最近見た映画

　前回はドラマの話だったので、今回は最近見た映画の話。結構話題作を連続で見た。先ず最初鳴り物入りで大騒ぎだったジフニの話題作2作、「アンテーク」と「キッチン」。特に『アンテーク』はコピプリの反町君もお出ましとあって笑、世の韓流アジュンマ達の待ちに待った期待作。私もちょっと元気を貰おうと気軽な気持ちで見たが之が結構違う所へ持って行かされる苦笑。ジフニが主役だと思ったら、、何と!?『新貴公子』のカメラマンのチャンホだったので二度ビックリ!!彼は『コピプリ』でも作品にピリッと現実味を与えていて流石大ベテランの良い味を出してくれていた。最近史劇でもシリアスな悪役をこなし一段とその存在感が増して来た大好きな俳優さんでLime名優の一人笑。この映画が彼の映画での最初の大役になった作品だと思うので、その意味では私にとって感慨深い映画だった
この映画のもう一つの収穫は何と言っても反町君が意外と演技派だということ。ハンサムでイケメン俳優と言うイメージでいたが、ナカナカ最初のもさっとした高校生も上手く演じていた。内心ジフニ食われ気味笑?と思ったほど笑。又楽しみなペウに出会ってしまった笑!
『良い奴悪い奴可笑しな奴』は、なんだか坊主の拳銃ごっこの様で、なんでこの面子でこれを見なければならないのかと正直???苦笑。宝探しの話なら、以前レビューに書いたパクヨンウの『ワンスアポンナタイム』の方がよっぽど品良くまとまっていてテンポも有り、ずっとLime的には好ましい笑♪どうも最近の作品は必要以上の暴力と性描写が多すぎ無いだろうか?個人的にはカンヌ版のラストが気になる笑♪
古い所では、先日ミンジョン氏の97年の『3人組』を字幕無のビデオで見た。この映画私の大好きな米国映画『ブッチキャシデイとサンスキッド』をモチーフにしてるのがすぐ分かった。あの映画をもっと現実的に描いたと言えば分かり易いと思う。だからどうせならあの映画のノリでどちらも最後まで娯楽に徹した作品作りをしたほうがすっきり見れる気がしたが、製作者としてはその映画のモチーフで、もっと現実社会の矛盾を描きたかったのだろう
個人的にはミンジョンの氏の濃厚なベッドシーン!?とか、他の場面でも成人映画ばりの危なげな場面笑や、修道女服姿の何とも可愛い笑彼が見れたのが収穫だった笑!!冒頭の場面と繋がる彼のメロもこのラストの場面が特に良くて流石メロのミンミンだと再認識!!そのラストで以前映像で見た本人が歌っていた「サラガンフエ(愛した後)♪」がかかっていたのが違うVocalだったが、何より嬉しかった。詩もこのラストに合っていたし選曲も良かったと思う。しかし結構良いメロラインでウルウルしてたのに、、、鼻血で個人的にずっこけてしまった笑!でも最新作『シンキジョン』で良い演技を見せてくれたイギョヨンは、ここでもキチンと良い仕事してます流石!!
この映画調べて分かったんだけど、あの韓国映画の金字塔と名高い『JSA』、『クムジャ』や『オールドボーイ』の監督サンの初期の作品なので、所々キリスト教のメッセージが出てて、コメデイながらちょっとブラックなテイストで訴えかけようとしてるものを最初から感じます。だからもうちょっと編集次第で変わってくると思うなあ、、特にあの鼻血は一つ!お願い致します苦笑!!後字幕版も御願いします笑!!
その意味では、同じバイオレンス系と感じ笑、期待しないで見た『映画は映画だ』はよく出来ている映画だった。ラストの文字通りの泥仕合笑が、この作品の全てを見事に表していた。表に生きる俳優も裏で生きるヤクザも泥だらけになり同じ状態になっていく。そこに違って見えても実は同じ苦しみや汚れた部分を抱えて生きている同じ人間である事を強烈に訴えていて流石キムギドク!!見事だった
この映画は何と言ってもソジソブの魅力を置いては語れない。『ガラスの靴』のイメージで自分の中では止まっていたのだが、今回之ほどまで存在感のある俳優になってるとは思いも寄らなかった笑。ヤクザのTopの役を見事に演じており、ラストの表情もぞっとするほど迫力があった。ただ今度はもっとホッと出来るラブストーリーが見てみたいです笑!!
その意味で女性の目から見ると『キッチン』は見易い映画。ジフニもこっちの方が肩の力が抜けてて見る側もラブストーリーとしてシンプルに楽しめる。キムテウも今まで見た作品の中で一番ハンサム、王子様系でファンとしては嬉しいキャラになってる。ただどう見ても野球選手の感じがしないのがちょっと惜しい。3人のバランスが結構良かったが、やはりこの話は原作の設定の方がもっと家族としての妙が出せて面白いものが出来る気がした。男女3人にに置き換えた為に単なる三角関係のラブストーリーになってしまった気がする。キムテヒがちょっと良かっただけに惜しい作品