お台場にあるガンプラの総合施設、ガンダムベース東京に久しぶりに行ってきました。
実は前の晩に急に行くことが決まったのですが、それは昨年(2017年)から実施されている『ガンプラ教室』が1月8日で一旦、終了であることを寝床で知ったからなのです。
この教室では「体験会仕様」のガンダムを無料で組み立てられるという内容で、一度、そのガンプラを見てみたかったのが一番の動機です。
ただ、もともとこの日は別の予定が入っていたため、イベントへの参加は朝一で、しかも施設の遊覧は限られた時間で終わらせました。
でも、一度ナマで観たかったGBWC2017の作品が拝めたり、元旦に発表になったMG(マスターグレード)200体目を記念しての発売が決まった「ディープストライカー」の展示ありと、充実の体験でした。
詳細は、いくら口で言っても伝わりにくいので写真を撮ってあるので、それをベタッと貼っておきます。参照ください。
施設自体は『ガンプラ』まみれで、相変わらず作品が好きでも模型は好きではないひとは楽しめない構造ですが、ガンプラ好きならそこそこ遊べる場所かな、と思いました。
では、写真を使って詳報をお届けしようと思います。
■セクション1
模型雑誌からの作例がいくつか展示されていました。今までは、ヨドバシカメラ新宿西口店での展示でしたが、今後はこちらがメインになるのかもしれません。立地的にはちと厄介ですね。
ペインティングルームも本格稼働し始めていて、作例も多く展示されていました。こんな風にもできるんだよ、という幅を見せる意味では大事かと。
■セクション2
展示物自体は一切の撮影が禁止だったので、画はないですが「未来のガンプラ」というコンセプトのもと、モーターで完全変形する(全長も変わる)ユニコーンガンダムを拝見できるイベントが期間限定でひらかれています。
ここだけは言葉での解説になってしまうのですが、まず、サイズは相当大きいです。
そして、変形シークエンスはとんでもなく速いです。
そりゃそうですよね。戦闘中にデストロイモードになるのにモタモタしていたら撃墜されちゃいますもん。
■セクション3
元旦の発表とともに話題となった、MG200体目を記念して発売が決まったディープストライカーのサンプル展示が早くもおこなわれていました。見る限り、ほぼ完成の域のようです。さすが3月にはもう発売されるだけのことはあるな、という印象でした。
大きさは、思ったよりも小型でした。もっと巨体かと想像していました。
動画とともにたくさん写真を撮ったので、お納めください。
MG(マスターグレード) ディープストライカー 360°全周 バンダイ製
撮り過ぎだろ、って? そりゃ、センチネルとの出会いはその後の「ガンダム感」を大きく変えたものであったので、思い入れは相当なものですので、自分。
■セクション4
製品化が予定されている期待の新星たちは、主にはサフ状態での展示で見ることができました。
ガンダムF91は「Ver.2.0」となっていまして、メタルビルドの影響を大きく受けているのかもしれません。たいへん洗練されたKITという印象でした。
ノーマルのバイアランが待望の1/144scaleで登場するようです。嫌いなHGですが、これだけは買うかもしれません。
■セクション5
この作品をナマで観ることができたのは、この日、一番の収穫だったかもしれません。GBWC2017の日本チャンプ、下田重工業さんのデンドロビウムとステイメンです。
巨大なデンドロビウムに目が行きがちですが、その実、コアとなるステイメンの作り込みも尋常でないところに、この作者の凄味を感じます。
下田重工業さんご本人からこの写真にコメントをいただきました。「パンチングの穴の向こう側に微妙に色が違う箇所があるのわかりますでしょうか?
実はここのトラス+パンチングの裏にもう一段ディテールが隠れているんです。」
!!!
