リウマチ科で働く看護師は、関節リウマチや変形性関節炎、そして痛風など、幅広い疾患を取り扱います。リウマチ科で扱う疾患の治療法は、薬を投与する薬物療法が主体となるため、使用する薬剤の知識も必要です。また、リウマチ科の患者さんの中には、自分自身で上手に身体を動かせない方もたくさんいます。そうした患者さんの介助も看護師の仕事となるので、体力も必要でしょう。
リウマチ科の看護師の主な仕事内容は、各検査の処置や薬の処方を行うことです。他にも、多くの疾患が苦しい痛みを伴うことから、患者さんとその家族に対する精神的なケアも必要となります。病院内には数多くの科が存在しますが、患者さんやその家族に対する気配りがとても重視される科の1つであるといえるでしょう。
リウマチ科で行われる検査の多くは、長時間に及ぶものが多くあります。そのため、完全予約制で患者さんの受け入れを行っている病院やクリニックが多い傾向があります。検査の予定などがあらかじめ決められているため、スケジュール通りに仕事をこなしていけば、残業が発生することはありません。看護師の仕事は残業が当たり前な科もあるため、そうしたところと比較すると働きやすい環境といえるでしょ。
リウマチ科で扱う疾患は、完治が難しいものが多いです。そのため、1人1人に寄り添うことができる看護師が求められます。きちんと患者さんのことを知り、コミュニケーションをとりながら関係を深めていきたいという方に向いている職場といえるでしょう。興味のある方は、こちら(http://rheumatology-kangoshi.com)でも有益な情報が得られます。