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素敵なお家ができました!

お客様にご自慢のお住まいをご提供したい!と、日々奮闘しています。

胴縁(どうぶち)取り付け中!!

2006年10月16日 | Weblog

今日のお天気

朝晩の気温と日中の寒暖差が激しく、風邪がちらほら流行りだしているようです。

山一のパワフル専務も早速風邪菌にやられ、鼻水ズルズル、鼻声で迫力をなくしております。

今年は例年に比べおたふく風邪も大流行らしく、皆様 “要注意” です

 

さて本日のTUSSI邸ですが、

10/14(土)に防水紙を貼り終え、今日は胴縁(どうぶち)を取り付けてます。(写真2枚目)

      胴縁とは、壁の中の柱と間柱とに打ち付ける壁の下地部材のことです。

          縦胴縁と横胴縁があり、TUSSI邸では厚み18mmの桧の胴縁を

        縦に取り付けてます。

            胴縁の厚みの分だけ二重構造となり、ここに空気が通る仕組みです。

       これを、空気が壁を通る事によりクッションになり、

       暑さ寒さを和らげる“通気工法”といいます。

       TUSSI邸では、外断熱での通気工法を採用しています。   

  外断熱とは・・・

     家を断熱するとき、今まではグラスウールなどの断熱材を外壁と内壁の壁空洞に、

       柱と柱の間に埋め込むように入れる内断熱でした。

       現在も新築の90%以上がこの「内断熱」を採用しています。

       これに対して壁空洞を残したまま、柱の外側に板状の断熱材を途切れることなく張りつめるのが

       「外断熱」です。

           
 〔内断熱と外断熱の比較〕

  内断熱(充填断熱) 外断熱(外張断熱)
断熱部(床・壁) 柱と柱の間 柱の外側
断熱部(屋根) 天井 屋根
断熱部(基礎) 基礎
断熱材 グラスウール他 ポリスチレンフォーム・ウレタン他
普及程度
(日本)
圧倒的多数 極少数
普及程度
(スウェーデン)
1970年代まで 近年は全て
断熱の連続性 柱や土台などの
構造体で途切れる
基礎から屋根まで
途切れずすっぽり断熱
壁体内通気 なし あり
(当社では積極的に確保)
断熱性能 低い 高い
気密性能 低い 高い
蓄熱性能 低い 高い
床下湿度 高い 低い
梅雨時室内湿度 高い 低い
梅雨時木部湿度 高い 低い
冬季室内湿度 乾燥 正常
冬季木部湿度 乾燥 正常
換気効率 低い 高い
快適温度帯 夏季低め、冬季高め 夏季高め、冬季低め
地中温度利用 不可能 可能
温度差
省エネ性 低い 高い
耐久性 低い 高い
施工性
安易
熟練が必要

  以上の理由から、最近は外断熱がお勧め(特に省エネ性において)なのですが、

  現段階では、内断熱に比べコスト面でかなり高くなるのが実情です。

 

                           

  

  

   

       

   

 

 



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1 コメント

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勉強になりました。 (dorami)
2006-10-17 00:02:48
しばらくブログを覘かない間に、随分工事が進んでるようですねびっくりです。

写真を見るだけでも、立派な建物だということが伝わってきます。

今回は外断熱について勉強することができて、よかったです

これからも楽しみにしています。

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