作品に添えられた下田さん自身のコメントですが、これは特にこのとおり、と自分は思います。近年、ケレン味であったり満漢全席的な派手であった、本来のKITの味から大きく逸脱する作品が称賛されがちですが、BASICなアプローチによる魅せ方が一番大事だと思います。
ただ、世界戦では5位という順位に甘んじてしまい、今の審査員たちの見方・ベクトルが大きく「ズレ」ているのだな、と感じました。
また、その方向で進むのであれば、自分のガンプラ路線では永遠に2次突破はないな、と。
まあ、こればっかりは仕方がないのかもしれません。
自分的には、「世界基準」でもこのデンドロビウムが1位だと確信しています。
この写真でよく見てもらいたいのが、コンテナケースの内部に細かなリード線が配されていることなのです。こういった見え難い場所にまで、もし「この機体が現実に存在したならば」という想定のもとでの工作と思います。もうですね、とても同じ星のひととは思えませんでした。このかたは。
■セクション6
フロアを跨いで、発売が確定している製品たちも展示されていました。個人的に、このサザビーはコンシューマー立体物の中で一番の出来栄えだと思いました。店頭にならんだら買うだす。
■セクション7
ガンダムベース東京が収まっているダイバーシティ東京全体を使ってのガンダム祭り中でもあり、そこそこのサイズの立像もあちらこちらで見ることができました。
量産機、テンコ盛りです。
1/1ユニコーンガンダム立像は、タイミングよく変身の時間に立ち会えて、発表会以来、初めてそのシークエンスを見られました。
ユニコーンガンダム立像 変身シークエンス ダイバーシティ東京
ちょっと、個人的には拍子抜けでした。
イメージとしては、先に紹介した「未来形ユニコーンガンダム」のほうが、作品に近いなー、と。
■セクション8
モデラーかつ旧キット大好きとしては、最新の店頭在庫も気になりました。
F91系は、一時切れていたダギイルスやベルガギロス、ビギナギナなどが安定供給開始されたようです。
Vフレーム系もすこし落ち着いたようです。
0083は、GP02Aやガーベラテトラが安定して並ぶようになっていました。
ただ、相変わらずAGE系が弱かったり偏りは目立ちました。
SEEDも、量販店で一度は供給されたモビルグーンやディンがガンダムベース東京では品切れていました。
とまあ、思ったよりも長文になってしまったので、ガンプラ教室についてはエントリーを分けようと思います。
また後程。
やかん
実は前の晩に急に行くことが決まったのですが、それは昨年(2017年)から実施されている『ガンプラ教室』が1月8日で一旦、終了であることを寝床で知ったからなのです。
この教室では「体験会仕様」のガンダムを無料で組み立てられるという内容で、一度、そのガンプラを見てみたかったのが一番の動機です。
ただ、もともとこの日は別の予定が入っていたため、イベントへの参加は朝一で、しかも施設の遊覧は限られた時間で終わらせました。
でも、一度ナマで観たかったGBWC2017の作品が拝めたり、元旦に発表になったMG(マスターグレード)200体目を記念しての発売が決まった「ディープストライカー」の展示ありと、充実の体験でした。
詳細は、いくら口で言っても伝わりにくいので写真を撮ってあるので、それをベタッと貼っておきます。参照ください。
施設自体は『ガンプラ』まみれで、相変わらず作品が好きでも模型は好きではないひとは楽しめない構造ですが、ガンプラ好きならそこそこ遊べる場所かな、と思いました。
では、写真を使って詳報をお届けしようと思います。
■セクション1
模型雑誌からの作例がいくつか展示されていました。今までは、ヨドバシカメラ新宿西口店での展示でしたが、今後はこちらがメインになるのかもしれません。立地的にはちと厄介ですね。
ペインティングルームも本格稼働し始めていて、作例も多く展示されていました。こんな風にもできるんだよ、という幅を見せる意味では大事かと。
■セクション2
展示物自体は一切の撮影が禁止だったので、画はないですが「未来のガンプラ」というコンセプトのもと、モーターで完全変形する(全長も変わる)ユニコーンガンダムを拝見できるイベントが期間限定でひらかれています。
ここだけは言葉での解説になってしまうのですが、まず、サイズは相当大きいです。
そして、変形シークエンスはとんでもなく速いです。
