初めての挑戦。驚くことばかりです。
あるきっかけで俄然興味を持った、110(ワンテン)フィルムを使うカメラ。
日本では、ポケットフィルム、ポケットカメラなんても呼ばれるらしいですが、とにかくそれで、勢いに任せ、2機種の110フィルムカメラを購入してしまったのは、かなり前にお伝えしました。
それから大分、月日が経ちますが、ようやく写真の状態をお見せできるところまでやってきました。
なんつったって、今や現像してくれるラボがあるだけでも軌跡の状態ですからね。
とにかく、現像からプリントまで時間が掛かる。
加えて、大手ラボではネガのスキャニングは行っていないそうです。
ということで、今回お見せするのは、紙焼き(プリント)をスキャンしたものになります。
でも、その代わり、一切の補正を加えていません。
プリントを素のままスキャンしただけの画像になります。
それで驚いたのが、驚異的な解像度ですね。次の写真なんて、見てください!
どうです? このシャープな写り。
使用しているネガは、こんなに小さいんですよ?
手前に対比として10円硬貨を置いたので、如何にその原版のサイズが小さいか、お解りいただけると思います。
これは、今回の撮影に使ったカメラが、キヤノンの110EDという機種で、当初は購入の予定がなかったのですが、レンズ性能がとても高い、というので併せて買った物です。
構造的には、ピント合わせがレンジファインダー機のような二重像合致タイプのもので、使い慣れないぼくは、まあ撮影にとても時間をくったのですが(家の人にかなり迷惑掛けました)、そのピント合わせ機構のお陰で、ドンピシャだとこんな高解像度の写真が撮れるのです。
もう、ビックリしましたね! これ程の小さなネガから、このようなプリントが生まれてくるのですから。
また、ネガというのもありますし、110EDは明るさに応じた設定機能がきめ細かいため、暗所の撮影もかなり粘ります。
ほかに、ぼくの得意な流し撮りも、条件さえ合致すれば、このように薄暗い水槽の動く被写体でも、かなり鮮明に写りました。
もちろん、これは110EDカメラの性能に依るところも大きいとは思いますが、しかし、110フィルムの想像以上のスペックに、震撼しました。
「豆カメラ」程度で“あそび”かな? としか考えていなかったので、これはたいへん大きな収穫でした。
また、フィルムカートリッジが小さいということは、カメラ筐体もコンパクトで(それでも110EDは大きく重たい)、カバンや胸ポケットに簡単に仕舞えるし、とてもフットワークが良い。
二重像合致のピント合わせさえ慣れれば、これは相当に使えるフォーマットフィルムと感じました。
続きで、今度は、本来の目的であったコニカポケット400という機種での撮影も先日終わらせて、現像に出してきたので、そちらの上がりも楽しみです。
筐体サイズは110EDよりもグッと小さくなるのですが、その分、機能がシンプルで、さて写りは? ってなとこです。
ちなみに、このキヤノン 110EDは、今や懐かし、年と日付が入る機能があり(ON/OFF選べる)、あまりに久し振りであったので、記念に日付を入れてあります(年はもうスペックオーバーで設定不可)。
フィルム自体のスキャンはまた別途、専門にやっているところに出す必要はありますが、最近、工賃が猛烈に上がったハーフ判よりも面白いかもしれません。
また新たな写真フィルム沼に嵌ったようです……。
やかん
あるきっかけで俄然興味を持った、110(ワンテン)フィルムを使うカメラ。
日本では、ポケットフィルム、ポケットカメラなんても呼ばれるらしいですが、とにかくそれで、勢いに任せ、2機種の110フィルムカメラを購入してしまったのは、かなり前にお伝えしました。
それから大分、月日が経ちますが、ようやく写真の状態をお見せできるところまでやってきました。
なんつったって、今や現像してくれるラボがあるだけでも軌跡の状態ですからね。
とにかく、現像からプリントまで時間が掛かる。
加えて、大手ラボではネガのスキャニングは行っていないそうです。
ということで、今回お見せするのは、紙焼き(プリント)をスキャンしたものになります。
でも、その代わり、一切の補正を加えていません。
プリントを素のままスキャンしただけの画像になります。
それで驚いたのが、驚異的な解像度ですね。次の写真なんて、見てください!
どうです? このシャープな写り。
使用しているネガは、こんなに小さいんですよ?
手前に対比として10円硬貨を置いたので、如何にその原版のサイズが小さいか、お解りいただけると思います。
これは、今回の撮影に使ったカメラが、キヤノンの110EDという機種で、当初は購入の予定がなかったのですが、レンズ性能がとても高い、というので併せて買った物です。
構造的には、ピント合わせがレンジファインダー機のような二重像合致タイプのもので、使い慣れないぼくは、まあ撮影にとても時間をくったのですが(家の人にかなり迷惑掛けました)、そのピント合わせ機構のお陰で、ドンピシャだとこんな高解像度の写真が撮れるのです。
もう、ビックリしましたね! これ程の小さなネガから、このようなプリントが生まれてくるのですから。
また、ネガというのもありますし、110EDは明るさに応じた設定機能がきめ細かいため、暗所の撮影もかなり粘ります。
ほかに、ぼくの得意な流し撮りも、条件さえ合致すれば、このように薄暗い水槽の動く被写体でも、かなり鮮明に写りました。
もちろん、これは110EDカメラの性能に依るところも大きいとは思いますが、しかし、110フィルムの想像以上のスペックに、震撼しました。
「豆カメラ」程度で“あそび”かな? としか考えていなかったので、これはたいへん大きな収穫でした。
また、フィルムカートリッジが小さいということは、カメラ筐体もコンパクトで(それでも110EDは大きく重たい)、カバンや胸ポケットに簡単に仕舞えるし、とてもフットワークが良い。
二重像合致のピント合わせさえ慣れれば、これは相当に使えるフォーマットフィルムと感じました。
続きで、今度は、本来の目的であったコニカポケット400という機種での撮影も先日終わらせて、現像に出してきたので、そちらの上がりも楽しみです。
筐体サイズは110EDよりもグッと小さくなるのですが、その分、機能がシンプルで、さて写りは? ってなとこです。
ちなみに、このキヤノン 110EDは、今や懐かし、年と日付が入る機能があり(ON/OFF選べる)、あまりに久し振りであったので、記念に日付を入れてあります(年はもうスペックオーバーで設定不可)。
フィルム自体のスキャンはまた別途、専門にやっているところに出す必要はありますが、最近、工賃が猛烈に上がったハーフ判よりも面白いかもしれません。
また新たな写真フィルム沼に嵌ったようです……。
やかん