さすがに呆れて気の利いた冗談ひとつも思いつかない

「再チャレンジを」安倍氏へ、退任の的場前副長官(朝日新聞) - goo ニュース

　こう言ったら何だが再チャレンジどころか「今後は一国会議員として」という発言ですら耳を疑ったぜ，オレは。あんた，健康がどうのこうの言ったってもう少しちゃんとした責任の取りようと言うものがあったろうに。

　なにしろこいつのやったことってったら，まるで子供が「うまく行かないからもうやんぴ」とルービック・キューブを放り出したみたいなもんなのだぞ。首相として失格というより，国会議員としても失格，社会人としてもちょっとなぁ，というくらいの所業である。

　確かに故・安藤百福翁の言葉通り，「人生に遅過ぎるということはない」とオレも思う。が，コイツの場合，「今からでも遅くないから社会人になりたての頃に戻って修業しなおしなさい」てのが適当だろう。それもどうせコネで入った神戸製鋼なんかぢゃなくて，どっかの零細企業からやり直すべきだ。そういうところにも就職できないひとが山のようにいるんだぞ。

　この発言をした元官房副長官のマトバという爺さんも爺さんである。73にもなってそんなこともわかんないのか。それとも落語に出てくる田中三太夫とかみたいな「お殿様大事」のボンクラなのか。政治家だけかと思ったら官僚の取り巻きもこんなヤツばっかりだったのだな。さすがに呆れて気の利いた冗談ひとつも思いつかないわい。