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ホイールアウエザーの海と風と宇宙

海を知り風を知り宇宙(そら)を知る・どこへでも行ける自由さえ有れば良い。海をこよなく愛する日々を綴ります

オーパーツ

2009-03-06 22:25:53 | Weblog
その時代の技術では作れるはずが無い古代の遺物を指す言葉

象形文字の事を以前書いたけれど その中の一つ「ファイストスの円盤」
現在ギリシャのクレタ島のイラクリオン考古学博物館にあります



紀元前600年頃に彫られた宇宙ロケットのレリーフ
ジェット機をかたどった黄金像
紀元前1600年頃に水晶を削って作られた精巧なドクロ
その他
オーパーツと呼ばれていたものですが・・・・・


そのほとんどは贋物だったようです
レリーフは本来縦に見るべきもの、ジェット機は魚がモチーフ、ドクロは19世紀に作られた贋物って具合にほとんどが偽だったようですが


「ファイストスの円盤」は本物のオーパーツと言えるかも!
1908年クレタ島のファイストス宮殿で発見された

この円盤には象形文字が刻んで(!!!)あるのですがまったく同じ文字があります、文字の形の事ではなく 全く同じものが それはすべて印章で押されている

グーテンベルクが活版印刷を始めたのが1450年頃、中国で木版印刷が発明されたのが7世紀頃
ファウストの円盤は紀元前1600年に活字版が存在したこと、
こんな技術が3500年前に出現したのに進化をせずに途絶えてしまった謎は考えただけで面白い

クレタ島の古代文字はたくさん発見されているが今までに解読されたのは一つだけ
有名な「線文字B」これもエジプトの象形文字と一緒で多くの考古学者たちが解読を試みたが失敗した
「線文字B」は変わった経歴だが建築家のマイケル・ヴェントリス 彼は地道な努力で解読した 彼のノートには答えの所はずっと空白で何年も調べて確信が出来た時だけ答えを一つ書き入れる 粘りの勝利です 気短で飽きっぽい僕からするとすごいです
シャンポリオンもすごいけどヴェントリスもすごい


しかし このファイストスの円盤の象形文字は解読不能です、将来的にもおそらく不可能と考えられている



その理由は単純で同じ文字で書かれた文章が他に発見されていないから!!手がかりが一つしかない 
それから文字も比較的に簡単な個数配列だし判らないわけはない
いや むしろ簡単に出来すぎるから解読不能なんですよね


日本語でも当てはまる解読の法則も当てはまらない場合は法則を変えて漢字にすればすべて読めるぐらいに簡単


そう 「ファイストスの円盤」は解読できない・答えがわからないんじゃなくて答えがありすぎて正解がどれか判断できないからなんですよね

真実は一つって言うけど 迷宮にするには答えがあり過ぎるって状態も同じだ、犯罪でも一人の犯行でも容疑が2人いて同じように黒の場合起訴出来ない、特定されない限り二人が同じように自供した場合どうしようもない!



まあ 遺跡や歴史の謎は特別で この「ファイストスの円盤」 
将来同じ文字・遺物が発見されて解読できるのを願ってます 謎が解明されるのってドキドキします





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