そりゃそうですよね。戦闘中にデストロイモードになるのにモタモタしていたら撃墜されちゃいますもん。
■セクション3
元旦の発表とともに話題となった、MG200体目を記念して発売が決まったディープストライカーのサンプル展示が早くもおこなわれていました。見る限り、ほぼ完成の域のようです。さすが3月にはもう発売されるだけのことはあるな、という印象でした。
大きさは、思ったよりも小型でした。もっと巨体かと想像していました。
動画とともにたくさん写真を撮ったので、お納めください。
MG(マスターグレード) ディープストライカー 360°全周 バンダイ製
撮り過ぎだろ、って? そりゃ、センチネルとの出会いはその後の「ガンダム感」を大きく変えたものであったので、思い入れは相当なものですので、自分。
■セクション4
製品化が予定されている期待の新星たちは、主にはサフ状態での展示で見ることができました。
ガンダムF91は「Ver.2.0」となっていまして、メタルビルドの影響を大きく受けているのかもしれません。たいへん洗練されたKITという印象でした。
ノーマルのバイアランが待望の1/144scaleで登場するようです。嫌いなHGですが、これだけは買うかもしれません。
■セクション5
この作品をナマで観ることができたのは、この日、一番の収穫だったかもしれません。GBWC2017の日本チャンプ、下田重工業さんのデンドロビウムとステイメンです。
巨大なデンドロビウムに目が行きがちですが、その実、コアとなるステイメンの作り込みも尋常でないところに、この作者の凄味を感じます。
下田重工業さんご本人からこの写真にコメントをいただきました。「パンチングの穴の向こう側に微妙に色が違う箇所があるのわかりますでしょうか?
実はここのトラス+パンチングの裏にもう一段ディテールが隠れているんです。」
!!!
作品に添えられた下田さん自身のコメントですが、これは特にこのとおり、と自分は思います。近年、ケレン味であったり満漢全席的な派手であった、本来のKITの味から大きく逸脱する作品が称賛されがちですが、BASICなアプローチによる魅せ方が一番大事だと思います。
ただ、世界戦では5位という順位に甘んじてしまい、今の審査員たちの見方・ベクトルが大きく「ズレ」ているのだな、と感じました。
また、その方向で進むのであれば、自分のガンプラ路線では永遠に2次突破はないな、と。
まあ、こればっかりは仕方がないのかもしれません。
自分的には、「世界基準」でもこのデンドロビウムが1位だと確信しています。
この写真でよく見てもらいたいのが、コンテナケースの内部に細かなリード線が配されていることなのです。こういった見え難い場所にまで、もし「この機体が現実に存在したならば」という想定のもとでの工作と思います。もうですね、とても同じ星のひととは思えませんでした。このかたは。
■セクション6
フロアを跨いで、発売が確定している製品たちも展示されていました。個人的に、このサザビーはコンシューマー立体物の中で一番の出来栄えだと思いました。店頭にならんだら買うだす。
■セクション7
ガンダムベース東京が収まっているダイバーシティ東京全体を使ってのガンダム祭り中でもあり、そこそこのサイズの立像もあちらこちらで見ることができました。
量産機、テンコ盛りです。
1/1ユニコーンガンダム立像は、タイミングよく変身の時間に立ち会えて、発表会以来、初めてそのシークエンスを見られました。
ユニコーンガンダム立像 変身シークエンス ダイバーシティ東京
ちょっと、個人的には拍子抜けでした。
イメージとしては、先に紹介した「未来形ユニコーンガンダム」のほうが、作品に近いなー、と。
■セクション8
モデラーかつ旧キット大好きとしては、最新の店頭在庫も気になりました。
F91系は、一時切れていたダギイルスやベルガギロス、ビギナギナなどが安定供給開始されたようです。
Vフレーム系もすこし落ち着いたようです。
0083は、GP02Aやガーベラテトラが安定して並ぶようになっていました。
ただ、相変わらずAGE系が弱かったり偏りは目立ちました。
SEEDも、量販店で一度は供給されたモビルグーンやディンがガンダムベース東京では品切れていました。
とまあ、思ったよりも長文になってしまったので、ガンプラ教室についてはエントリーを分けようと思います。
また後程。
やかん