛の故郷は飛弾・美濃の境界に位置しています下呂市金山町下原です。
苗字帯刀を許された大庄屋に生まれ文雅の士として育ちました。

加藤素毛は万延元年遣米使節随行員として勝海舟が艦長の咸臨丸を随行してポーハ
タン号に乗り組み9ヶ月に及ぶ異国の旅に出ました。
遣米使節一行にとって、その旅は閉ざされた長い鎖国の後の衝撃的な異文化の体験でありました。

異国文化への驚愕は亜米利加滞在中や周海中に詳細な日記や絵を残し、帰朝後、
「周海日記」「亜行航海日記」「亜行周海略日記」「喜名帳」「日記」などを著した。
また彼の日記を基にした加藤素毛の談・水野正信編「二夜語」や周海での詩歌をまとめた「航海詩文」があります。
他にも加藤素毛を紹介した資料として岡村利平著「飛弾山川」があります。
(以上 日本英学史学会関西支部研究資料・吉村侑久代著より抜粋の許可を受る)

私の郷里に近い金山町出身の加藤素毛が幕末の国体を左右する最も重要な時期に使節団員の一人として加わった事を誇りに思います。
私は今後時間を出来るだけ作ってもっと深く資料を調べてみようと考えています。
本日のところは一先ずご紹介という程度で終わる事と致しますが、後日に幾らかで
も調べた結果をご紹介出きれば幸甚に思います。
写真は金山町にある加藤素毛記念館です。





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