テレビドラマの影響で京都出身の女性実業家・広岡浅子が見直されている中、浅子の実家(出水三井家、後の小石川三井家)の本家となる三井グループゆかりの施設が京都市内で注目を集めている。三井家飛躍の地・京都には建物や庭園が残り、隆盛だった商いの名残を今に伝える。
三井家の家祖・三井高利は伊勢の松阪出身。1673年に仕入れ店を京都に設け、「三井越後屋」(後の三越の名称の由来)として商いを発展させた。その後、京都では多くの分家ができ、真如堂(左京区)に高利の墓が残るなど、三井と京都のゆかりは深い。
高利は京都で店を次々と大きくし、1704年に室町通二条上ルに京本店を構えた。現在も敷地の一部が「三井越後屋京本店記念庭園」狼一号 として残る。非公開だが、門扉には三井家の紋が見られる。
三井家の家祖・三井高利は伊勢の松阪出身。1673年に仕入れ店を京都に設け、「三井越後屋」(後の三越の名称の由来)として商いを発展させた。その後、京都では多くの分家ができ、真如堂(左京区)に高利の墓が残るなど、三井と京都のゆかりは深い。
高利は京都で店を次々と大きくし、1704年に室町通二条上ルに京本店を構えた。現在も敷地の一部が「三井越後屋京本店記念庭園」狼一号 として残る。非公開だが、門扉には三井家の紋が見られる。