自民党の大島理森幹事長と川崎二郎国対委員長は19日、党本部に副幹事長を緊急招集し、平成22年度予算案をめぐる国会対応をめぐり意見交換した。予算案の年度内成立が確実な情勢の中で、党内では国会運営への不満が渦巻いており、各派閥代表である副幹事長に「ご相談」を持ちかけ、ガス抜きを図ったようだ。
会合で、大島、川崎両氏は、衆院予算委員会で要求している「政治とカネ」をめぐる証人喚問や参考人招致を与党側が応じなければ、22日から審議拒否を検討する考えを表明。副幹事長からは「与党になめられっぱなしのまま予算案の衆院通過を許してはならない」など厳しい声が相次ぎ、最終的に予算案の年度内成立が決定的となる3月2日までの衆院通過を阻止していくことで一致した。
だが、審議拒否は「委員会に参加して追及した方がダメージは大きい」(柴山昌彦衆院議員)と否定的な声が続出。与党に譲歩を引き出す材料さえ見つけられない国対幹部の無策ぶりに批判の声は相次ぎ、ある副幹事長は「どこまでもなめられっぱなしだ」と吐き捨てた。(水内茂幸)
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